時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

また中国で

2007-08-21 12:20:59 | 
中国全土で豚のウイルス感染症「豚繁殖・呼吸障害症候群(porcine reproductive and respiratory syndrome:PRRS)」が猛威を振るっているようだ。

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「PRRS」: 体液や排せつ物を通じ感染が広がる。豚が発病すると、高熱と食欲不振、呼吸困難などの症状を起こし、母豚には流産、死産が見られる。死亡するときには耳が青く変色するために「青耳病」とも呼ばれる。人体に害があるかに関しては分かっていない。
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2007年だけで25万7000頭が発症、
17万5000頭が処分されたようだ。
昨年は40万頭が病死。

豚肉輸出量世界4位の中国。
この感染症が国外に“輸出”される危険もある。
日本は、2006年の統計をみると
アメリカ、カナダ、デンマーク、メキシコ、チリの順で輸入量が多いらしい。
豚肉に関しては、あまり中国に依存していないといことになっている。
今の所「対岸の火事」の感覚である。

しかし、ベトナム中部クアンナム省などでも流行しているようだ。

中国では
豚連鎖球菌、
口蹄疫、
PRRSと
豚の疾病流行が相次ぐ一方で、世界的な飼料用トウモロコシの高騰が重なり、廃業に追い込まれる養豚業者が続出しているらしい。

これにより豚肉の価格も急騰し、豚肉不足を見込み、ヤミ業者が病死豚肉を市場に流す事件が広東省などで相次ぎ、食の安全をさらに脅かしているようだ。

次から次へと、色々な形で食の汚染が拡大して
どの食品が安全で安心して食べることができるのか
分らなくなってきてしまっているように思う。

フランスの食品危機?!

2007-08-21 12:05:04 | 
フランスで川魚や牛乳の汚染

フランス東南部のローヌ川で獲れる魚から
猛毒のポリ塩化ビフェニール(PCB)が見つかり、
同川での魚の全面的な食用が禁止された

フランスでは1987年にPCBが禁止されている
が、昨年からローヌ川でPCB濃度の高い魚が見つかり出した
2007年2月にイゼール川とアン川でも見つかっているようだ。
色々な原因が考えられるが、出所はまだ不明。

中部のロワール川でも水銀に汚染された魚がみつかっている

北西部ルドンの100件ほどの農家から出荷された牛乳から
ダイオキシンも発見され、回収が行われている・・・
が、こちらも原因解明に至っていないようだ。

PCBもダイオキシンも人間が自然環境中に放出したものだ。
それが、人間の食料とするものへ移行し、
人間に対して恐怖を導きだしている。

川や海が汚染されれば、人間は生きていけないということを
実感するときがやってきてしまったようだ。
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