時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

こんにゃくゼリー

2007-08-09 15:31:35 | 事件・事故
こんにゃくゼリーを食べた人が窒息死した事故を受け

農林水産省がやっと・・・

菓子やこんにゃくなどの16の業界団体を通じて実施した緊急調査の結果を発表したようだ。
アンケートの回答は、29社、
製造社22
販売者6
輸入1

ミニカップタイプの商品を製造・販売している企業は
12社中、事故後、5社が製造や販売を取りやめた・・・取りやめる予定のようだ。
7社はこんにゃく粉の配合量を減らしてやわらかくしたり、
注意表示を見直したりして窒息事故防止策を行ったようだ。

48商品のテストを行ったようだ。
事故製品の内2つほどは、弾力とかたさが飛びぬけているようだが、
事故を起こしたものでも他の製品とあまり変わらないものもあった。
ただ単に弾力とかたさだけの問題でもなさそうに思うのだが・・・

また、こんにゃく粉又はマンナンと共に使用されたゲル化剤の種類によっても
かなり弾力やかたさにばらつきがあるようだ。今回は7商品の結果が出ていた・・・

(ア)こんにゃく粉と寒天(2)
     ---弾力--16%と21%、かたさ--0.3 N/cm2と0.8 N/cm2---低い値
(イ)こんにゃく粉、カラギーナン、ローカストビーンガム(2)
     ---弾力--60%と64%、かたさ--7.6N/cm2と8.2N/cm2----高い値
(ウ)寒天、マンナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム(2)
     ---弾力--28~42%、かたさ--1.1~2.1N/cm2
(エ)マンナン,ローカストビーンガム,カラギーナン,キサンタンガム(1)
     ---弾力--73%と75%、かたさ--7.1 N/cm2と10.1N/cm2---最も高い

よくお正月に起こる事故で
お餅を喉に詰まらせて・・・というのがある。

これはほっておいていいのだろうか。
伝統的な食べ物なので、誰もが知っているからか。
それとも自分で作って調理して・・・と
完全に自己責任ということなのだろうか。

ということは、
危険そうなものは、やはり自分たちで気をつけないといけないということであろう。
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エステのキャッチセールス

2007-08-09 10:30:14 | 事件・事故
経済産業省は8/8、
目的を隠したまま強引なキャッチセールスをしたうえ、
事実と異なる説明をしたとして、
東京・大阪・福岡などでエステ店を経営する
ヴィーナスグループ
「ソシアル」「ヴィーナス」「シャラ」「ソルリオ」に
新規勧誘・契約を6カ月間停止する命令を出したようだ。

渋谷などの街頭で通行人に
「アンケートに答えて」
「今なら1回1000円でエステを受けられる」
などと目的と異なることを告げ、
断られているにもかかわらず
近くのビルの上階にある営業所などに強引に連れて行き勧誘していたらしい。

紫外線を当てた「肌チェック」の際には、
「毛穴が開いていて角質の汚れが取れていない」
「25歳までにやらないと手遅れになる」などと
マニュアルを作って事実?と異なる説明を繰り返していたようだ。

強引に説明されたら、なかなか断るのは難しい!!

20~30代の若い男女を中心に
新規契約は年約3000件
費用は1年契約で1人30万~70万円らしい。

解約を巡るトラブルも含め年間200件ほどの苦情が全国の消費生活センターに寄せられていたらしい。
数字からみると、約7%ほどの人が苦情を言ったことになる。

真面目にやっているエステもあるとは思うが、
こういう悪質なところが後を絶たないようにも感じる。
あまり放置しておくと業界全体が衰退しかねない。
またもや正直者が損?をする世界なのだろうか。
悪質なところをもっと摘発してもらいたいものである。

しかし、女性の美への追及が尽きない限り、
存続する世界でもあるようだ。