語録:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)
今週の「AI日本株式オープン、この一言」は
次世代の資産運用
です。
これは、2017年2月24日「MUFG Innovation Hub:三菱UFJ信託銀行が運用する、人工知能を活用した投資信託とは」からの一節です。
ディープラーニングなど高度な技術による運用はベンチャー企業の専売特許ではない。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の、AIによる資産運用の現場を追いかけてみよう。
今回、AIによる資産運用についてインタビューしたのは、三菱UFJ信託銀行ならびに三菱UFJトラスト投資工学研究所(MTEC)。
「次世代の資産運用」として、飛躍的に向上してきたコンピュータの処理能力とビッグデータ、そしてデータから価値ある知見を導き出すためのAI技術を組み合わせて、新たな形での資産運用を広めていこうとする構えだ。
AI日本株式オープンは、最先端の高度な技術を使って実現した「次世代の資産運用」であるという華々しい謳い文句とともに登場しました。
そして、その謳い文句と現実のギャップに多くの人が落胆し、現在では、本当に、話題にすら上らなくなってしまいました。
週間パフォーマンス
今週のパフォーマンスは、前週末比▲0.07%とマイナスとなりました。
また、インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)は▲0.75%のマイナスでした。
そのため、リスクを抑制したインデックス投資の場合と比べて、+0.68%とアウトパフォームしました。
この結果、設定来のパフォーマンスは以下のようになりました:
- AI日本株式オープン:▲7.85%(購入時手数料:2.16%)
- 購入時手数料考慮前:▲5.69%
- インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%):+4.40% (購入時手数料:0.0%)
- 超過リターン:▲12.25%のアンダーパフォーム
累和日次リターン(日次リターンを単純に加算したもの) と ヒストリカル・ボラティリティ(日次、年率換算)の推移
参考資料
三菱UFJ国際投信:『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』
https://www.am.mufg.jp/fund/252629.html
※ 週次モニタリングでは、『基準価額(分配金再投資)』の日次データ(時系列)は、三菱UFJ国際投信のサイトに掲載されている値(丸め処理にバグ有)を使用しています。
データチェックのための比較対象がないことから、このような対応にしています。なお、これによって、設定来のパフォーマンスには若干の誤差が生じる場合があります。