投信メモ

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・『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』03314172:JP

2018年12月3日(月) ~ 12月7日(金):AI日本株式オープン(絶対収益追求型)の週次パフォーマンス

2018-12-08 | 週次モニタリング:AI日本株式

 

語録:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)

今週の「AI日本株式オープン、この一言」は

次世代の資産運用

です。

これは、2017年2月24日「MUFG Innovation Hub:三菱UFJ信託銀行が運用する、人工知能を活用した投資信託とは」からの一節です。

ディープラーニングなど高度な技術による運用はベンチャー企業の専売特許ではない。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の、AIによる資産運用の現場を追いかけてみよう。

今回、AIによる資産運用についてインタビューしたのは、三菱UFJ信託銀行ならびに三菱UFJトラスト投資工学研究所(MTEC)。
「次世代の資産運用」として、飛躍的に向上してきたコンピュータの処理能力とビッグデータ、そしてデータから価値ある知見を導き出すためのAI技術を組み合わせて、新たな形での資産運用を広めていこうとする構えだ。

 

AI日本株式オープンは、最先端の高度な技術を使って実現した「次世代の資産運用」であるという華々しい謳い文句とともに登場しました。
そして、その謳い文句と現実のギャップに多くの人が落胆し、現在では、本当に、話題にすら上らなくなってしまいました。

 

 

 

 

週間パフォーマンス

今週のパフォーマンスは、前週末比▲0.07%とマイナスとなりました。

また、インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)は▲0.75%のマイナスでした。

そのため、リスクを抑制したインデックス投資の場合と比べて、+0.68%とアウトパフォームしました。




この結果、設定来のパフォーマンスは以下のようになりました:

  • AI日本株式オープン:▲7.85%(購入時手数料:2.16%)
    • 購入時手数料考慮前:▲5.69%
  • インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%):+4.40% (購入時手数料:0.0%)

  • 超過リターン:▲12.25%のアンダーパフォーム
 
※ 購入時手数料は、設定時にカブドットコム証券で一括購入したと想定
※ インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)とは、例えば、設定日にAI日本株式に500万円投資している場合、日経225ETFに125万円投資して残りの375万円は現金のまま保有することに対応したもの。リバランスはなし。





累和日次リターン(日次リターンを単純に加算したもの) と ヒストリカル・ボラティリティ(日次、年率換算)の推移



参考資料

三菱UFJ国際投信:『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』
https://www.am.mufg.jp/fund/252629.html

 

 

 

※ 週次モニタリングでは、『基準価額(分配金再投資)』の日次データ(時系列)は、三菱UFJ国際投信のサイトに掲載されている値(丸め処理にバグ有)を使用しています。
  データチェックのための比較対象がないことから、このような対応にしています。なお、これによって、設定来のパフォーマンスには若干の誤差が生じる場合があります。

 ☞ 投信の「基準価額(分配金再投資後)」の値、SBI証券と三菱UFJ国際投信でちょっと違うのはなぜ?