裏山の畑地に、去年まで広島市が実施していた、剪定枝をチップ化して
肥料分を加え、放置して熟成させた後に、希望者に無料で土壌改良材として
提供してきた土が有る。
一日、200kgまでと決められた分量を、何日も通い2トンくらい貯め込んだ山が有る。
肥料分を多く含くみ腐葉土化したその土壌改良材は、何かの野菜を植える前に
少しづつ加えて土を耕すと、野菜が元気に育つと家内がご満悦だ。
その土壌改良材の山は、野菜に良いばかりではなく、自然界で他にも好むものがいる。
カブトムシの幼虫である。
植木の剪定枝の中に産み付けていた卵が、放置されて幼虫として育ってきたのか
もしくは、山のすぐ近くに有った剪定枝リサイクルセンターの放置された熟成土の中の環境を好んで
わざわざ、卵を産み付けらきたのか定かではないが、とにかく幼虫が多く成長してくる。
今年の夏も、幼虫→さなぎ→カブトムシのオス成虫が誕生した。
処で、上の写真の簡易土壌改良材置場としていた囲いが、倒れて崩れてしまっていたので
立て直してしっかりさせたが、スコップで一山掘り起こす度に
子供のこぶし大に成長したカブトムシの幼虫がゴロゴロと出てくる。
この小さな土の山の中には数えきれないくらい無数の幼虫が育っている。
さしずめ、カブトムシ成育装置と言えるかもしれない。
もうすでに、10匹くらいは掘り出してケージの中で飼育しているが
さて、残りはどうするか? そのまま自然に返してやるか!
今年夏のカブトムシさなぎ
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