今は、バス路線に頼るしかない延岡から熊本の直線を結ぶ
高千穂線 高千穂鉄道は、大正11年の「改正鉄道施設法」で延岡から熊本までの九州横断鉄道路線として
認可され線路の施設が開始され
昭和3年、熊本側の立野駅から高森駅間が宮地線として開通した。
そして、延岡側も延岡駅から高千穂駅までが開通した。
しかし、その後のトンネル掘削での出水事故や台風被害によって、高千穂鉄道は平成19年に全線廃止となり
今に至っている。
しかし、高千穂駅周辺の当時開通していた線路を活用して、高千穂駅から日本一の高さを誇る高千穂鉄橋最高地点までの約5.1kmの間を
オリジナルの「グランド・スーパーカート」で往復するアトラクション鉄道として、現在運航され人気を博している。
それが、高千穂あまてらす鉄道だ。
オープンなトロッコ式車輌を利用して、トンネルの中では上の写真のような幻想的な雰囲気が醸しだされ
また、折り返し地点の日本一の高千穂鉄橋上(高さ105m)では運転手さんがシャボン玉を発生させるというサービスも人気の的だ。
古い高千穂駅舎の中には、今でも延岡駅までの時刻表が掲示されている。
往復30分の観覧体験だが、常に乗客がいっぱいで次の便での乗り込み待ちといった所だ。
さあ、スーパーカートに乗って観覧への出発だ
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