いずっじー の ふわふわ浮浪雲

安いカメラ携帯を持って、自宅の周囲を漂います。

44鞍騎乗 ベル クレイン東広島

2024年08月22日 17時53分00秒 | 乗馬

もうお盆はとっくに過ぎた筈なのに、今年はいまだに暑い日が続く。

この乗馬クラブ クレイン東広島は2016年10月に、元湖畔の古い温泉旅館跡地を買い取って開設されたと聞く。

開設されて、もうすぐ8周年となる訳か?

その歴史の中で、我々も通い始めて早や2年近くなる。

 

そんな乗馬クラブクレイン東広島で44鞍の騎乗を行った。

騎乗馬はベルちゃん。

このクラブでは珍しいメス馬ちゃんである。

小型の体型ながら、扶助には素直に反応してくれ良く走ってくれるが

今回で6回目のべルへの騎乗となるが、最初の頃は良く前の馬を追っかけて

くっついてしまい扶助の難しさを味わった馬だ。

野生の馬は、グループを作って暮らしている。

その習性から、他の馬とくっつきながら行動し外敵から身を守る。

特に性別がメスなので、その傾向が強いらしい。

一時期、悩んでしまって別の専用馬制度で、騎乗をたやすくしようかと考え実行した

原因を作った馬である。

前の馬とくっつくので、一旦停止させる。そうすると再度動かす時にはぎくしゃくして

うまく動いてくれない。

しかし、放っておくとまた前の馬にくっつくので止める。それを繰り返すと馬のやる気が無くなってしまって

スムーズな団体行動が出来なくなる。

乗馬を行う時は部班運動と言って、それぞれが3馬身程度の一定の間隔を保ってサークルを周回しなければならない。

一頭でも、それが出来ない馬が居ると、そのサークル全体の問題として、扶助をしながら馬にいろんな動きをさせる

団体行動が出来なくなる。

 

しかし、44鞍まで乗ってくる間に多くの事を学んだ。

馬のやる気を削がないように、停止させずにスピードを減速させる方法。

或いは逆に前の馬と離れた時には、少しスピードを出して馬間隔を縮める方法。

44鞍目としては、何とか問題なく馬間隔を保つことが出来、43鞍目での軽速歩の立座りについて

足の位置と姿勢の修正によって、良い状態で乗馬を終了する事が出来た。

2年間の牛歩ともいうべき騎乗は無駄ではなかったか? 今日は満足のいく乗馬だった。

有難うベルちゃん!

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