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1920年代の中国山東省。若くして造り酒屋の未亡人となった九児(チウアル)は、使用人との間に子をもうけ、仲間と一緒にたくましく商売を営んでいた。だが突如として現れた日本軍によって、彼らの運命は大きく揺さぶられてゆく・・・・・・。
紅いコーリャン 1987年/中国/チャン・イーモウ
激動の人生を生きたおばあさんの強さよりも、日本の残虐性を描きたかったのか?と、どうしても、そちらに意識を持っていかれてしまいました。
どこまでが実話なのかハッキリさせてほしいなと思いました。
実話だったとしたら、日本が嫌われるのは仕方ないかな~と、どこか他人事で申し訳ないとは思いますが、あまり厳粛な気持ちにはなれませんでした。
こういう残虐さを比較するのもなんですが、中国は未だに……って感じですから。
コン・リーの存在感や演技などは、やはり才能なんだな~と感じました。
素晴らしいと思います。
歯並びと鼻が今とは随分違っていて驚きましたが…。
映像的にも、チャン・イーモウらしさがあり、こちらもやはり才能なんだな~と思いました。
これが精一杯の感想です。