松尾芭蕉の「奥の細道」の巻頭、序文を飾った名句に「草の戸も住み替る代ぞ雛の家」があります。(^。^)
雛の家とは、素直に読めば雛壇飾りのあるお家だと思われます。住み慣れた江戸深川の芭蕉庵をあとに奥の細道の旅へ出立する際、古家を継いだのは、女の子の居る家族だったのでしょう。(^_^)
ひな祭りの記憶と言えば、ちらし寿司、、、関西ではバラ寿司とも言いますが、桃の節句になると、母親が必ず作ってくれました。(^_^)
後年、京都洛中では、ひな祭りに、はまぐりなどの二枚貝を使った吸い物も出されると知りました。子宝に恵まれることを願ってのことです。(^。^)
桃の節句を祝って一句。
「桃の花酒より貝と雛の寿司」 祖谷馬関