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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「塚も動け我泣声は秋の風」 芭蕉

プロ野球のドラフト会議が開かれましたね。(^。^)

毎年のことながら、指名を巡って悲喜交々、若きアスリートたちの明暗が決まる、冷酷な場でもあります。( ; _ ; )/~~~

しかし、一方で、過去を振り返ると、入団後の軌跡もまた人それぞれ、千差万別です。(^-^)

ドラフト6位指名に潜り込んで、その後の努力により、阪神タイガースの主砲にまで昇り詰めた掛布雅之選手。(^_^)

かのイチロー選手も、オリックスから受けた指名は第4順位でした。(^。^)

反対に、輝かしいドラフト1位でも、入団後、一軍で活躍することなく退団に追い込まれた選手も多々あります。(^-^)

ということは、ドラフトの機会だけではなく、人生そのものが悲喜交々、、、禍福は糾う縄の如し、、、奢らず、また落胆し過ぎず、意気揚々と歩むべきですね。(^_^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さて、「奥の細道」より、今日の一句。

「塚も動け我泣声は秋の風」 芭蕉

この句は、以前に読んだことがあり、句の中の塚は、誰かの墓だった気がするのですが、、、思い出せない、、、( ; _ ; )/~~~

ネットで調べてみましょう。(^。^)

(解説)
『おくのほそ道』の金沢での句。
小杉一笑という有能な弟子と会えるのを楽しみに金沢に来た芭蕉だったが、一笑は36歳の若さですでに亡くなっていた。その追善供養で詠んだ句。
 この句は一笑に会えなかった悲しみを素直に詠んでいる。芭蕉に、これほど生の感情が出た句は珍しい。

(句意)
一笑の墓も動いてくれ。悲しみで泣く私の声は、今秋風となって吹き荒れていることよ。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

塚の主は、弟子の一笑だったのですね。
芭蕉翁は、一笑とは文通で交流していたそうですが、会ったことはなく、この機会に初対面となる予定でした。
それだけに、落胆の度合いは計り知れないものだったでしょう。m(__)m

そう考えると、芭蕉翁の慟哭が生々しく伝わって来ますね。( ; _ ; )/~~~

では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「日めくりに心急かされ冬支度」 祖谷馬関

(注)冬支度は晩秋の季語。雪国では庭木の雪折れを防ぐために、雪吊や藪巻を木に施す。また家の周りを板で囲んで風雪から家を守ったり、越冬野菜などを買い込んだりして、長く厳しい冬に備える。

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