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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

新聞の効用と風炎現象

日曜日の新聞をざっと見渡してみると、あらためて、相当に幅広い話題が掲載されていることに気づきました。(^。^)

例えば、表紙にあたる1面から4面までの4ページ分で、見出しと概要だけ挙げてみると、こんな感じです。(^-^)

(1面)
「次世代日本車シェア3割へ」
・2030年に日本の次世代自動車(SDV)の世界販売シェア3割を目指す。
「AI国際条約初採択」
・欧州評議会(46か国)で、AIのリスクを軽減し利益を生かすために採択。EUや米英、日本なども参加。

(2面)
「人口減、識者に聞く」
・日本の少子化対策は出産に至る前の若い人たちに届いていない。世界的にも手厚い日本の育休制度などの情報発信を強化すべき。
「NY株、終値4万ドル台」
・ダウ平均株価(30種)が史上初の4万ドルを超えた。30年間で11倍、利下げへの期待や生成AIブームを追い風に。

(3面)
「後発薬、業界再編に壁」
・咳止め薬などの供給不足が三年以上続く中、ジェネリック医薬品(後発薬)業界の再編を進め生産体制強化を柱とした国の報告書が固まった。

(4面)
「100円ショップ、1兆円市場」
・市場規模は10年で1.6倍、店舗数は1.5倍の8,900店に。300円ショップも1,100店に。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

この4面を眺めるのに10分間ほどを要しましたが、この時間で時事問題や社会的課題をざっと把握できるというのは、新聞ならではのメリットだと思います。(^_^)

ネットニュースは、いつでもどこでも手軽に読むことができる利点がありますが、新聞のように「全体を眺める」という動作には向きません。m(._.)m

「ざっと把握する」という、情報へのアプローチが得意な新聞、、、あわせて、予期せぬ情報と出会う「偶発性」も紙面を読む魅力の一つだと思います。٩( ᐛ )و

その一方で、今朝の新聞は全体で28ページもあり、これを一時に精読することはほとんど不可能でしょう。(≧∇≦)

読み手によって「読む深さ」が異なることも新聞の持つ特徴と言えるかもしれませんね。( ; _ ; )/~~~

「風炎に春のページの捲れたり」 祖谷馬関

(注)風炎(フェーン)は晩春の季語。湿った南風が日本列島の中央山脈にぶつかり太平洋側に雨を降らせた後、乾いた空気が日本海側に吹き下ろし、急激に気温が上がる現象。山火事などの原因となる。ドイツ語のフェーン現象は新聞などでお馴染みだが、それをもじった言葉。
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