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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

恐ろしい罵声、「悪態祭」

今日はクリスマスではありますが、サンタさんには全然関係ない、むしろその意に反する祭の話です。(°▽°)

その祭の名は「悪態祭」

茨城県笠間市泉の愛宕山山腹にある愛宕神社の北に鎮座する「飯綱神社」、ここでの「悪態祭」は、行事の最中に参詣人の悪口が飛び交うことから、そう呼ばれており、「悪退祭」とも表記されるそうです。(≧∇≦)

以下、ネットより引用。

奇祭「悪態祭」の由来については、おん霊や疫病を退治する悪退祭りや領主が住民の日頃の不平や不満を悪態の中から探ろうとしたなどさまざまな説があります。

「悪態祭」は、愛宕神社の総代の人たちによって催行され、その北側にある飯綱神社にて催されます。

白装束で天狗の格好をした13人の天狗が、16ヶ所の祠へお供え物をして回りますが、この時に、参拝者同士で「ばかやろう!」「早く歩け!」など罵声を浴びせあい、お供え物を奪い合うという変わったお祭りです。

そのお供え物を持ち帰ると、「無病息災」・「家内安全」・「五穀豊穣」のご利益があるとされていることから、参拝者は先を争ってお供え物を奪い合い、参拝者同士の悪態が神聖静寂な境内にこだまします。

テレビニュースで特集されていましたが、沿道の参拝者たちは恐ろしいほどの「悪態」で、行列をなす13名の「天狗役」に対して、「馬鹿野郎!、よそ見してんじゃねーよ!、早く歩け!」とか、「ピアスなんかして何やってんだ、この大馬鹿野郎!」などど、容赦ありません。( ; _ ; )/~~~

インタビューに答えていた天狗役の一人は、「あれだけ全否定されると精神に堪えます」とぐったりした様子。m(._.)m

また、今年は辛くも天狗役を外れた男性、、、「本当にラッキーだった」と幸運を噛み締めていたのが、微笑ましい場面でしたね。(^_^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

クリスマスも、当初は、キリスト教の信者たちが始めたお祭りだったはずですが、今や地球上の多くの国でポピュラーな祝い事になっています。(^。^)

もしや、何かの間違いで、この「悪態祭」の風習が全世界に広がったら、、、いよいよ天狗役にはなりたくありませんね!!(◎_◎;)

「馬鹿野郎阿弥陀乃罵声永観忌」 祖谷馬関

(注)永観忌は仲冬の季語。陰暦十一月二日、京都東山禅林寺(永観堂)の開祖永観の忌日。平安後期の三論宗の僧で東大寺の別当を務め、祥名念仏による浄土宗の普及に努める。この寺は、紅葉の名所として、又、本尊の阿弥陀如来が、お堂で修行中の永観の先を歩き、振り返りながら「永観、遅し!」と諭した「見返りの阿弥陀」の説話で殊に名高い。天永二年入寂、七十九歳。
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