ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

七時雨山(2009.8.23)

2009年08月23日 |  いわての山々

八幡平市の七時雨山は、岩崎元郎氏の新日本百名山の一つに数えられている山です。

その登山口となる七時雨山荘の一帯は、とても美しい場所です。

七時雨山、牧草地、そして山荘の赤い屋根が鮮やかにマッチしていて、岩手の高原を凝縮したような風景が広がっています。

山荘の横の作業道を歩きはじめ、しばらくは、たくさんの牛たちが放牧されている牧草地の中を進みます。

今日は、とても天気が良く、牛たちも木陰で、のんびりと涼んでいました。

牧草地を歩きながら振り返ると、向いの田代平が、とても美しいです。

こうした絶景の高原の牧草地を歩くのは、とても気持ちがいいです。

ただし、ここは、牛さんたちの生活の場ですから、いわゆる”田舎の香水”の匂いが、若干、気になるのと、その香水の元、特に、乾き切らないものを踏まないように、十分に注意する必要があります。

ともあれ、30分ほどで牧草地を抜け、本格的な登山道に入ります。

林の中は、とても涼しいのですが、七合目付近までの登り道は、けっこう急であり、すぐに汗だくになってしまいます。

そして、八合目を過ぎた辺りからは、登りの勾配も、やや緩やかになり、歩きはじめてから概ね1時間半くらいで、まず、1060mの北峰に出ます。

ただ、この七時雨の頂上は、隣の南峰なので、北峰をいったん下って、向こうに見える南峰まで、さらに10分程度歩かなければなりません。

南峰の標高は、1063mであり、本日のここからの眺望は見事でした。

360度のパノラマですが、どうしても、最初に目に入るのは岩手山です。

また、安比高原スキー場と安比グランドホテル、そして、更に奥には、八幡平の風景が広がっています。

さらに、今日は早池峰山まで見えるほど天気が良かったので、もっともっと、ゆっくりしたい気分でもありましたが、午後から、高校野球をテレビ観戦するため、下山して、家路を急ぐこととしました。



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2 コメント

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懐かしい (かやぶき)
2009-09-06 00:35:35
浄法寺から安代に抜ける道ですが
良く とうりました。
真夜中 が真っ暗で いいです。
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かやぶきさん (nonbiri)
2009-09-13 14:32:02
真っ暗な道を一人、走り抜けるものいいでしょうね。

七時雨から浄法寺の稲庭岳が見えました。
近いうちに行ってみたいと思ってます。
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