ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

兜明神岳見晴山コース(2009.12.19)

2009年12月19日 |  いわての山々

兜明神岳からの下山です。

私たちが下ってきた足跡だけが残っている光景が、ちょっといい感じです。

雪山の青空のもと、木々がとても輝いて見えました。

再び、かぶと広場に戻り、ここからは、見晴山コースを下っていくこととしました。

こっちのコースには、人の歩いた形跡はまったくありませんが、木にピンクのテープが短い間隔でぶら下げられているので、道に迷う心配はありません。

新雪の何ともいえない柔らかさが足に伝わり、とても気持ちのいいルートです。

登り道は後ろをついて歩くのが楽ですが、このルートの下りは、真っ白な雪原を一番前を歩いて、自分の足跡を刻んでいくのが快感です。

途中で、木々の間から綺麗に兜明神岳が望めるポイントがありました。

時々、風が吹くと木につもった雪が舞い落ちます。

無意識に木を掴んでも雪が落ちてくるので、わざと木をゆすって後ろの人に雪をかけようとしたりたりと、まるで、子どものようにはしゃいでしまいます。

見晴山からは、兜明神岳と早池峰山が並んで見えますが、早池峰山の方は依然として雲の中です。

切り株の上に積もった雪の形も印象的でした。

後ろを振り返ると、雪原の中に3人だけの足跡が残っています。

無事に、ウォーキングセンターに到着しましたが、兜明神岳は、冬の方がとても楽しい場所かもしれないと思った一日でした。



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