まつたけ山復活させ隊運動ニュース Part.2

松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる。

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1710

2024-06-07 19:18:29 | マツタケの林地栽培

6月7日(金) 第888回活動報告

 朝は涼しかったのですが、ぐんぐん気温が上昇しました。報道では、京都市の最高気温は29.7℃だったそうで、これはもうほぼ真夏日でしたね💦。 
 まあ、最高気温前後の時間帯以外は比較的爽やかで過ごしやすく、お楽しみ給食の日ということもあってか、本日の参加者数は近年にしては賑やかな28名のみなさんでした。

 午前中は山作業の班と茶摘みの班に別れました。玉城山班、繁見の里班、仲間班は山作業に出かけ、他の班やメンバーは茶摘みでした。なでしこ班はその後昼食の準備。午後は全員で茶葉の処理を行いました。

午前中の山整備のようす。
<玉城山>
繁茂したシダの下草刈りを実施。

初夏から秋にかけて、シダや湿地・沢沿いの下草、日陰の頭上を覆う木々などはヤマヒルやマダニの棲息地となります。
 本来、生物多様性とはそうした生き物たちの生きる権利も守るべきであり、敵視するのはよくありません。しかし、私たち人間の里山保全活動の妨げになりそうなところは、自然環境を壊さない(共存可能な)程度にできるだけ被害にあわない対策を施しておきましょう。
 ま、もっともこんなのも人間のワガママ勝手な言い分なのではありますけれどね😅。「獣害」などと呼ぶのはまさに人間の身勝手さの表れ。相手が獣でなく他国、他民族の人間だと戦争になる。地球上で最も有害な「害獣」は実は人間かも😓

取材に行った際、呼べども返答なく所在が分からず、下山途中で出会った時の写真です。


同時に澤田山からの下山者にも出会いました。

玉城山の作業場所が分からなかったので、4月に林道の眺望ポイントに設置したベンチの様子などを見に行きました。岩倉盆地や国際会館、比叡山頂などが一望できます。

真正面の松が枯れてしまっているので、いずれ除伐して眺望をもっと良くしたいです。
30分ほどで登ってこれるわりにはなかなかの眺望。ハイキングに入山する人が増えれば、動物たちとの棲み分けもできてくるだろうと期待しています。

5年前に移植したトチノキ。鹿に新芽を喰われたこともありましたがここまで成長してくれました。私たちの本来の目的は「まつたけ山復活」ですが「広葉樹も含む多様性豊かな里山の復活」も大事です。


<澤田山 繁見の里班>
落ち葉搔き

繁見の里ではあちこちに小動物やシカの糞を見かけました。かなり活動している模様。

<澤田山仲間班>
自転車があるので入山中であることは確かなのですが所在不明。

ハイキングコースの道標の案内板がライオンズクラブの方によって新しいものに交換された模様。支柱は新品ではなく「板」だけ交換されたようでした。

<香川山 ベースキャンプ>
金曜日はなでしこ班によるお昼の食事提供の日。今回はちらし寿司にお吸い物、サラダ。
毎回工夫を凝らして多彩なメニューをご提供いただきありがたいです。そのおかげかはさておき、金曜日は毎回、参加者が多いです😊

おいしく楽しいお昼休憩の後は、たくさん摘めた茶葉をみんなで処理。蒸した後、枝やゴミを取り除き乾燥させます。

※ ご感想、ご質問、ご意見等、また私たちの活動に見学や参加を希望される方はぜひコメント欄にご記入ください。お待ちしております。
小さい字で恐縮ですが、右下にある<コメント>の文字をクリックしていただくと記入用のウィンドウが開きますのでそこにご記入ください。

※ また 活動の様子を伝える本ブログは2022年10月以降の記録となっております。
私たちの活動は2005年から20年近く続けられております。ブログサイトの容量事情のため「2022年9月以前の活動の記録(ここをクリックで開きます)」は分離して残されております。ご覧になりたい方はお手数ですがそちらをご覧ください。

(宮崎 記)

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