『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『ディオンヌ・ワーウィック』

2012-02-15 | 音楽
今日は、ホイットニー・ヒューストンつながりで、
従妹のディオンヌ・ワーウィックの曲を聴いています



「ハートブレイカー」で合唱

あの・・・ハートがブレイカーな曲なんだけど
関係な~い



義理の姉妹のジュディ・クレイの声も、
パンチが効いてていいです


妹のディ・ディ・ワーウィックは、
姉のディオンヌ・ワーウィックと一緒に歌うことも多く、
『WHY WE SING』のタイトルトラックにもフィーチャーしていました。



ディ・ディ・ワーウィックが1963年頃にヒットさせた『悪いあなた』は、
その後、ヴァン・ヘイレンやリンダ・ロンシュタットにカバーされています。大ヒットしました。

 



『ふた』

2012-02-15 | 立ち直っていく、という時に。
昨日乗ったD線の電車の中で

臭いかわいい笑った
父子の報告です。

写真に意味はありません
ちょこっと、父子の、
父の顔がに似ていたというか・・・



電車の中は空いており、
私は座席に座っていました

私の斜め前に、父子

すごく空いてるのに、
立って、手をつないでいます。

ニコニコしながら、
マックに行くか、ガストにするか・・・みたいな単語がチラホラ

そこで、父・・・の辺りから大きな音・・・ぶ~



「あ~

「ごめんごめん」

と言いつつ・・・ぶ~2回目。

うわ・・・臭い

「すみません」

「お父さん、おしり、ふた」と、

が手で、
父のおしりにふたを・・・

父子は、次の駅で、
「すみません」と言いながら、
降りて行きました。ふたされたまま

笑った・・・・ありがとう



『90ミニッツ/追加公演』

2012-02-15 | 映画・ドラマ・舞台
一昨日、『90ミニッツ』の追加公演に行ってきました

2012年2月9日(木)~2月19日(日)
作・演出/三谷幸喜
出演/西村雅彦 近藤芳正



『笑の大学』から15年振りになる、
西村雅彦さんと近藤芳正さんの二人芝居です。



『笑の大学』は映画化もされています。



東京サンシャインボーイズの劇団員西村雅彦さんと、
自称劇団員の近藤芳正さん。

劇団の座付脚本家の三谷幸喜さんの組み合わせで、

また、舞台を観ることができるなんて、
すごくエキサイティングでした



日本大学芸術学部在籍中の三谷幸喜さんを中心に旗揚げされた東京サンシャインボーイズ。
充電期間に入る頃は、新宿のTHEATER TOPSを拠点にしていました。

1994年、30年間の充電期間に突入しますが、
2009年3月THEATER TOPSが閉館することになったので、
急遽、東京サンシャインボーイズの新作『returns』を上演し、
その後ふたたび充電期間に入っています。

THEATER/TOPS閉館イベント
「さよならシアタートップス 最後の文化祭」東京サンシャインボーイズ「returns」
作・演出 三谷幸喜
出演 相島一之/阿南健治/伊藤俊人/小原雅人
梶原善/甲本雅裕/小林隆/近藤芳正
斉藤清子/谷川清美(演劇集団円)/西田薫
西村雅彦/野仲イサオ/宮地雅子/吉田羊

伊藤俊人さんは、2002年5月24日クモ膜下出血のため40歳で急逝。
葬儀委員長は三谷さんがつとめられました。

「returns」には、交通事故で亡くなったという設定で、
「不死身の人間が骨壺から話しかけている」という形の、
 声の出演で仲間と共演していました

東京サンシャインボーイズは、
2024年に「老境サンシャインボーイズの『リア玉』で復活予定です



「90ミニッツ」は・・・以下ネタバレあり。注意

子どもの手術中の輸血をめぐり、
西村さんが演じる医師と、近藤芳正さん演じる父親が対決する心理劇です。

父親が、育った場所の風習とか信仰から「輸血なしの手術」を要求します。
医師は、「輸血なしの手術は不可能」と説得しようとします。

医師に突きつけられるのは、同意なし(家族の)に輸血をして手術をするのか、
それとも輸血の同意が得られない以上、手術をあきらめるのか。

前者は、家族に裁判を起こされて、地位が危うくなるかもしれない。
後者は、救えるはずの子どもを死なせてしまうことに。



ものすごく高度なセッションでした。

子供が死に直面している。
風習や信仰の「信じるもの」の根本的な問題。
立場と倫理、世間体、地域の問題。

すごくシリアスなお話なんだけれど、
客席には、笑いも起きていました。

笑うシーンではないのだけれど、
笑えるのも、役者と客席のセッションとして、
面白いところです。

倫理を問う・・・というのは、
何より一番むずかしいことです。

どんなに仲の良い友達でも、そこには踏み込めない、
そういう敢えて触れない部分に、踏み込むことは、

そして、それを、舞台にしてしまうということは、
この組み合わせだからできたことじゃないかと思いました。

舞台の中央で落ちて来る水が象徴的でした。

キツイけど、観てよかったです。
きっと、この舞台を観たひとの心には、
いろんな『投げかけ』が残ったように思います。

そこに、答えを出せるひとも、出せない人も、
どうしたらいいのかわからない人も、

忘れられない何かをひっかけて帰ることになったと思います。

震災直後に観た『国民の映画』
少し時間をおいて『ベッジ・バードン』
そして、今回の『90ミニッツ』

心の、普段使わない、使わないようにしている部分を、
今回は、使いました。

見応えのある、90分でした。
職人さんの技を見せてもらう、みたいな、舞台でした。