朝倉高校史学部の「源為朝の伝承の聖地・朝倉」の研究ドキュメント映像が、Youtubeで見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=GUgdY8mJLv4
【顧問より】
朝倉高校史学部です。
朝日新聞(1月11日付)、毎日新聞(1月12日付)に掲載されました。本当にありがたいことで史学部を支えてくださる方々に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも地道に頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。
また、平成31年1月11日(金) 朝日新聞朝刊 (上記事)
平成31年1月12日(土) 毎日新聞朝刊 (下記事) で紹介されました。
~~朝日新聞 平成31年1月11日(金)朝刊~~
源為朝の墓 朝倉に? 生徒ら調査し動画に
朝倉高生、推論・現地歩く
平安時代の武将・源為朝の墓が朝倉市内にあるとの推論を立てた県立朝倉高校史学部員らが、フィールドワークの様子を撮影した動画を制作した。約6分間にまとめた映像を11日、動画投稿サイトの「You Tube」にアップする予定だ。
動画は「為朝伝承の聖地☆朝倉」。撮影・編集したのは、ともに2年生で史学部長の北嶋阿弥さんと部員の本田詠咲さん、史学部顧問の泉信至教諭。
源為朝は勇猛で弓に優れていたとされ、追われた先の九州で勢力を伸ばして鎮西八郎と称した。1156年の保元の乱で敗れて自殺したとされるが、沖縄に渡ったとの説もある。
生徒2人は住民の話や貝原益軒の「筑前国続風土記」の記述などから、源為朝の墓が上秋月地区にあるのではと考えて昨秋、現地を調査。地元で「鎮西様」と呼ばれる石塔にたどり着いた。専門家からは「供養塔」との見方もあるが、2人は「為朝の墓では」とみている。
動画は2人が上秋月地区を調べて歩く姿を泉教諭が撮影。2人は以前、「為朝の母の墓が東峰村にある」との調査結果をまとめたが、同村でのフィールドの様子も盛り込んで3人で編集した。
泉教諭は「たとえ供養塔だったにせよ、朝倉、東峰村と源為朝との間には深い関係があったのだと思う。それを広くは発信し、今後につなげたい」と話している。
徳山徹
~~毎日新聞 平成31年1月12日(土)朝刊~~
「源為朝伝承の聖地」研究の成果
朝倉高史学部が動画アップ ユーチューブ6分半のドキュメント
県立朝倉高校(朝倉市)の史学部は、平安時代の武将、源為朝と朝倉地方が深い関係にあったとする説を紹介する動画を製作し、11日、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップした。
共に2年生部員の北嶋阿弥さんと本田詠咲さんが古文書や古地図、地元の人からの聞き取りなどを基に、朝倉市と東峰村で「為朝本人の墓」「母の墓」「愛馬の墓」とされる遺跡を見つけ、昨年12月、朝倉は為朝に関する遺跡群が眠る「為朝伝承の聖地」だったとする研究成果を発表した。
この説を広く発信しようと、調査で現地を訪ねる過程を6分半のドキュメント映像作品にまとめ、ユーチューブで公開した。
史学部顧問の泉信至教諭は「部員は女子生徒2人の少人数ながら活発に活動している。ぜひ多くの人たちが見て知ってほしい」と話している。
史学部は日本考古学協会が5月に東京の駒沢大で開く高校生ポスターセッションに「為朝と朝倉」のテーマで出場することが決まっている。
桑原省爾