一原堂便り

こちらは、一原堂・朝倉同窓会です♪

史学部研究発表

2020-10-28 | 朝倉高校

令和2年10月24日 ピーポート甘木でありました史学部の研究発表会が、毎日新聞に掲載されました(10月25日朝刊)

 

顧問の泉先生から、メッセージを頂きました

 10月24日(土)にピーポート甘木にて史学部の発表会が開催されました。定員30人に対し、50人超が来場され、非常に熱気あふれる発表会となりました。これまでの調査成果を発表し、これまで不明だった石橋の架橋年代と名称についてその成果を明らかにしました。会場には朝倉市や嘉麻市の市会議員や地元の区長、大学教授などもお見えになり、貴重なアドバイスを頂くなど、大変充実した発表会となりました。現在は嘉麻市の区長さんたちと連携しながら保存に向けた要望書を11月に提出する予定で動きが進んでいます。

 

奇跡の石橋 名称は「梯」

     「調査進め全貌明らかに」  朝倉高史学部研究発表

 朝倉市の県立朝倉高校史学部は24日、同市のピーポート甘木で「奇跡の石橋~幻のリブアーチPART2~」と題して研究発表会を開いた。嘉麻市の石橋をテーマにした発表会は昨年12月に次いで2回目で、この石橋の名称など新たに分かったことが報告された。

 部長の2年生、中原透也さんは昨年の発表会で嘉麻市桑野掛橋の遠賀川に架かる石橋が石材を縦方向に組む全国でも数少ないリブアーチ型であることなどを報告した。

 今回は、その後の調査で「福岡地理全誌」の記述などを基に新たに判明したことを報告。石橋は架けられて150年前後が経過し、名称は「梯(かけはし)」であることなど研究成果を披露した。最後に中原さんは「石工グループや使われた石材などの調査を進めて全貌を明らかにし、地域や行政の協力も得て保存・管理の在り方を模索していきたい」と今後の課題を挙げた。

 市民ら約30人が熱心に聴講し、「石橋は崩壊寸前で、一日も早い補強が必要だ」といった意見が出た。中原さんは「緊張したけど、思いは伝えられた。残された時間は長くないが、さらに研究に取り組みたい」と話した。

 ピーポート隣の甘木歴史資料館で11月29日まで石橋のパネル展が開かれている。無料、月曜休館。

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