レオナルドコーナー

私が以前飼っていたネコの名前です。

ロウバイの思い出

2021-06-07 21:00:34 | 植物&動物

ロウバイは母の好きな花の一つでした。

遺された短歌には花を主題にしたものが多く、「一時を花と過ごせばいつしかに心ほぐれて寂しさもなく」とも詠んでいます。

ロウバイの枝を私たち姉妹に3本ずつ渡し、「挿し木にして私を思い出してね」と言われたのですが怠けものの私は姉に6本を託してしまいました。

母が好んだ花は主として山野草です。私も道端などでひっそりと咲いている花に惹かれます。

でも惹かれるだけ!短歌も俳句も創れないし育てる根気や愛情にも欠けています。

 

蝋細工のように黄色い透明な花を咲かせるロウバイの花。写真は撮ります。

例によってロウバイの花の写真をMさんに渡し、俳句を創って頂きました。

 

ろう梅の落とすしずくに香りあり

 

 

 

花色は上品だし 何とも言えない香りが漂います。Mさんは男性的だけど心は繊細だったと思います。

独学で書道も大したものでした!

 

私は最近までロウバイが散った後の姿を知りませんでした。

挿し木をして育てなかったせいですが、植物の一生を観察して初めて知ったことになるのだと反省をしています。

 

現在のロウバイの姿

 

 

住んでいる庭にもロウバイがあります。広い敷地の一角なので最近までその存在に気づきませんでした。

花が散った後は大きな葉に覆われ種子が実っています。

蠟梅と梅の字が使われていますが同じ仲間ではありません。ウメはバラ科、蠟梅はロウバイ科です。

 

明日はいよいよ1回目のワクチンが午後から、午前中には湯河原病院の整形外科に行かなくては・・・・。

行き先がサントリーホールとか池袋の芸術劇場なら良いのに。東京のデパートめぐりも好きです。