先だってツーリズムの撮影旅行に参加をしました。 参加の理由は自家用車も無いし 気軽に電話1本で予約が出来 効率よく何箇所かの撮影スポットに行ける事です。
昨年は1人で馬籠1箇所に行くのさえ苦労をしました。 新宿のバスターミナルから中央高速道を使うのですが、降車場所の表示からして「馬籠」ではありません。
おまけにどこにも宿場町らしい場所は四方八方見渡しても見当たらない!
運転手さんが親切な方で バスの発車時間までゆとりがあったらしく私のガラガラをひっぱて鉄橋を渡り馬籠方向に向かう道路まで案内をしてくださいました。
馬籠はここから1km先だと・・・・・!! えっ そんな説明何処にも書いていなかったし、バスの降車場所の表示が馬籠ではないとも知らなかった!
とにかく自家用車ではなく1人で動くのは非能率的なんです。
◆ 馬籠の町並み
この時のツーリズムの先生は本も書いていらっしゃるし どちらかというと風景写真で有名な方です。
朝6時ごろの早朝撮影。観光客のいない時間帯を狙って意図的に時間を設定されたものです。
私が馬籠を訪れたのは4回目。 いつも有難くない被写体(観光客)に悩まされていました。 狙い通りの人影だったら良いのだけど・・・・・・。
昨日 写真同好会に上の画像も含め持参しました。 批評はケチョン ケチョン。 そこに人が欲しいというものでした。
常日頃 単なる風景写真を持っていくと必ず 「何かが足りない。 人とか動物とか・・・・・」 と言われていますからわかってはいたんですけど・・・・・・。
先だって銀座のギャラリーで高名な風景写真家達のグループ展を偶然見ました。 全版サイズの堂々たるもの。 人も動物も入っていなかった!
そういうものを必要としないほど隅々まで完成されていた写真でした。
これは奈良にツーリズムで行った際の画像ですが、同行の講師は「人を入れるんじゃないよ。 人が途切れたときにシャッターを切ること」 と。
神社ですから参拝者がいるのは必然。この場合はむしろ人が居たほうが自然だと思います。
風景写真を得意とする指導者にもふたとおりあるのでしょう。 人の居る風景を狙う方と、人の居ない空間を好む方と。
人と自然は切り離せないものの、何かを加えるとスナップ的になるような気がします。
同好会に属していると、持参する作品は指導者好みのものになりがちです。