ステパノワ／ブキン組：公開テストスケート2015

この週末、ソチにてロシアの公開テストスケートが行われ、ステパノワちゃんとブキンくんも参加していました。
待ちに待ったプログラムの全貌が明らかに！！

まずはSD。
曲は、ピーター・オトゥールが出ているハリウッド映画のほうの「スタントマン」でした。メインテーマのワルツバージョン。
フォックストロット部分は「Let the Good Time Roll」（by B. B. King、かな？）。ヴィカちゃんとルスランがフィンステップのプログラムで使っていたのと同じ曲です。



ワルツ部分は悪くない感じです。ピストルツイズルはワルツには合わないというご意見もあり、一理あるとは思いますが、私としてはもうやりたければ気の済むまでおやり、という心境です。この曲調なら許容範囲かな、と思いますし。
リフトは若干忙しそうで、タイムオーバーが怖い。。。このままで頑張るのだろうか。。。
しかし最大の問題は、フォックストロットに入ってからのパーシャルステップシークエンスであると思われます。
今は詰め込めるだけ詰め込んでいて、ほぼついて行けていないように見えるので・・・たぶん、これから色々見直して行くのでしょうが、これの出来によってプログラムの印象が大幅に変わってきそうなので、頑張ってほしいところです。
あと、パーシャルステップは「そのリズムのスタイルで」滑らなければならない、ということになっているのですが、こういうのが「フォックストロットのスタイル」になるのかな・・・このことについては長くなりそうなので、また日を改めて書ければ、と思います。

そしてFD。
曲はカバリエとフレディのコラボアルバム「バルセロナ」から「Overture Piccante」、そして「The Fallen Priest」！　前にも叫びましたが、この曲はこのアルバムの中でも随一のお気に入りで、ステパノワちゃんとブキンくんにはぴったりだと思っていたので・・・この曲で滑るところが見られるなんてもう嬉しくてたまりません。



あぁ素敵！　このプログラムは絶対、絶対すごく良くなると思う！！
シットツイズルへの入り、超カッコいい！
リフトは3つとも良い感じ。特にカーブリフトが好き！　移動距離が長くてすごい。
スピンは基本姿勢は去年と同じかな。。。順番を変えているけど。これは鉄板ですわ。
サーキュラーステップは柔らかい曲調に合っていて素敵、
ダイアゴナルは力強い曲調。ここは頑張りどころだな・・・フレディさんカバリエさんのハイパーパワフルな歌声に負けない、パッションとエネルギーにあふれたステップを見せてほしい。
コレオグラフィックエレメントはスピニングムーブメントにしたのかーー。ツイズル期待してたんだけど。

ということで、FDにはぞっこん惚れ込んでおります。
SDはちょっと微妙なところもあるけど（編曲含め）、まぁSDだから・・・TESさえしっかり取れれば、プログラムが多少まずくても・・・なんとかならない、かな？

どちらのプログラムも、これからいろいろ見直して、磨きあげていくことになるのでしょうが・・・
どんなふうに進化していくのかも楽しみ。
早く試合で見たいな。チャレンジャーシリーズの派遣、来ないかな。