ありのままの国際結婚 これからの国際結婚

20年間で250組の海外結婚仲介した花咲の回顧録 黙示録

ありのままの国際結婚これからのⅩⅠ

2015年05月23日 00時00分16秒 | Weblog

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 2015年5月23日 No.2972 ありのままの国際結婚これからのⅩⅠ

昨日は目出度い日本仲人連盟の創立41週記念パーテーだった。ここで仲人業と国際結婚の深層心理に付いて紐といてみよう。まず男は女を口説いて結婚するのがベターであるが、人間得て不得手があって、優秀な男でも女を口説くのが下手な男もいる。また女性に接触するチャンスが少ない男も居る。

【前回は間違ってイグアスの滝をUPしましたが、今日はパリ編・ルーブル美術館でいきます。】

見るに見かねて、男女の間を取り持つ功なり名を上げた暇な老人たちがいる。戦後社会の結びつきが拡大していく中、男が女をあるいは女が男を求め合う需要が拡大し仲人おじさんおばさんが仲人業に進化していったが、仲人業であり、その仲人を束ねて情報の収集、拡散を行うのが仲人団体である。

教育も不充分、情報も限られている小さな地域社会ならいざ知らず、女性が高度の教育を受け、戦後女と靴下は強くなり、パソコンやスマホが巷に普及され、数多くの情報が飛び乱れる中、就職活動より、結婚活動の方が難しくなった時代に入った。

物を売り、あるいは生産して収益を上げるのが仕事あるいは事業または産業というが、ご存知の様に結婚はなかなか纏まらず、成功報酬を受領する事が出来ず、産業としては立ち行かなくなってしまう。そこで成婚という成果は二の次にして、結婚活動(婚活)をサポートする事によって成り立つ産業に変身した。

つまり入会金を取る。成婚するまで毎月の会費を取る。お見合いが決まったら成婚する確率が低い為お見合い料を取って運営できる仕事とし、あてにならない成婚料は、昔流に言うとたばこ銭程度にとどめる。つまり多くの結婚したい会員を募ることが仕事として勝負の別れ道となる。

外国人との恋愛結婚などは別として一般的には大和男は大和なでしこと結婚するのがベターである。ましておや仲人さんなどに配偶者となるべき人を紹介してもらう場合は日本人同士がベターなのは当然であるが、婚活の場合、女性に比べて男性の方が不利なのは周知の事実である。

したがって需要と供給の関係で、結婚活動(婚活)は男性の方が不利で、女性の方が売り手市場で極めて優位であった。男は性を求めて結婚するが、女は三高などといろいろ能書きを言うが所詮豊かで安定した生活を求めて、あるいは見極めて結婚する。

不完全な男と女ではあるが、自分の事はさておいてそれぞれ選び合うが、男は女の顔、女は男の懐という事が、最終目標であるが、そこには妥協などもあり、くっ付き合うが、1/3が離婚という結果に陥っている。それが人生というもんだろうが、小泉節じゃないが【人生いろいろ】という事になる。

そこで国が違っても、男は男、女は女。そこに国際結婚が始まったのが概ね25年くらい前からではなかろうか?当時は結婚に縁の薄い大和男に結婚する夢を見さして発展途上国の結婚させ、あとは野なれ山となれと、結婚した女性が来日しようが、逃げようが、我関せずのペテン商売だった。

私は中国・大連のある大手商社の幹部から姉は中国人と結婚しているが、妹は是非、日本人男性と國際結婚させてくれと依頼されたのがヒントで、幸い大連から東に300km離れた丹東という街が私の生まれ故郷であり、大和男とその地域社会の為になればと国際結婚を始めました。

当時は中国等発展途上国の女性は豊かで憧れの日本になんとかして行きたい~住みたいという願望が強く、大和男の買い手市場で差別用語ですいませんが、ハゲ~デブ~チビ~歳の差婚、なんでも有りの時代でしたが業者婚の場合は発展途上国の女性でなければ仕事として成り立ちません。

アレから20年、ONYXグループも在日中国人女性との国際結婚が盛んになり、海外国際結婚は衰退の道を辿りつつありますが、まだ年間約3,000人の中国人女性が日本に國際結婚していますが、片偽装結婚やヶ・セラ・セラ結婚には注意してください。

発展途上国の女性が日本に嫁ぎたい。といっても相手がいなければ結婚できません。ならば日本仲人連盟に加盟して仲人さんが結婚に手を焼いている大和男(会員)を紹介して貰おうと1995年加盟しました。当時は海外国際結婚もハシリで相変わらず日本に来たらハーイさようならと蒸発されて困っていました。

ONYXグループの場合は私の生まれ故郷・丹東であるいは妻が住んでいた故郷でもありまして、地元業者に丸投げせず、自社社員を現地に置き、現地女性の募集から来日後のアフターサービスまできめ細かく活動した為に年間、20~27組の成婚がまとまり、現在254組の成果がありますが、逃亡は1件もありません。長くなりましたが今日はこの辺で。(つづく)


 

 夏になりました

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    花咲爺 石田洋司 (直)03-3479-3061

     Email:kadokami@tokyo-onxy.co.jp

    

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