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ヒョンビンの海兵隊入隊とMCモンの入隊逃れ疑惑…最近の芸能界でもスターの兵役について話題が多い。
韓国男児にとって避けては通れない人生の大きな壁が兵役制度だ。
この兵役を全うすることによって一人前の韓国男児になるという考え方が強く、履歴書に「兵役を済ませたかどうか」を記載する欄があるように就職等においても軍隊に行ってきたかどうかが大きく左右するものでもある。
それだけに人気商売の芸能人にとっても兵役は芸能活動において大きなポイントとなっており、兵役逃れによって一気に人気ダウンとなってしまケースも多い。
兵役逃れ問題で一番大きく非難され“国外追放”まで追い込まれたのが歌手のユ・スンジュン。
絶大な人気を誇っていたユ・スンジュンは2002年、入隊時期が近づくと韓国の国籍を放棄しアメリカ国籍を選択、故意に兵役を逃れたとして韓国への入国が禁じられ、現在も韓国での芸能活動は事実上不可能な状態となっている。
ユ・スンジュンの場合、敬虔なクリスチャンのイメージが好感を持たれており、また本人も「軍隊に行く」という意志を見せていただけに国民達は裏切られたという思いから一気に安置ファンになった。
故意の抜歯による兵役逃れの容疑がかけられ懲役2年が宣告されたMCモンも同様だ。
これまでは正直で明るいイメージが人気のポイントだったMCモンだけに「どんな方法を使ってでも兵役逃れをしよう」とすら見られる今回の問題により大きなイメージダウンとなった。
本人は故意の兵役逃れを断固として否定しているが、国民達の視線は冷たい状況だ。
一方、入隊によって株を上げたスターも多い。
その代表は冒頭で名前を挙げたヒョンビン。
ラマ「シークレットガーデン」で全盛期を迎えて韓国女性達のハートをつかんだ彼は、兵役の中でも一番過酷といわれる海兵隊への入隊を志願し、ヒョンビンの人気に嫉妬していた韓国男児すらもファンに変えてしまった。
海兵隊としての任務を終えて除隊した後も今と変わらない、むしろそれ以上の人気の中で芸能界に復帰することが出来るのではないかと予想される。
以前に比べて兵役の規準が厳しくなり、兵役の年齢に達した芸能人に対する世間の目も厳しくなっている。
どんなに辛く厳しいものであっても健康な韓国男児であるならば兵役の任務を全うして帰って来るのが長く芸能界でやっていく為の必須条件となるのではないかと思う。
