안녕~
『イタズラなKiss』初放送、完成度-演技力「好評と酷評の間
MBCの新しい水木ドラマ『イタズラなKiss』が、両極端の評価の中でスタートした。
感覚的な映像とハツラツとしたキャラクターは好評だったが、多少散漫で退屈な展開は酷評の対象になった。
1日に放送された『イタズラなKiss』の初回では、クールな魅力の天才美少年ペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)と平凡だがポジティブな性格のオ・ハニ(チョン・ソミン)のどたばたした出会いが描かれた。
この日『イタズラなKiss』は、童話的な感性が漂う感覚的な映像と漫画的なカット、漫画とシンクロ率が高いキャラクターなどで目を引いた。
キム・ヒョンジュンは、頭はいいがぶっきらぼうでクールな性格のペク・スンジョ役を無理なく演じたし、新鋭チョン・ソミンはあどけなさといたずらっぽい姿などをうまく表現した。
一部の視聴者たちは「多少オーバーな表情」と評したが、原作が漫画ということを勘案すればそう無理はなかったという評価だ。
オ・ハニを片思いする同級生で出演するイ・テソンは、バカだけど一途なキャラクターをコミカルに演じてドラマに活力を吹き込んだ。友だちのようなお父さんカン・ナムギルと天然なおばさんチョン・ヘヨンなど、中堅俳優たちも味のある脇役演技で期待感を高めた。
視聴者は放送後ドラマのホームページに「最初の導入シーンからとても新鮮だった。CGも自然でストーリー展開も早くて原作とははっきりと差別化されるようだ」、「主人公たちの演技が思ったより自然だった」と、好評を書き込んだ。
しかし一部視聴者は「ドラマの序盤、引き伸ばす部分があって退屈だった」、「 キム・ヒョンジュンの目の演技は良かったが、発声はもう少し努力が必要なようだ」と指摘した。
視聴者たちの交錯する評価の中で、視聴率も期待に満たない屈辱的な数字だった。
この日初放送された『イタズラなKiss』の視聴率は、3.5%に過ぎなかった。(AGBニールセン・メディアリサーチ調べ)
記事はこちら
MBCの新しい水木ドラマ『イタズラなKiss』が、最悪な低視聴率をマークして前途多難なスタートを切った。
視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチによると、1日に初放送された『イタズラなKiss』の視聴率は3.5%だった。これは前作『ロードナンバーワン』の最終回の視聴率5.3%に比べて何と2.8ポイントもダウンした数字だ。
『イタズラなKiss』はキム・ヒョンジュンのスターパワー、ファン・インレ監督の感覚的な映像美、人気原作のしっかりしたストーリーなどでお茶の間を攻略しようとしたが、ライバルドラマKBS第2テレビの『製パン王キム・タック』の壁は高かった。
この日の『製パン王キム・タック』は、44.0%の視聴率で変らぬ人気を誇った。
SBSの『僕の彼女は九尾狐(クムホ)』は、11.9%だった。これは前回放送分の11.2%より0.7ポイントアップした数字で、『ロードナンバーワン』終了の効果をしっかり得た。
この日『イタズラなKiss』の初放送ではオ・ハニ(チョン・ソミン)が学校一の完ぺき男子ペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)を片思いする姿と一つ屋根の下で同居することになった理由が描かれた。