Take it to the Lucky

最近はフィギュアスケートと歌舞伎鑑賞記録が主流でござります

ボクらの時代…早すぎる寿命

2008年03月16日 | 映画・TV
1ヶ月もお休みしてしまいました(汗)お久しぶりのブログです。

さて今朝放送されたフジテレビの「ボクらの時代」。初めて観たんですが早朝から濃いものやってますね。3人の人間による対談番組みたいなのですが、今日の対談がなんと藤原竜也×中村勘太郎×高橋大輔という、ちょっとちょっと~私のためのコラボ番組ですかみたいな内容でビックリでした(笑)
竜也君と勘ちゃんは大河で共演して以来ずっと仲良しだったからわかるんですが、何故そこに大ちゃん?と思ってたら、竜也君と勘ちゃんたっての希望だったんですね

観ていて感じたのは、3人とも20代にして日本だけでなく世界を熱狂させる力を持ってるという共通点があるんだなと思いました。まあ大ちゃんは本当に常に世界で戦って海外にもたくさんファンを持ってますし、勘ちゃんや竜也君だって海外公演は何度も経験している。3人が並ぶと改めて凄いな~と感心してしまいました。

同世代ならではの恋愛話とかくだけた話も面白かったけど、やっぱり痛感したのは「寿命」の話。歌舞伎や演劇は歳取ってもある意味死ぬまでできる職業ですから、その二人から見たら、大ちゃんの言う「あと2年」という言葉は本当に衝撃的だったんだろうな~と思います。私も現役競技選手としてはバンクーバーまでだろうな…とは思っていましたが、いざやはり本人の口から聞くと辛いものがありますね。もちろん現役を引退してもショーなどで活躍してくれると思うんですけど、やはりこれまでいろんな選手を観てきて個人的に思うのは、現役の間は順番や点数付けられてとても辛いと思うけど、やはり競技者として頑張ってる彼らが一番輝いてる時だと思うんですよね。
それを観ていられる時間なんて本当に「一瞬」ですよ。死ぬまで現役で居られる可能性があり、一日3時間前後の舞台で活動する役者に比べたら、1試合5分も無い時間が彼らの全てだもんね。
先月の四大陸でほぼ完璧な演技で優勝した大輔を観た時に感じたんですよ。こんな素晴らしい演技、あとどれくらい観られるんだろう?って。あれだけ完璧に滑れることなんて1シーズンのうちだって1度あるか無いかだし、もちろん今度の世界選手権だって観られるかもしれないけど、本当にそんな演技が観られる回数って、指折り数えられるぐらいしか無いなあ…て思うんです。だからこそ、「一瞬」がものすごく輝いて、一生分の感動を味わえるんですよね。
大ちゃんの言うように「バンクーバー」で金メダルが取れればそれはものすごいけれど、結果はともかく、そこで華やかに引退できたらそれも素晴らしいこと。今まで大きな怪我をしてないとは言ってたけど、この先だって何があるかわからない。勘ちゃんのように役者生命を左右するような怪我が本番で起きてしまうこともあるし、かつて本田君がソルトレイクの後、トリノに出て引退と語って、ファンもそれを疑わなかったのに、その後怪我をしてトリノシーズンまで現役は続けたものの、五輪出場は叶わなかった。そんなことだってあるわけです。
だから本当にあと僅かな2年、大事なく観られればいいな~ととにかく願ってやみません。
そして竜也君や勘ちゃんについても、一応現役の寿命は長いだろうけれど、私が舞台で観られる時間はやっぱり僅かな時間でしかないだろうから、大事に観たいですね。
これからもこの3人の素晴らしい時代が、1つでも多く長く観られるといいな。
とりあえずまずは大ちゃんの世界選手権ですね。勘ちゃんはしばらく歌舞伎は無いのだけど、来週は竜也君の「身毒丸」観に行きますよん

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (翔和)
2008-03-17 14:06:26
お久しぶりの更新、うれしいです♪
「ボクらの時代」は、ほんとに濃い番組ですよね。
私はもともと、起きれてて好きな人が出てたら見る・・・という感じで見てたのですが、今回はメンバーを見て、最初からそのために早起きしました!
私も、高橋選手の寿命についての話には、衝撃を受けました。勘ちゃんと竜也くんも、一瞬絶句していましたよね。しかも、今はその2年のことしか考えてなくて、その先は空白というのにも、びっくりしました。でもだからこそ、今あんなに氷上で輝いているのかなあとも思いました。
にしても、ほんとにすごい3ショットでしたよね!若くして世界に通用する本物3人・・・ありがたい30分間でした

返信する
Unknown (isako)
2008-03-21 17:08:20
良い番組でしたね。30分の密度がとても濃くて、実際はどれぐらい収録してたんだろう?と思いましたが。
フィギュアファンを長年やっていると、20代になったら引退が近いなんていう感覚は常にあるんですが(まあ30近くまで頑張ってくれるスケーターも多いですけどね)、あんなふうに語ってくれることはあまり無いのでとても印象的というか衝撃的でしたね。
常に世代交替して新しいスケーターを見れるのも楽しみなんですけど、やはり引退していく選手は次に何処で観れるのかもわからないですし、現役時代のスケートというのは失われていきますから、本当に寂しいもんです。つーかいつの間にか居なくなってることが多いから、「あれ?引退しちゃったの?」と後から知ることがほとんどかも(苦笑)
今回の世界選手権の中国の李君みたいに四大陸で引退予定だったのが、幸運にも繰り上がり出場になって延びたなんてこともありますから、本当に1試合でも多く選手を観られたら幸せですね。李君なんてヤグプル時代からいる長命選手だから、最後の世界選手権しっかりと見届けてあげたいです。たぶん泣きます(^^;
返信する

コメントを投稿