博多グルメとお城

3連休は博多へ行って参りました。もちろんお目当ては博多座の花形歌舞伎ですが、歌舞伎の感想は後ほどにして、博多と言えばやはりグルメ！　美味しい物をたくさん満喫してきましたよ。

行きは新幹線で、連休は全国的に雪の予報だったので、無事に福岡まで到着できるか心配だったのですが、途中の京都と大阪では吹雪いていたものの、他はほとんど晴れていて5時間の道行きの末、無事博多に到着！　まず博多駅近くのラーメン屋で博多ラーメで昼食。食べたのは角煮ラーメンだったのですが、角煮が4つも入っていて卵も丸1個乗ってるし、全部食べたらお腹がパンパカリンでした　各テーブルの上にはトッピング用の高菜が置いてあるのですが、これが大変な激辛で（笑）入れた瞬間その周辺が紅に染まるというほど。ひとかけら口に入れようものなら咽がカーッと熱くなります。でもウマーなの

博多座で観劇した後は友人の知り合いがオススメという馬肉屋さんへ。まず店内のいたる所に様々な歌舞伎役者の隈取りが並んでるんです。歌舞伎役者にもかなり人気の店みたい。コースを注文して最初に出てきたのは馬刺しでしたが、その種類が豊富でレバーはもちろん、血管やらたてがみまでありましたよ　でもどれも美味！血管はコリコリしてましたね。浸けダレのにんにく醤油がこれまた美味！続いて馬肉の焼き肉は初めてでしたが、焼くと牛肉みたいで美味しかったです。でも牛肉ほど脂っこくなくてさっぱりとしてるんですよ。最初に運ばれてきた時は量が結構多いかなと思ってたんですが、皆であっという間にペロリと平らげてしまいました　最後はユッケにした馬肉をまぜたご飯を頂き、お腹いっぱい
なのに場所は博多の中洲ときたら、「屋台」でしょう！ということで、博多座そばの屋台にまで行ってしまいました。屋台は初体験で、冬だから寒いと思ってたんですけど、なんと想像していた屋台とは違ってプレハブ小屋のような作りでビニールで覆われた入り口を開けると、中はとっても暖かいんです。これで冬でもばっちり営業できるというわけですね。もちろんとても狭いんですが、その狭い空間のせいか、名前も知らぬ隣の人とも気軽に喋ったりできるのも屋台の醍醐味でしょうか。ここで食べたのは今何かと巷では問題になってるギョーザ（笑）でももちろんここは手作りですよ。一口サイズなので、馬肉でお腹一杯だったはずなのに、けっこうパクパク食べれちゃうんです。寒かったので水ギョーザを注文したんですが、スープが美味しくて柚子コショウを加えてピリ辛になったギョーザでとっても温まりました。さらにチーズ焼きギョーザも頼んでしまいましたが、ギョーザの中にチーズが入ってるかと思いきや、ギョーザが見えないほど上にチーズがたっぷり覆ってるんですよ。それを千切りキャベツと一緒にドレッシングで頂くんです。これまたとっても美味しかった　いいですなあ博多の夜♪

初日からいっぱい食べてしまったので、運動も兼ねて福岡のお城巡りもしてきました。まずは大濠公園の中にある福岡城。ここはいわゆるお城はなく、石垣だけなのですが、これがなかなか規模が大きくて、石垣の高さやお堀の大きさがハンパない！友と二人ですげーすげーと連呼してました。またお城がないせいか変に観光地化してなくて過ごしやすいんですよね。その分、石垣登りはブーツには堪えるほどサバイバル的でハードでした（笑）さすがに上の方はちゃんと柵もあって階段も作られてましたが、中くらいの高さのところは柵がまるで無く、木が伸び放題に放置されているから、人がすれ違うこともできないような道しかなく、まさに崖っぷりを枝葉をくぐりながら歩くって感じで、そりゃ大変なスリルでした。
それから小倉まで足を伸ばして小倉城にも行きました。こちらは天守閣もあるわりと綺麗なお城で、お城の中は博物館のようになってます。その最初の展示コーナーにある小倉城下町のジオラマがとても面白かったです。和紙で作られた1500体もの人形が実にユニーク。武家屋敷に忍び込もうとしている忍者が居たり、河辺でお魚銜えてる猫が居たり、木陰で子供が遊んでたり、とにかく細部までこだわって作ってあって、いろんな発見ができそうで面白かったですね。他にも飛脚と競争できるランニングマシーンみたいなものや、遊んで学べるクイズコーナーもあったりして、大人でも楽しめる感じでした