2年ぶりとなったSMAPコンサートツアー「Mr.S」。私の参戦も残すところあと年明け名古屋でのオーラスのみなのですが、DVDも発売間近なので、ここで今年のツアーについて思うところを書いてみたいと思います。
あ、MCレポとかはとくに書きません。詳細なツアー内容については、他に素晴らしきブログさんがたくさんありますので(^^;;
Twitterに書こうかとも思ったんですけど、たぶん文書長くなってしまうのと、ネタバレしてしまうので、まだ参戦できてない方がうっかり目にしてしまうのも申し訳ないし、最近、新たにブログを立ち上げたのでそっちに書いてもイイかと思ったんですけど、そっちは「オーシャンズ11備忘録」というブログタイトルにしちまったもので、そちらに書くのもおかしい。
というわけで、とうに忘れさられていたブログを引っ張り出してみました。気づけば5年ぶりの更新！いやぁ、すっかり埃かぶってる（笑）
Mr.Sツアー、今日まで東京5公演、福岡2公演参戦しています。
オーラス含めて全8公演参戦予定。今年は慎吾のオーシャンズ11があったため、これでも減らしたつもりで、ツアー告知されたときは、「あんまり行けないだろうな」なんて思ってたんですが、今年は幸運にも東京5公演がスルッと当選&譲ってもらうことができ、福岡も一般はハズレたものの、譲って頂けたりして、なんだかんだ前回のギフスマ10公演参戦に次いで多くなりました(^^;;
7月の27時間TVまでは、今年はやるのかやらないのか…いや、もう無いのかもと諦めモードになっていたところ、突如27時間TV中にさらっと発表され（しかもその時私はノンストップライブの会場に居たので状況が把握できずプチパニック）、さらに東京が初日でアルバム発売日がその前日という、てんやわんやの中、今年のツアーは始まりました。
まず、Mr.Sのアルバムについて。
確実にフラゲできるよう店頭で予約して（ネット予約配達は過去の経験上、信用しておりません）、火曜日の夜から聴き込みスタート。
今回のアルバムは、本当にとても良いです。正直、あまりにツアー決定までが短期間なうえ、27時間があったり個々の仕事があったりと、彼らもアルバムを作る時間なんてまともに無かったのではないのだろうか、とりあえずテキトーに曲を詰め、あとはこの2年でたくさん出たシングルを詰めてお茶を濁すのではないのかと思っていましたが、そんな風に思ってしまった自分を今は恥じるばかりです。
蓋を開けてみれば、入ってるシングル曲なんて2曲のみ。しかも1曲はアルバム用に新たにリミックスされたもの。
SMAPはいつもメジャーな方からマイナーな方まで、とにかくいろんな方に楽曲提供してもらっているので、ごった煮感があるのですが、始めから終わりまで通して聴くと、不思議とごった煮の中にも、一体感や共通項があり、しっかりMr.Sという謎のオトコ達をテーマにした作品として成立しているのです。
私はだいたいアルバムを通して2～3周聴いてしまうと、シャッフルして聴くようになるのですが、今回はそれを全くしていません。
あと毎度入ってるテーマ曲も、何度か聴くとiPodで聴いてる時なんかはつい飛ばしてしまうことがあるのですが（すみません）、それも全くしていません。
Mr.Sのテーマを作られたのは、オーシャンズ11を始め、宝塚の楽曲制作でおなじみの太田健氏。
2曲目に入ってるリード曲「Mr.S」を作られたのは、SMAP曲ではおなじみの市川喜康氏。
宝塚風の軽快でjazzyなテーマ曲から始まってMr.Sへと繋がるこの流れが本当に素晴らしいんです。別々の方が作っているのにこのしっくりくる整合性。まるでキセキのコラボ。
今年、オーシャンズ11の舞台を観まくったせいか、この2曲からはとてもオーシャンズ的な大人のかっこよさも感じます。
再生してまずこの2曲の見事なコラボを聴いた時、もう新たなツアーへは期待しかなかったですね。
そうして大した準備期間も無いまま迎えたツアー初日。
今年は例年よりもグッズのデザインが可愛いせいか、初日にペンラも団扇も買えない事態も発生。東京ドームは中でもグッズ売ってるんだけど、それすらものすごい長蛇の列ってのは初めて見ましたよ(^^;;
しかも今回は、初日が一番神席☆ 埋れアリーナかと思いきや、出べその先のセンターステージの真ん前という。初日なのでどの曲でこのセンターに来るのかとかわからずに観てるもんだから、「ぎゃあああ来るうううう！近いいいい！」ってその都度声にならない悲鳴をあげてた気がします。
唯一残念だったのが今年のMCがセンターではなくメインステージだったことかな。贅沢な話だけど。
で、今年のツアーの構成がまた本当に素晴らしいです。
アルバム聴いた時からなんとなく慎吾がやりたいことが見えて、もう期待しかなかったけど、セトリの順番は完全に意表を突かれました。
テーマから始まれば、1曲目がシングル曲ではなくMr.Sというのは想像つきました。この2曲はもうこのアルバムでも神の流れなので、絶対切り離せないだろうなと。
テーマに合わせて繰り出される映像を使った演出はSMAPではおなじみだけど、今回はその映像がとにかくかっこいい。さらにその映像に合わせて1人ずつステージに登場する演出というのが更に素敵！（DVDでこのかっこよさがきちんと再現されるのかすごーく心配でありますが…）
2曲めに「シャレオツ」を挟んでアルバム曲が続き（シャレオツがアルバムに入らなかったのがちと残念。JOYよりもあの世界観にピッタリなのに）、「無我夢中なLIFE」が挨拶曲。これまた振り付けが可愛くてつい真似をしてしまいます。
ひと段落ついたところで、Mr.シングルさんたちが登場して（そういえば福岡ではメンバーの実写部分が無くなってたぞ＞＜）、シングルコーナー。昨年ついにシングルが50枚の大台を超えたSMAPですから、セトリに入ってる曲を除いても候補曲はたーくさんあります。
1つめのシングル曲は、候補2曲のうち、会場のタイトルコールが大きいほうが選ばれるという試み！
これ好みというより絶対叫びやすいタイトルが有利だよなと思ってたら、案の定、東京では「This is LOVE」が不名誉な連敗記録を（笑）
まあライブでもしょっちゅうやっている定番曲だし、更にタイトルコールしにくいから仕方ない。決して不人気というわけではありませんからデリコさん！！！（笑）
「ココカラ」と「夜空ノムコウ」を挟んで、2つめのシングル曲は、スクリーンに日替わりでゲストが登場して候補2曲からリクエスト。しかもこれがVTRではなく生中継なので生でSMAPと掛け合いが観られるという、これまた新しい試み！
若手から大御所までいろんなゲストが出てくれていて、なんかもうこんな大掛かりなこと、武器はテレビなSMAPしか実現できないんじゃないかという企画ですね（今からオーラスのゲストが楽しみだけど、私の予想は福岡で出なかったタモさん）。
あとギフスマに続いて今回も5人ぎゅうぎゅう詰めなトロッコがあるのが嬉しかった。電動式なのでめっちゃ高速で目の前通り過ぎて行くけど（笑）
MCでロハスが最後不自然に張り切り出して締める流れからアルバムのロハス曲「dadadada」へ。他の3人も前半はダンサーとして加わります。この曲はとてもライブ向けで可愛い！
かなり早い段階で慎吾ソロがあり、OPで華麗に登場したMr.Sたちがあっさり死んでしまう衝撃のジャンクション。え？もう死ぬの？！ってびっくりしました(^^;;
東京のときはロイド風にSFちっくに消えていったけど、福岡では幽体離脱風に変わってた(；・∀・)
その流れからのBatteryがこれまたかっこいいです！コト切れてたMr.S達が充電されて復活！
そこからダンスナンバーが続き、そして早くも「CRAZY FIVE」が！
え？もう来ちゃう？もうクライマックスかよ？みたいな気がしたのはギフスマでの感覚のせいです。これなかなか意表突かれました。まあ単純にダンスゾーンとバラードゾーンが前回とは逆にしたんでしょうが、ペース配分的にはどっちがいいんだろう？元気なうちに踊っておけということなのかしら（；^ω^）
コントコーナー。
ぶっちゃけ内容はギフスマの時のコントのほうが好きなんだけど、東京初日と2日目しかやらず、以後幻となってしまった27時間TVのペンスマが観られたのは良かったかな。ペンスマやるの大変だろうけど続けて欲しかった。DVDにちょこっとでも入ってないかな。
あ、でもコント前のジャンクションは凄く好き。飛行機の中のかっこいいのにオカマな人達。何故かそんなキャラをやり始めてしまった吾郎さんが素で笑うとこ、何度観ても笑っちゃう。
さんまさんに続いて5スマも水被るオチとかね。木村と慎吾の毛根のたくましさよ（笑）
木村ソロから始まる通称まったりゾーン。スマもヲタもちょっとクールダウン。しかし今回はキティちゃんやペッパー君が登場したり、客の一部がステージ上がったりとかなり賑やかな感じがしました。
「花」は前回のギフスマでは無かったので、今回どうするのかなと思ったら復活しましたね。福岡の一般席でもさすがに花の振付は浸透しているのか、やってる人が多かったです。ダブルミリオンはんぱない。
私的にはあってもなくてもいい曲のひとつなのですが（一時期聴き過ぎて飽きたの（笑））、27時間のライブで久々聴いて涙してしまったもので、やっぱり良い曲だなと改めて思いました。
ここで、さっき死んでしまったMr.Sさんたちのジャンクション続き。とてもSFちっく。また東京とは違う映像が追加され、ペッパー君登場したり、メンバーの台詞があったり、わかりやすくなりました。
今回ちょこちょこジャンクションさえも変更してきてるのが珍しい。追加で撮ったりしたんですかね？それともカットしたのを復活させたのかな。東京初日まで細かく確認する時間が無かったのかな。完全版としてDVDには収めてもらえるといいんですけど。
SFちっくな展開から始まる吾郎ちゃんソロはピッタリな流れ。そしてやっと聴けた「掌の世界」！待ってたあああ。入れてくれてありがとう！吾郎ソロも時雨さんだもんね。その繋がりで入ってよかった！
カップリングだからスマスマでも一切披露されず、この2年の間に大量にシングルが発表されたから、この曲の存在はもはや忘れ去られて流のではないかと思ったほど。
吾郎ソロ終盤から他の4人がダンサーとして入って「掌の世界」に繋がるのほんとかっこいい！
ノリノリなナンバーが続き、本編ラストにやっときた「Top of the WORLD」！
ひゃああああ。これをラストに持ってきましたか！途中演奏無しでみんなでオーオーオーオーはちょっと宗教ちっくなノリになるけど、むちゃくちゃカッコイイ！曲のラストに皆が空へ舞い上がっていくというのがまた何ともぴったりな演出で、しっとり系の曲でクールダウンしつつ終わるのもいいけど、テンチョモなまんま、飛んでくラストもすげー良い！最高の流れじゃないの。
ここで本編はエンド。
でもここまできて、アレも歌ってないコレも歌ってないと数曲すぐ浮かぶのがスマコンの醍醐味。
まだまだここからが本番です、みたいな（；^ω^）
ラッキーさんのジャンクションはつるつるなテレビマンの皆様。
27時間のCMではあんなにカッコ良かったのに、カルビ食ったりアクビしたり、足踏んじゃったりして可愛い！あのCM撮りの時にまとめて撮ってたのか、改めてまた特殊メイクして撮ったのかとか気になります。
ラッキーさん抽選さえ魅せる物として映像凝ってくれるスマはほんとすごい。当たるわけないと思いつつ、やっぱりちょこっとドキドキしてしまうんだよね。実際、２年前のギフスマで２席挟んだ隣の人が当たった時はほんとビックリしたよ。でもすぐ周囲も祝福モードになって送り出すスマヲタ愛おしかった。
アンコールトップバッターはつよしソロ！今回のつよしソロ大好きです！和田唱さんほんとに素敵な曲をありがとうございます！
東京でのギターは大丈夫か？という感じでハラハラしながら見守ってたけど、福岡ではとても上手くなって客を煽る余裕まで。でも逆に歌がなかなかの音程になってたけど(^^;;
ダンサーさんたちとの絡みがまた楽しい！こんなにカッコ良くてギャングな感じなのに、曲が終わるとかっこよく「Thank You!」とかじゃなく、「ありがとお♪(^０^)」なのがつよしらしい（笑）
東京では「みんなのおかげ！(^０^)」とかそんな感じで感謝しまくりだったしね（笑）
2曲目は「JOY」。これはほんとみんな頑張って振り付け覚えて一緒に「JOY!JOY!」したほうが楽しいですぞ！（意外とあんまりやってないんだよね）なんか今年の曲のような気がしてたらもう出てから一年半ぐらい経ってた（；^ω^）
「オリスマ」でトロッコに乗り（中居さんがなかなか乗らないので１塁側と３塁側で時差がありすぎ（笑））、バクステでラッキーさんと「SHAKE」。中居さんはバックスタンドの客と絡みたい一心で一生懸命手伸ばして煽ってくれるので、今のところ７公演中４公演がバクステ前という私には、ほんとリーダー愛おしい。
「らいおんハート」のダンスは、バクステ前の席の時はひたすら双眼鏡でガン観です。あの振り付け好きなんだよね。
「俺達に明日はある」で再びトロッコでメインステージに戻り、最後に「ビートフルデイ」！
賑やかなハッピーチューンで終わる今回のコンサート。
慎吾が時間ないなか考えてきたコンサートの演出の中で、この曲だけは早い段階からラストに歌う曲として発注していたそうで、その目論見どおり、今回のコンサートがとてもハッピーで幸せな気分で終われるのはこの「ビートフルデイ」の力がとても大きいと思います。
私がこのようにMr.Sコンについてダラダラ書いておきたくなったのも、このハッピーなエンディング曲のせい。
ハッピーなのに、初日以降、この曲をiPodで聴くと泣きたくなってしまうんですけどね。「ああ、ライブが終わっちゃう！」って気分になるから（笑）
「楽しんじゃえ今日もヒップだね それ万々歳！ それ万々歳！
憂鬱は明日にしようヒップだね それ万々々歳！」
なんか、SMAPがデビュー曲で、
「君を幸せにする僕はここにいるよ」
と歌ってくれてから、ずっと同じスタンスでファンとともに居てくれているのだなと思えます。
毎回コンサート行くたびに思えるのだけど、本当にアイドルだな、アイドルの役割をいくつになっても全うしてくれてるんだなと。
TVや映画、舞台ではスター。でもコンサートではすぐそばにいるアイドル。そんな感じ。
センターステージで５人並んで肩組んで踊ったり、中居さんがラッパを持って( ゜∀゜)<プップー♪って騒がしいぐらい賑やかしをしたり、「てきとーのてーときーととー」の振りが憤死するぐらい可愛かったり、コール＆レスポンスがあったり、ああ、本当に最後ハッピーな気分で終わるために、これ以上ない曲がSMAPの多すぎるくらいの名曲リストにまたひとつ加わったのだなと思いました。
できればこの曲はコンサートの定番曲にして欲しいぐらいです。このツアーだけの曲になってしまうのはもったいない！紅白でも歌ってもいいぐらい（笑）
TVでもどこかで披露してほしいですね。やるならやっぱりスマスマで可愛いMV風にやって欲しいかな。
ダブルアンコのある日はこのあとに「ありがとう」が入ります。
そういやセトリに入ってなかったのね！？と、ちと衝撃。SMAPはいい曲多すぎなんですよ。
あのね「花」以降のSMAPもほんと名曲揃いなんですよー！
あそこで頂点極めてないの。上にも書いたけど、多すぎるくらいの名曲リストにまだまだ毎年名曲を増やし続けてる。そこがすごいんです。
以上、久しぶりのブログにちっともレポにはなっていないMr.Sツアーに関するつれづれをだらだらと書き殴ってきました（笑）
クリスマスライブやオーラスを迎える前にDVDが出てしまう今回、いろいろ思うところはありますが、とりあえず、綺麗な画質で何度でも観たくなるようなDVDになっていれば…！
（慎吾が今回直々に撮影スタッフを指名したあたりからも、前回のギフスマDVDに満足いってないのだなと思うし、今回は期待していいのだと思いたいです）
そして、できればクリスマスやオーラスの映像も、限定ではなく誰もが何度でも観られる形で出てくれることを願って、終わります。
あ、MCレポとかはとくに書きません。詳細なツアー内容については、他に素晴らしきブログさんがたくさんありますので(^^;;
Twitterに書こうかとも思ったんですけど、たぶん文書長くなってしまうのと、ネタバレしてしまうので、まだ参戦できてない方がうっかり目にしてしまうのも申し訳ないし、最近、新たにブログを立ち上げたのでそっちに書いてもイイかと思ったんですけど、そっちは「オーシャンズ11備忘録」というブログタイトルにしちまったもので、そちらに書くのもおかしい。
というわけで、とうに忘れさられていたブログを引っ張り出してみました。気づけば5年ぶりの更新！いやぁ、すっかり埃かぶってる（笑）
Mr.Sツアー、今日まで東京5公演、福岡2公演参戦しています。
オーラス含めて全8公演参戦予定。今年は慎吾のオーシャンズ11があったため、これでも減らしたつもりで、ツアー告知されたときは、「あんまり行けないだろうな」なんて思ってたんですが、今年は幸運にも東京5公演がスルッと当選&譲ってもらうことができ、福岡も一般はハズレたものの、譲って頂けたりして、なんだかんだ前回のギフスマ10公演参戦に次いで多くなりました(^^;;
7月の27時間TVまでは、今年はやるのかやらないのか…いや、もう無いのかもと諦めモードになっていたところ、突如27時間TV中にさらっと発表され（しかもその時私はノンストップライブの会場に居たので状況が把握できずプチパニック）、さらに東京が初日でアルバム発売日がその前日という、てんやわんやの中、今年のツアーは始まりました。
まず、Mr.Sのアルバムについて。
確実にフラゲできるよう店頭で予約して（ネット予約配達は過去の経験上、信用しておりません）、火曜日の夜から聴き込みスタート。
今回のアルバムは、本当にとても良いです。正直、あまりにツアー決定までが短期間なうえ、27時間があったり個々の仕事があったりと、彼らもアルバムを作る時間なんてまともに無かったのではないのだろうか、とりあえずテキトーに曲を詰め、あとはこの2年でたくさん出たシングルを詰めてお茶を濁すのではないのかと思っていましたが、そんな風に思ってしまった自分を今は恥じるばかりです。
蓋を開けてみれば、入ってるシングル曲なんて2曲のみ。しかも1曲はアルバム用に新たにリミックスされたもの。
SMAPはいつもメジャーな方からマイナーな方まで、とにかくいろんな方に楽曲提供してもらっているので、ごった煮感があるのですが、始めから終わりまで通して聴くと、不思議とごった煮の中にも、一体感や共通項があり、しっかりMr.Sという謎のオトコ達をテーマにした作品として成立しているのです。
私はだいたいアルバムを通して2～3周聴いてしまうと、シャッフルして聴くようになるのですが、今回はそれを全くしていません。
あと毎度入ってるテーマ曲も、何度か聴くとiPodで聴いてる時なんかはつい飛ばしてしまうことがあるのですが（すみません）、それも全くしていません。
Mr.Sのテーマを作られたのは、オーシャンズ11を始め、宝塚の楽曲制作でおなじみの太田健氏。
2曲目に入ってるリード曲「Mr.S」を作られたのは、SMAP曲ではおなじみの市川喜康氏。
宝塚風の軽快でjazzyなテーマ曲から始まってMr.Sへと繋がるこの流れが本当に素晴らしいんです。別々の方が作っているのにこのしっくりくる整合性。まるでキセキのコラボ。
今年、オーシャンズ11の舞台を観まくったせいか、この2曲からはとてもオーシャンズ的な大人のかっこよさも感じます。
再生してまずこの2曲の見事なコラボを聴いた時、もう新たなツアーへは期待しかなかったですね。
そうして大した準備期間も無いまま迎えたツアー初日。
今年は例年よりもグッズのデザインが可愛いせいか、初日にペンラも団扇も買えない事態も発生。東京ドームは中でもグッズ売ってるんだけど、それすらものすごい長蛇の列ってのは初めて見ましたよ(^^;;
しかも今回は、初日が一番神席☆ 埋れアリーナかと思いきや、出べその先のセンターステージの真ん前という。初日なのでどの曲でこのセンターに来るのかとかわからずに観てるもんだから、「ぎゃあああ来るうううう！近いいいい！」ってその都度声にならない悲鳴をあげてた気がします。
唯一残念だったのが今年のMCがセンターではなくメインステージだったことかな。贅沢な話だけど。
で、今年のツアーの構成がまた本当に素晴らしいです。
アルバム聴いた時からなんとなく慎吾がやりたいことが見えて、もう期待しかなかったけど、セトリの順番は完全に意表を突かれました。
テーマから始まれば、1曲目がシングル曲ではなくMr.Sというのは想像つきました。この2曲はもうこのアルバムでも神の流れなので、絶対切り離せないだろうなと。
テーマに合わせて繰り出される映像を使った演出はSMAPではおなじみだけど、今回はその映像がとにかくかっこいい。さらにその映像に合わせて1人ずつステージに登場する演出というのが更に素敵！（DVDでこのかっこよさがきちんと再現されるのかすごーく心配でありますが…）
2曲めに「シャレオツ」を挟んでアルバム曲が続き（シャレオツがアルバムに入らなかったのがちと残念。JOYよりもあの世界観にピッタリなのに）、「無我夢中なLIFE」が挨拶曲。これまた振り付けが可愛くてつい真似をしてしまいます。
ひと段落ついたところで、Mr.シングルさんたちが登場して（そういえば福岡ではメンバーの実写部分が無くなってたぞ＞＜）、シングルコーナー。昨年ついにシングルが50枚の大台を超えたSMAPですから、セトリに入ってる曲を除いても候補曲はたーくさんあります。
1つめのシングル曲は、候補2曲のうち、会場のタイトルコールが大きいほうが選ばれるという試み！
これ好みというより絶対叫びやすいタイトルが有利だよなと思ってたら、案の定、東京では「This is LOVE」が不名誉な連敗記録を（笑）
まあライブでもしょっちゅうやっている定番曲だし、更にタイトルコールしにくいから仕方ない。決して不人気というわけではありませんからデリコさん！！！（笑）
「ココカラ」と「夜空ノムコウ」を挟んで、2つめのシングル曲は、スクリーンに日替わりでゲストが登場して候補2曲からリクエスト。しかもこれがVTRではなく生中継なので生でSMAPと掛け合いが観られるという、これまた新しい試み！
若手から大御所までいろんなゲストが出てくれていて、なんかもうこんな大掛かりなこと、武器はテレビなSMAPしか実現できないんじゃないかという企画ですね（今からオーラスのゲストが楽しみだけど、私の予想は福岡で出なかったタモさん）。
あとギフスマに続いて今回も5人ぎゅうぎゅう詰めなトロッコがあるのが嬉しかった。電動式なのでめっちゃ高速で目の前通り過ぎて行くけど（笑）
MCでロハスが最後不自然に張り切り出して締める流れからアルバムのロハス曲「dadadada」へ。他の3人も前半はダンサーとして加わります。この曲はとてもライブ向けで可愛い！
かなり早い段階で慎吾ソロがあり、OPで華麗に登場したMr.Sたちがあっさり死んでしまう衝撃のジャンクション。え？もう死ぬの？！ってびっくりしました(^^;;
東京のときはロイド風にSFちっくに消えていったけど、福岡では幽体離脱風に変わってた(；・∀・)
その流れからのBatteryがこれまたかっこいいです！コト切れてたMr.S達が充電されて復活！
そこからダンスナンバーが続き、そして早くも「CRAZY FIVE」が！
え？もう来ちゃう？もうクライマックスかよ？みたいな気がしたのはギフスマでの感覚のせいです。これなかなか意表突かれました。まあ単純にダンスゾーンとバラードゾーンが前回とは逆にしたんでしょうが、ペース配分的にはどっちがいいんだろう？元気なうちに踊っておけということなのかしら（；^ω^）
コントコーナー。
ぶっちゃけ内容はギフスマの時のコントのほうが好きなんだけど、東京初日と2日目しかやらず、以後幻となってしまった27時間TVのペンスマが観られたのは良かったかな。ペンスマやるの大変だろうけど続けて欲しかった。DVDにちょこっとでも入ってないかな。
あ、でもコント前のジャンクションは凄く好き。飛行機の中のかっこいいのにオカマな人達。何故かそんなキャラをやり始めてしまった吾郎さんが素で笑うとこ、何度観ても笑っちゃう。
さんまさんに続いて5スマも水被るオチとかね。木村と慎吾の毛根のたくましさよ（笑）
木村ソロから始まる通称まったりゾーン。スマもヲタもちょっとクールダウン。しかし今回はキティちゃんやペッパー君が登場したり、客の一部がステージ上がったりとかなり賑やかな感じがしました。
「花」は前回のギフスマでは無かったので、今回どうするのかなと思ったら復活しましたね。福岡の一般席でもさすがに花の振付は浸透しているのか、やってる人が多かったです。ダブルミリオンはんぱない。
私的にはあってもなくてもいい曲のひとつなのですが（一時期聴き過ぎて飽きたの（笑））、27時間のライブで久々聴いて涙してしまったもので、やっぱり良い曲だなと改めて思いました。
ここで、さっき死んでしまったMr.Sさんたちのジャンクション続き。とてもSFちっく。また東京とは違う映像が追加され、ペッパー君登場したり、メンバーの台詞があったり、わかりやすくなりました。
今回ちょこちょこジャンクションさえも変更してきてるのが珍しい。追加で撮ったりしたんですかね？それともカットしたのを復活させたのかな。東京初日まで細かく確認する時間が無かったのかな。完全版としてDVDには収めてもらえるといいんですけど。
SFちっくな展開から始まる吾郎ちゃんソロはピッタリな流れ。そしてやっと聴けた「掌の世界」！待ってたあああ。入れてくれてありがとう！吾郎ソロも時雨さんだもんね。その繋がりで入ってよかった！
カップリングだからスマスマでも一切披露されず、この2年の間に大量にシングルが発表されたから、この曲の存在はもはや忘れ去られて流のではないかと思ったほど。
吾郎ソロ終盤から他の4人がダンサーとして入って「掌の世界」に繋がるのほんとかっこいい！
ノリノリなナンバーが続き、本編ラストにやっときた「Top of the WORLD」！
ひゃああああ。これをラストに持ってきましたか！途中演奏無しでみんなでオーオーオーオーはちょっと宗教ちっくなノリになるけど、むちゃくちゃカッコイイ！曲のラストに皆が空へ舞い上がっていくというのがまた何ともぴったりな演出で、しっとり系の曲でクールダウンしつつ終わるのもいいけど、テンチョモなまんま、飛んでくラストもすげー良い！最高の流れじゃないの。
ここで本編はエンド。
でもここまできて、アレも歌ってないコレも歌ってないと数曲すぐ浮かぶのがスマコンの醍醐味。
まだまだここからが本番です、みたいな（；^ω^）
ラッキーさんのジャンクションはつるつるなテレビマンの皆様。
27時間のCMではあんなにカッコ良かったのに、カルビ食ったりアクビしたり、足踏んじゃったりして可愛い！あのCM撮りの時にまとめて撮ってたのか、改めてまた特殊メイクして撮ったのかとか気になります。
ラッキーさん抽選さえ魅せる物として映像凝ってくれるスマはほんとすごい。当たるわけないと思いつつ、やっぱりちょこっとドキドキしてしまうんだよね。実際、２年前のギフスマで２席挟んだ隣の人が当たった時はほんとビックリしたよ。でもすぐ周囲も祝福モードになって送り出すスマヲタ愛おしかった。
アンコールトップバッターはつよしソロ！今回のつよしソロ大好きです！和田唱さんほんとに素敵な曲をありがとうございます！
東京でのギターは大丈夫か？という感じでハラハラしながら見守ってたけど、福岡ではとても上手くなって客を煽る余裕まで。でも逆に歌がなかなかの音程になってたけど(^^;;
ダンサーさんたちとの絡みがまた楽しい！こんなにカッコ良くてギャングな感じなのに、曲が終わるとかっこよく「Thank You!」とかじゃなく、「ありがとお♪(^０^)」なのがつよしらしい（笑）
東京では「みんなのおかげ！(^０^)」とかそんな感じで感謝しまくりだったしね（笑）
2曲目は「JOY」。これはほんとみんな頑張って振り付け覚えて一緒に「JOY!JOY!」したほうが楽しいですぞ！（意外とあんまりやってないんだよね）なんか今年の曲のような気がしてたらもう出てから一年半ぐらい経ってた（；^ω^）
「オリスマ」でトロッコに乗り（中居さんがなかなか乗らないので１塁側と３塁側で時差がありすぎ（笑））、バクステでラッキーさんと「SHAKE」。中居さんはバックスタンドの客と絡みたい一心で一生懸命手伸ばして煽ってくれるので、今のところ７公演中４公演がバクステ前という私には、ほんとリーダー愛おしい。
「らいおんハート」のダンスは、バクステ前の席の時はひたすら双眼鏡でガン観です。あの振り付け好きなんだよね。
「俺達に明日はある」で再びトロッコでメインステージに戻り、最後に「ビートフルデイ」！
賑やかなハッピーチューンで終わる今回のコンサート。
慎吾が時間ないなか考えてきたコンサートの演出の中で、この曲だけは早い段階からラストに歌う曲として発注していたそうで、その目論見どおり、今回のコンサートがとてもハッピーで幸せな気分で終われるのはこの「ビートフルデイ」の力がとても大きいと思います。
私がこのようにMr.Sコンについてダラダラ書いておきたくなったのも、このハッピーなエンディング曲のせい。
ハッピーなのに、初日以降、この曲をiPodで聴くと泣きたくなってしまうんですけどね。「ああ、ライブが終わっちゃう！」って気分になるから（笑）
「楽しんじゃえ今日もヒップだね それ万々歳！ それ万々歳！
憂鬱は明日にしようヒップだね それ万々々歳！」
なんか、SMAPがデビュー曲で、
「君を幸せにする僕はここにいるよ」
と歌ってくれてから、ずっと同じスタンスでファンとともに居てくれているのだなと思えます。
毎回コンサート行くたびに思えるのだけど、本当にアイドルだな、アイドルの役割をいくつになっても全うしてくれてるんだなと。
TVや映画、舞台ではスター。でもコンサートではすぐそばにいるアイドル。そんな感じ。
センターステージで５人並んで肩組んで踊ったり、中居さんがラッパを持って( ゜∀゜)<プップー♪って騒がしいぐらい賑やかしをしたり、「てきとーのてーときーととー」の振りが憤死するぐらい可愛かったり、コール＆レスポンスがあったり、ああ、本当に最後ハッピーな気分で終わるために、これ以上ない曲がSMAPの多すぎるくらいの名曲リストにまたひとつ加わったのだなと思いました。
できればこの曲はコンサートの定番曲にして欲しいぐらいです。このツアーだけの曲になってしまうのはもったいない！紅白でも歌ってもいいぐらい（笑）
TVでもどこかで披露してほしいですね。やるならやっぱりスマスマで可愛いMV風にやって欲しいかな。
ダブルアンコのある日はこのあとに「ありがとう」が入ります。
そういやセトリに入ってなかったのね！？と、ちと衝撃。SMAPはいい曲多すぎなんですよ。
あのね「花」以降のSMAPもほんと名曲揃いなんですよー！
あそこで頂点極めてないの。上にも書いたけど、多すぎるくらいの名曲リストにまだまだ毎年名曲を増やし続けてる。そこがすごいんです。
以上、久しぶりのブログにちっともレポにはなっていないMr.Sツアーに関するつれづれをだらだらと書き殴ってきました（笑）
クリスマスライブやオーラスを迎える前にDVDが出てしまう今回、いろいろ思うところはありますが、とりあえず、綺麗な画質で何度でも観たくなるようなDVDになっていれば…！
（慎吾が今回直々に撮影スタッフを指名したあたりからも、前回のギフスマDVDに満足いってないのだなと思うし、今回は期待していいのだと思いたいです）
そして、できればクリスマスやオーラスの映像も、限定ではなく誰もが何度でも観られる形で出てくれることを願って、終わります。
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