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最近はフィギュアスケートと歌舞伎鑑賞記録が主流でござります

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007年08月23日 | 映画・TV
観てきました。
ハリポタはマニアになるほど大好きってわけじゃないんだけど、原作買って読んでるし、映画も毎回映画館まで足を運んで観てます。しかし、今回の「不死鳥の騎士団」は本で読んだ時も苛々してあんまり好きな巻じゃなかったんで、映画も率先して観たい気は起きず、でも時間的に短くなってたんで、すっきり観られるかなあと思ってたら…逆の意味で映画もやっぱり酷かった。原作は4分の3ぐらいまでは本当にいろんな苛々シーンの連続で、最後にようやく盛り上がってわーっ!みたいな感じでちょいスッキリしたんですけどね。映画は逆にハショリすぎて何が何だか…。次から次へと展開が変わって気付いたら終わり! あれえ~? こんな薄い話だっけ?という印象でした。これなら3時間はあったほうが良かったかも。
前作の「炎のゴブレット」が映画になった時、原作をハショりつつも、かなりドラマティックにまとめてあって、映画単体で観ても面白かったんですが、今回は単に原作の挿し絵を映像で観たという感じです。だいたい「不死鳥の騎士団」なのに、騎士団の面々の印象薄すぎ。説明なさすぎ。こんなに端折って次回以降どうするんだろう? トンクスの顔とかもう覚えてないよ(泣)
でも新キャラとしてはルーナが可愛すぎてびっくり! あんな美少女だったっけ? あまりに存在感ありすぎて、あれではハリーとカップルになってもOKな演出だった。逆にジニーが存在感無し(汗) チョウは…まあ原作でもイマイチな扱いだったしなあ。あとチョウ役の子って前回と顔が違う気が…?
最後の戦いも本で読んだ時は、ついにハリー以外の生徒達まで絶体絶命の戦いを強いられるのかという衝撃があったんですけど、映画はそんな緊迫感があまり感じられなかった。前作でのセドリックが殺されてヴォル復活のあたりの演出は、オチを知ってても充分な怖さを感じられたんですけどね。だからシリウスもあっさりすぎて…(泣) ベタになってもいいからもうちょっと引っ張ってよ~。
6巻はさらに衝撃場面があるけど、こうもあっさり風味に来られると期待薄になっちゃいそうです。映画のスネイプ先生好きなんで、期待したいんだけど。(今回もアンブリッジ先生にイビられてるとこ可愛かった・笑)あとハリー父からのイジメシーン、映像で観るとさらにキツイですね。原作でも衝撃的だったけど、あれじゃあ皆スネイプ先生派になっちゃうよ。本当に最強のツンデレ男

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