へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

中国ネットに溢れる「日本賞賛」「中国批判」の声

2014年06月02日 | 報道・ニュース
アジア安全保障会に出席した中国人民解放軍の王冠中副総参謀長の発言が笑わせる。
<「国際法とは相いれない」、中国軍に質問集中 強硬姿勢に強い懸念 アジア安保会議>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140601/asi14060116310005-n1.htm

■シンガポールで1日開かれたアジア安全保障会議では、各国の有識者らから中国人民解放軍の王冠中副総参謀長に質問が集中し、東・南シナ海で強硬姿勢を強めている中国に対して各国が強い懸念や関心を抱いていることが浮き彫りになった。

 約1時間45分にわたった分科会では王氏とロシアのアントノフ国防次官の2人が演説。これを受け質問した19人のうち14人が王氏を指名して、東・南シナ海でのトラブルなどについて見解を問いただした。

 このうちインドの出席者は、中国が南シナ海の大半を自国領と主張して地図上に独自に引いた「九段線」と呼ばれる9本の境界線について「海の上に線を引き自国領と言うのは国際法とは相いれない」と批判した。

 王氏は「南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島や西沙(英語名パラセル)諸島は2千年以上前に中国が発見し管轄下に置いた」などと述べるだけで、法律上の根拠は「時間がない」として示さなかった。(共同)■

幼稚で荒唐無稽なことを言うものだ。まるで見栄を張った子供の発言だ。根拠もない大言壮語でもある。国際舞台で大恥をかいていることにも気付かないのか。面の皮がよっぽど厚いらしい。こんなことも言っている。

<解放軍幹部、安倍首相発言に反発 「中国を挑発している」>
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014060101001304.html
■【シンガポール共同】中国人民解放軍の王冠中副総参謀長は1日、シンガポールのアジア安全保障会議で演説し、中国をけん制した5月30日の安倍晋三首相の発言に対し「中国を挑発しており、決して受け入れることはできない」と反発した。

 ヘーゲル米国防長官による中国非難発言についても「覇権主義や威嚇、脅迫に満ちており、アジアの不安定要素をもたらす」と強く批判した。
 その上で日米が「共同で歩調を合わせて中国に挑戦を仕掛けた。中国は最小限の反応をしているだけだ」と主張した。

自国の行動を他国の行動に置き換えて批判する中国お得意の芸当である。演説している本人がばかばかしくならないのだろうか? ただ、こんな発言もある。
<「有言実行」カギ、日本に期待と不安 アジア安保会議>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140601/asi14060119050006-n1.htm

■【シンガポール=吉村英輝】アジア安全保障会議が1日、閉幕した。東シナ海や南シナ海で緊張が高まる中、安倍晋三首相は基調講演で「積極的平和主義」を訴え、地域の海洋安全保障に貢献していくと約束した。ただ、日本が具体的にどう関与していくかは不透明で、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の間では、日本の実行力をめぐって期待や不安が入り交じっているようだ。

 シンガポールの英字紙サンデー・タイムズは1日、安倍首相が講演でASEANとの安全保障関係の強化を訴えたことについて、「中国は懸念しない」と分析する記事を掲載した。中国とASEANの関係は強固で、インドネシアなど一部の加盟国以外は安倍氏の演説を表だって歓迎していない-という指摘だ。

 南シナ海の石油掘削で中国と対立が続くベトナムの国営メディアは、首相の演説を「日本がベトナム支持」と大きく報じた。だが、ASEAN加盟国で南シナ海の領有権を表だって中国と争っているのはベトナムとフィリピンだけ。加盟国の多くは、「経済的な結びつきが強く、軍事的覇権を拡大する中国とは波風を立てたくない」(外交筋)のが本音だ。

東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、安倍首相の演説に説得力があったとし、「集団的自衛権の行使容認を含めた防衛政策の見直しに沿って、貢献拡大を明示した」と評価する。

 しかし、安倍首相は講演で、すでに表明しているインドネシア、フィリピン、ベトナムの海上保安当局への巡視船提供などに触れるにとどまり、新たな具体的支援には言及していない。

 中国人民解放軍の王冠中・副総参謀長は、会議での日本や米国の発言を、「将来は、言葉でなく行動で決まる」と皮肉った。「有言実行」が求められている。


中国は苛立ちながら、日米の行動を注視しているのだ。一方で、強盗行為はやめようともしない。
<中国の石油掘削施設、また移動 中国船の体当たり続く>
■ベトナムのインターネット新聞ザンチによると、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島近くに設置されている中国の石油掘削施設が1日、従来の位置から北西に約140メートル移動した。ベトナム漁業監視部隊は、掘削施設の位置は不安定だと発表した。

 中国は5月初めに設置した掘削施設を同月27日、当初の場所から東北東に約43キロの場所に移動し「第2段階」の作業を始めた。さらに場所を変える可能性もある。

 漁業監視部隊によると、中国は1日も軍艦4隻、海警局の船38~40隻など計約120隻を現場海域に展開、ベトナム船への放水などを続けた。
 国営ベトナム・テレビは、中国船が1日ベトナムの沿岸警備隊の船に体当たりし、船体に小さな穴が開くなどの損傷があったと報じた。(共同)■

ベトナム側の危機意識は強い。
<「今防がねば、中国は同じ行動する」越国防次官>
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140602-OYT1T50015.html?from=yrank_ycont

■【シンガポール=池田慶太】ベトナムのグエン・チー・ビン国防次官は1日、シンガポールで読売新聞などとのインタビューに応じ、南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近で中国が進める石油掘削作業について「今回防がなければ、中国は他国にも同じ行動をする」と述べ、日本など周辺国と協力して事態打開を進める方針を明らかにした。■

そんな中国に対しては、G7も非難声明を準備中という。
<G7、中国名指し非難へ 首脳宣言 海洋進出、自制促す>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140602/chn14060207100002-n1.htm

■ベルギー・ブリュッセルで4、5両日に開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で採択される首脳宣言に、東シナ海や南シナ海で強引な進出を繰り返す中国を名指しして非難し、自制を迫る文言が盛り込まれる方向で調整されていることが1日、分かった。自由と価値観を共有するG7が結束し、対中包囲網を敷くことになる。日本政府関係者が明らかにした。                     ◇

 G7にロシアを加えた1998年以降の主要国(G8)時代を含めて首脳宣言で中国の国名を明示し、海洋進出の動きを批判するのは初めて。17年ぶりにG7で開催する今回のサミットは、対ウクライナ支援とロシアへの対応が焦点となるが、日米が主導する対中圧力が「もう一つの重要なテーマ」(政府関係者)に浮上した。

 政府関係者によると、安倍晋三首相はサミットの政治討議の場で、「海における法の支配」の順守を訴える。その上で、中国が東シナ海上空で自衛隊機に異常接近するなど尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で挑発行為を繰り返したり、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺で一方的に石油掘削を始めたりしていることを指摘し、批判する意向だという。

 これに5月28日の外交政策演説で「経済的な台頭と軍事的な進出が近隣諸国の懸念になっている」と中国を指弾したオバマ米大統領も賛同し、最終的にG7の総意として首脳宣言に対中非難の姿勢を強く打ち出す方向となった。宣言に盛り込む具体的な文言はサミットで協議する。■

暴れる猛獣・中国を言葉だけで封じ込めることができるのだろうか? 警察官がいない国際社会では、無法者を取り締まることは難しい。しかも中国は、世界2位の経済大国で軍事国家、国連安全保障理事会の常任理事国なのだ。その上、過剰な大国意識から「中華民族の偉大な再興」という誇大妄想を抱いているのだから始末に悪い。ブレーキの壊れた巨大な暴走車なのだ。国内の歯止めもない。力での統治、民意封じの弾圧が続いている。

「汚職糾弾」や「民主化」を訴えた学生らが弾圧された天安門事件から4日で25年。香港では3000人が参加してデモが行われた。
<香港で対中民主化要求デモ、高校生らも参加>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140602/chn14060200100001-n1.htm


■【香港=河崎真澄】中国で学生の民主化運動が武力により弾圧された1989年の天安門事件から、6月4日で25年となるのを前に香港で1日、中国への抗議デモが行われた。民主派団体「香港市民支援愛国民主運動連合会」が呼びかけたデモには、主催者発表で3000人(警察発表は1900人)が参加し、中国当局に事件の責任追及と民主化を要求するシュプレヒコールを繰り返した。

 最高気温34度となった炎天下の香港で、デモ隊は香港島のビクトリア公園から香港政府庁舎まで約4キロを歩いた。ノーベル平和賞を受賞した獄中の反体制作家、劉暁波氏など、中国で当局に拘束された人権擁護派や民主活動家らの即時釈放なども強く求めた。

 デモ隊の列には、地元高校生が中心の民主派グループ「学民思潮」からも約100人が加わり、香港メディアの注目を集めた。一党独裁終結を訴えていた高校3年の女子は、「25年前に北京で同世代の学生が求めた民主化は、中国で一歩も進んでいない」と話した。民主派団体は4日、ビクトリア公園で追悼のキャンドル集会を行う予定で、数万人の参加を見込んでいる。

 香港紙、明報によると、デモ参加のため空路で1日までに到着した台湾の民主活動家、曽建元氏が、香港国際空港で理由を告げられないまま入境を拒否された。民主化活動の広がりに香港政府は神経をとがらせているようだ。中国本土でも、事件の関係者が監視下に置かれるなど当局は例年以上に警戒している。■


1日夕、天安門事件について伝えたNHK海外放送のニュース番組が数分間にわたり中断された。事件関連の海外メディアの報道にも神経をとがらせているのだろう。こんな実態も報じられている。
<中国の外国人記者、3分の2が「取材妨害」経験>
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140601-OYT1T50017.html?from=yrank_ycont

■【北京=五十嵐文】北京駐在の外国メディアの記者らで作る「駐華外国記者協会」は31日、中国当局がさまざまな手段で外国人記者の取材活動を妨害していると批判する報告を発表した。

 それによると、回答者の約3分の2がこの1年間、取材現場で私服警官らになんらかの取材妨害を受けた経験があり、そのうち1割は暴力を受けたと回答。また、回答者の4分の1が、特派員の記事に関し、本国の中国大使館が本社の編集者に「圧力をかけた」ことがあると答えた。
 今年5月に243人の加入メンバーを対象に調査し、123人から回答を得た。■

3分の2というのは少ない数とも思える。何を取材するかによって異なるからだろう。記者の問題意識が問われている。そんな中、中国のネット世論に日本賞賛の声があふれているという。
<「日本人が中国人を救った。本に書いてあることと違う」…ベトナム反中暴動、中国ネットに溢れる「日本賞賛」「中国批判」の特異現象>
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140528/waf14052807000002-n1.htm

■南シナ海での中国による石油掘削作業をめぐりベトナムで広がった反中デモでは、日本に好意的で中国政府に批判的な意見が中国版ツイッター上で広まるという特異な現象が起きている。日系企業が暴動から中国人を救出したのがきっかけで、「これこそ人道的な行い」「日本人は友好的だ」と日本を賞賛するコメントが相次いだのだ。一方、中国政府は2年前の反日暴動を棚に上げ、ベトナムに対し「与えた損害を賠償せよ」「どのような仕打ちを受けるか、覚えておけ」などと恫喝を繰り返しており、こうした対比からも中国政府は国民から冷めた目で見られている。

 ベトナムでのデモは、南シナ海で中国とベトナムの当局の船が衝突を繰り返すなど緊張が高まるなか発生。5月13日夜にはホーチミン市に近い南部ビンズオン省の工業団地で起きたデモが暴徒化し、各地に飛び火した。

 中国系企業の工場などがが窓ガラスを割られたり放火されたほか、台湾系や日系など社名に漢字を使う企業も中国系と勘違いされて被害を受け、一説には約400社が被害にあったとされる。

 この反中暴動について、中国はベトナムをこの上なく強い調子で非難。共産党系機関紙「人民日報」のニュースサイト「環球網」は15日、「暴徒は中国の忍耐心を奪い去った」とのタイトルで、「大国の中国に対して、あんなふざけたことをすれば、遊びでは済まない」「ベトナム政府が本当に発狂していて最後の限界が分からないなら、最終的に中国から仕打ちを受けることを覚えておけ」などと恫喝まがいの論説を展開した。

ところが、こんな傲岸不遜ぶりに風穴をあける事件が起こった。
中国人を救った日系企業
 香港紙「明報」などによると、ベトナムの反中デモさなかの12日から13日にかけて、ビンズオン省の工業団地内にある縫製工場で、香港系中国人の従業員6人が暴徒に囲まれ工場から出られなくなる事態が発生。これを知った近隣の日系企業が、日の丸を掲げたトラックを仕立て、配送を装って工場に進入し、6人を無事救出した。

このニュースは瞬く間に中国各地に広まり、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」には中国人から、日本に好意的で中国には批判的な意見が続々と寄せられた。

 複数の中国情報サイトによると、微博には「中国人がたたかれ、日本人が救いの手。一方中国はかつて日本車を破壊するなど無知な反日デモ。この差はなんだ!」と、12年の反日暴動にからめたコメントが多く見られた。

 さらに「鬼子(日本人の蔑称)が中国人を救った…。抗日ドラマが覆された」「なんてことだ! 鬼子が人を救うなんて。本に書いてあることと違うぞ」と、中国政府の日ごろの反日姿勢を揶揄(やゆ)する意見も。

 中には、「救助は感謝すべきだけど、中国人留学生だって日本でおぼれている子供を助けたよね?」といった“中国擁護”の書き込みもあったが、日本をたたえる多くの意見の前にかき消された格好だ。■

記事は、<少なくともこうした機会に書き込まれるコメントからは、国民が日頃から国に対する問題意識や不満を抱えていることが読み取れそうだ>と結論付けている。中国の将来は、13億人人民の「目覚め」に期待するしかない。それはいつのなるのか? バブル崩壊が引き金になるのか?

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