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物ではなく,王国を求めなさい~聖書

2021年01月20日 | 日記

物ではなく,王国を求めなさい

 

「絶えず神の王国を求めてゆきなさい。そうすれば,これらのものはあなた方に加えられるのです」。
(ルカ 12:31)

必要な物と欲しい物にはどんな違いがありますか。

必要な物はわずかだが,欲しい物には限りがない,と言われています。必要な物と欲しい物の違いが分からない人は少なくないようです。
どんな違いがありますか。必要な物とは,生きていくのに不可欠な物のことです。衣食住はそれに含まれるでしょう。欲しい物とは,手に入れたくても生活に不可欠ではない物のことです。


人々はどんな物を欲しがりますか。

人が欲しいと思う物は,住んでいる国によって大きく異なります。発展途上国では,携帯電話やバイクや小さな土地が欲しいと思うかもしれません。
裕福な国では,たくさんの高価な服,大きな家,高級車を欲しがる人が多いでしょう。どちらの場合も,物質主義のわなに陥る危険があります。
必要かどうか,買うお金があるかどうかにかかわりなく,もっと多くの物を欲しがるのです。


物質主義のわなに注意する

物質主義とは何ですか。
物質主義とは何ですか。霊的な事柄ではなく,物やお金のことばかり考えることです。
物質主義は,人の欲望,優先順位,生活で第一にする事柄と密接な関係があります。物質主義になると,必要な物では満足できず,もっと多くの物が欲しくなります。
たくさんのお金を持っていなくても,高い物を買わなくても,物質主義になることがあります。貧しい人でも,物質主義の犠牲になり,王国を第一に求めなくなる可能性があるのです。

『お金を愛するような生き方をせず,今あるもので満足しましょう。神はこう言っています。「私は決してあなたを離れず,決してあなたを見捨てない」』。
(ヘブライ 13:5)

 

サタンはどのように「目の欲望」を用いますか。

サタンはわたしたちを欺き,生活を楽しむには,実際に必要な物よりも多くの物が必要だと思い込ませようとしています。
世の商業体制を用いて,「目の欲望」に巧みに訴えかけてきます。
「世も,世の中のものも,愛してはなりません。世を愛する人は,天の父を愛していません。世の中のもの,すなわち罪深い欲望,見ることから生じる欲望,持ち物を見せびらかすことは皆,
父からのものではなく,世から出るものだからです。さらに,世も,世の欲望も,過ぎ去りつつあります。一方,神の望むことを行う人は永遠に生きます」。

(ヨハネ第一 2:15~17)

「そこで女がその木を見ると,おいしそうな実が付いていて,魅力的な美しい木に見えた。それで女はその木の実を取って食べ始めた。その後,一緒にいた時に夫にも渡した。夫もそれを食べ始めた」。
(創世記 3:6)

「墓と滅びの場所は満足することがなく,人の目も満足することがない」。
(箴言 27:20)

わたしたちの周りには様々な商品があふれ,非常に魅力的に見える物もあります。
あなたは,広告やショーウインドーで見た商品に心を引かれ,必要ではないのについ買ってしまったことがありますか。あとになって,こんな物いらなかったのに,と思ったでしょうか。
そうした不必要な物は生活を複雑にするだけです。聖書の個人研究,集会の準備や出席,宣教への定期的な参加といった,霊的な習慣の妨げになりかねません。
ですから,「世は過ぎ去りつつあり,その欲望も同じです」という使徒ヨハネの警告を思いに留める必要があります。