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「赤チン」最後の製造を迎える★昭和のキズ薬 小学校の保健室の思い出

2020年12月24日 | 日記

赤チン=マーキュロクロム液
暗赤褐色の液体

メルブロミン(merbromin)は、皮膚・キズの殺菌・消毒に用いられる局所殺菌剤である。
メルブロミンは有機水銀二ナトリウム塩化合物であり、フルオレセイン骨格を有する。

メルブロミンの水溶液(メルブロミン液)は暗赤褐色の液体であり、商品名のマーキュロクロム液あるいは通称の赤チンとして知られている。
通称の赤チンは「赤いヨードチンキ」の意味で、同じ殺菌・消毒の目的で使われる希ヨードチンキが茶色なのにたいして本品の色が赤いことからつけられた。ただし、マーキュロクロム液は水溶液である。 

用途
メルブロミンは局所殺菌剤としての用途が最も良く知られている。傷に処置した場合、皮膚は鮮やかな赤色に染まる。
アメリカ合衆国では、メルブロミンの使用は他の殺菌剤(ポビドンヨード、塩化ベンザルコニウム、クロロキシレノールなど)によって置き換わっている。
メルブロミンはその「異常な価格の安さ」のため、特に発展途上国では未だに重要な殺菌薬である。

また、メルブロミンは組織の境界を記すための生物学的染料としてや、金属破断を検出するための工業的浸透探傷検査での金属染料としても使用されている。 


歴史
メルブロミンの殺菌作用は1918年にジョンズ・ホプキンス病院のヒュー・ヤング医師によって発見された。ヨードチンキなどより傷にしみないとされ、
全世界の家庭の常備薬の一つとして長く使われていた。
しかし、1998年10月19日にアメリカの食品医薬品局 (FDA) によって、マーキュロクロム液の分類が「一般に安全と認められる」から
「未検証」に変更されたことによってアメリカ国内での流通が事実上停止した。
その後、ドイツでは2003年、フランスでは2006年に販売が停止された。

日本では、製造工程で水銀化合物を含む廃液が発生するという理由から1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声は多く、海外で製造した原料を輸入して販売が続いた。
2019年5月31日に日本薬局方から削除され、「日本薬局方」を記載したパッケージでは売れなくなり、あらためて承認審査を通さなければならない。
2020年12月31日に水銀による環境の汚染の防止に関する法律によって国内での製造も規制される。 
~wikipedia~

 

 

 

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