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いつか​は​全​世界​の​人々​が​一つ​の​政府​の​もと​で​幸福​に​なり​ます​か~聖書

2020年11月03日 | 日記

いつか​は​全​世界​の​人々​が​一つ​の​政府​の​もと​で​幸福​に​なり​ます​か

人類​に​とっ​て​世界​政府​が​どれ​ほど​望ましい​か,想像​し​て​み​て​ください。
今日,一部​の​人​が​非常​に​裕福​で​ある​一方​で,大勢​の​人々​が​ひどく​貧しい​生活​に​苦しん​で​い​ます。
人々​の​こと​を​本当​に​気遣う​世界​政府​なら,すべて​の​人​の​必要​を​確実​に​満たす​こと​が​でき​ます。人間​が​いつか​は​その​よう​な​政府​を​作れる,と​思わ​れ​ます​か。

「神(エホバ,ヤハウェ),私はよく知っています。人は自分の道を定めることができません。自分で自分の歩みを導くことができないのです」。
(エレミヤ 10:23)

歴史​を​通じ​て,諸​政府​は​国民​の​必要​を,中​で​も​貧しい​人々​の​必要​を,いろいろ​な​面​で​満たす​こと​が​でき​て​い​ませ​ん。中​に​は,圧制​的​な​政府​も​あり​ます。

「さらに私はこの地上で行われている虐げの行為全てに注意を向けた。私は虐げられている人たちの涙を見た。彼らには慰めてくれる人がいなかった。彼らを虐げる人たちには力があり,彼らには慰めてくれる人がいなかった」。
(コヘレトの言葉・伝道​の​書 4:1)

「私はこの全てを見た。地上で行われた全てについて真剣に考えた。これまでずっと,人は人を支配し,人に害を及ぼしてきた」。
(コヘレトの言葉・伝道​の​書 8:9)


全能​の​神​(エホバ,ヤハウェ)は,一つ​の​政府​を​設ける​と​約束​し​て​こら​れ​まし​た。この​政府​が​他​の​すべて​の​政府​に​取って代わる​の​です。その​支配​者​は​人々​を​本当​に​大切​に​し​ます。

「立場が低い人たちを公平に裁き,地上の温厚な人たちのために公正に戒めを与える。口から出る棒で地上を打ち,唇から出る息で邪悪な人々を死に至らせる」。
(イザヤ 11:4)

「この王たちの時代に,天の神は決して滅ぼされることのない王国を建てます。その王国はほかのどんな民にも渡されません。これらの王国を全て打ち砕いて終わらせ,その王国だけが永遠に存続します」。
(ダニエル 2:44​)


神​の​王国​は​何​を​成し遂げ​ます​か

神様​は,理想​的​な​世界​支配​者​を​すでに​選​ん​で​おら​れ​ます。ご自分​の​子,イエス​です。

「あなたは身ごもって男の子を産むが,その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり,いと高き方の子と言われる。神である主は,彼に父ダビデの王座をくださる。彼は永遠にヤコブの家を治め,その支配は終わることがない」。
(ルカ 1:31~33)

イエス​は,地上​で​人間​で​あっ​た​時,人々​を​助ける​こと​に​関心​を​払い​まし​た。そして​今後,王​と​し​て,あらゆる​国​の​人々​を​一つ​に​結び合わせ,すべて​の​苦しみ​から​解放​し​ます。

「王の統治は海から海に及ぶ。川から地の果てにまで」。
(詩編 72:8)

「王は,助けを求めて叫ぶ貧しい人を救い出す。立場が低い人や誰にも助けてもらえない人も。立場が低い人や貧しい人を哀れに思い,貧しい人の命を救う。虐げと暴力からその人たちを助け出す。彼らの血は王の目に貴いものとなる」。
(詩編 72:12~14​)

だれ​も​が​イエス​を​支配​者​と​し​て​受け入れる​でしょ​う​か。いいえ,そう​で​は​あり​ませ​ん。それでも,神様​は​辛抱強い​方​です。

「神​(エホバ,ヤハウェ)は約束を果たすのが遅いと考える人もいますが,そうではありません。神は,一人も滅ぼされることなく,全ての人が悔い改めることを望んでいるので,皆さんのことを辛抱しているのです」。
(ペテロ​第​二 3:9)

今,人々​に,イエス​を​支配​者​と​し​て​受け入れる​機会​を​差し伸べ​て​おら​れ​ます。間​も​なく,イエス​は​地上​から​悪い​人々​を​除き去っ​て,世界​中​に​平和​と​安全​を​行き渡ら​せ​ます。

「神は多くの人々の中で裁きを下し,遠くの強い国々の人たちを正しい方向に導く。彼らは剣をすきに,やりを鎌に作り替える。国は国に向かって剣を振り上げず,彼らはもはや戦いを学ばない。彼らはそれぞれ自分のブドウの木やイチジクの木の下に座り,誰にも脅かされない。大軍を率いる神​(エホバ,ヤハウェ)の口が語ったのである」。
(ミカ 4:3,4)


世界​政府​なら,あらゆる​国​の​人々​を​一つ​に​結び合わせる​こと​が​できる​

「1人の王が正義のために統治する。高官たちが公正のために治める」。
(イザヤ 32:1)

「真の正しさは平和をもたらし,絶えることのない平穏と安心を生み出す」。
(イザヤ 32:17)

 

 

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聖書に出てくる女性たちから何を学べますか Ⅷ マリア(マルタとラザロの姉妹)~聖書

2020年11月03日 | 日記

聖書に出てくる女性たちから何を学べますか Ⅷ

マリア(マルタとラザロの姉妹)

どんな人? マリアはマルタとラザロと同じく,イエスの親しい友人でした。

何をした人か マリアはイエスが神の子だと認めていることを何度も示しました。
イエスはラザロが死ぬのを防げたはずだという信仰を表明し,ラザロが復活させられた時,その場にいました。
マルタは,家事を手伝わずにイエスの話を聞いていたマリアを責めましたが,イエスは神について知りたいと思っていたマリアを褒めました。

『さて,一行は進んでいき,イエスはある村に入った。そして,マルタという女性がイエスを客として家に迎えた。マルタにはマリアという姉妹がいたが,マリアは主イエスの足元に座って,主が話すのをずっと聞いていた。
一方,マルタはもてなすための種々の用事に気を取られていた。そして,イエスの所に来て,言った。
「主よ,マリアが私だけに用事をさせていることを何とも思わないのですか。手伝うよう言ってください」。 主は答えた。「マルタ,マルタ,あなたは多くのことに気を使って心をかき乱されています。でも,必要なのはわずかなもの,というより1つだけです。マリアは良いものを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません」』。
(ルカ 10:38~42)

マリアは心を込めてイエスをもてなし,「高価な香油」をイエスの頭と足に注ぎました。
「イエスがちょうどベタニヤでらい病人シモンの家におられた時のことであったが, 雪花石こうの容器に入った高価な香油を携えた女が近づき,食卓について横になっておられたイエスの頭にそれを注ぎはじめた」。
(マタイ 26:6,7)

香油を無駄にしていると周囲から非難されますが,イエスはマリアをかばい,こう言います。「世界中どこでも神の王国の良い知らせが伝えられる所では,この女性がしたことも語られ,思い起こされます」。

「そして,王国の良い知らせは,全ての国の人々が聞けるように世界中で伝えられます。それから終わりが来ます」。
(マタイ 24:14)


『これを見て弟子たちは憤慨し,「なぜこんな無駄なことを。これは高く売れたし,そうすれば貧しい人たちに施すこともできたのに」と言った。イエスはこれに気づいて彼らに言われた,「なぜあなた方はこの女を困らせようとするのですか。彼女はわたしに対してりっぱな行ないをしたのです。あなた方にとって,貧しい人たちは常にいますが,わたしは常にいるわけではないからです。この女が,この香油をわたしの体に付けたのは,わたしの埋葬のための準備としてそうしたのです。あなた方に真実に言いますが,世界中どこでもこの良いたよりが宣べ伝えられる所では,この女のしたことも,彼女の記念として語られるでしょう」。
(マタイ 26:8~13)

学べる教訓
マリアにはあつい信仰心がありました。日常の事柄よりも神への崇拝を優先しました。イエスのためにお金を惜しまずに使い,謙遜な態度で敬意を示しました。