米映画館の低迷長期化 魅力不足、DVD普及で(共同通信)
>米国で映画館に足を運ぶ人の減少傾向が過去20数年間で
>最も長期化していることが1日までに分かった。
>作品の魅力不足やDVD市場の拡大が背景にあるようだ。
(中略)
>前年同期比の統計では18週連続の減少となり、
>本格的に統計が始まった1982年以降、最も長期間の「低迷」となった。
「宇宙戦争」出足鈍く…ハリウッド大作、窮地(産経新聞)
>「スター・ウォーズ」のシリーズで知られる巨匠、
>ジョージ・ルーカス監督は公の場で
>「投資額の回収が困難になっている。大作はもうつくらない」と発言し、
>関係者を驚かせた。
(中略)
>ルーカス監督は、自身が米カリフォルニア州サンフランシスコに開設した
>デジタル芸術の製作拠点の開所式で
>「製作費が一億ドル(約百億円)を超える大作映画はもうつくらない。
>投資額回収の可能性がどんどん小さくなっているからだ。
>私は小規模な映画により興味を持っている」と語った。
アニメ、純愛で邦画好調 低迷ハリウッド尻目に(共同通信)
>ある洋画配給会社は「米映画が流行の先端だった時代は終わり、
>身近な邦画の面白さが理解され始めた。
>リメークや続編ばかりのハリウッドのネタ不足も深刻だ」と指摘する。
松本人志の「シネマ坊主2」という本の後書きに、
今私がゲーム業界に対して感じていることとほぼ同じ記述があった。
細かな部分が違うかも知れないが、大まかな内容は以下の通り。
>ここ数年でハリウッド映画がますます面白くなくなってきました。
>原因は「ハリウッドは策に溺れた」ということじゃないかと思います。
>面白い映画はこうあるべき、というマニュアルというか
>公式が出来てしまって、それに従ってやってきた結果、
>逆に画一的になって裏切りがなくなってしまった。
>「ハリウッド映画は裏切らない」というのは
>最初は褒め言葉だったんですけど、
>あるときから失望の意味になってしまっていたのに、
>ハリウッドはそれに気付かなかったんでしょうね。
>そういう意味では、どこから球投げてくるかわからない
>韓国映画がすごい勢いで台頭してきたのは、
>表裏の現象というか、必然的な流れだったと思いますね。
E3で発表された、見る物を圧倒する映像、
ずらりと並んだ馴染みのタイトル群、
ソフトメーカーから漏れ伝わってくる製作費の高騰は
まさに現在のハリウッドの構造そのものではないか。
映画に関して先行しているハリウッドは邦画より先に行き詰まり、
ゲームに関して先行している日本は北米より先に行き詰まり、
そして、家庭用ゲーム機の礎を築いた任天堂は
どこよりも早くその危険性を察知し、
対策を講じようとしているのではないか。
ルーカスやスピルバーグが小粒な作品を手掛け始めているように、
任天堂が非ゲームユーザーの掘り起こしや、
ゲームから離れてしまった大人の呼び戻しに
力を入れているのも、極自然の流れなのだろう。
北米市場では相変わらずの刺激性重視、
グラフィック重視の流れが続いているが、
永遠に肥大化していくと思われた
ハリウッド映画の大作主義がふいに頭打ちになったように、
いずれゲームにも同じ流れがやってくるはずだ。
刺激に慣れたら「強い刺激」を
それに慣れたら「より強い刺激」を
それにも慣れたら「さらに強い刺激」を。
私は麻薬中毒患者ではないぞ。
*先週は「応援団の応援ウィーク」と勝手に決めていたため
タイミングを見計らっている間に古くなってしまったが、
業界にとっては長期的な話なので敢えてお蔵入りにせずアップしてみた。
>米国で映画館に足を運ぶ人の減少傾向が過去20数年間で
>最も長期化していることが1日までに分かった。
>作品の魅力不足やDVD市場の拡大が背景にあるようだ。
(中略)
>前年同期比の統計では18週連続の減少となり、
>本格的に統計が始まった1982年以降、最も長期間の「低迷」となった。
「宇宙戦争」出足鈍く…ハリウッド大作、窮地(産経新聞)
>「スター・ウォーズ」のシリーズで知られる巨匠、
>ジョージ・ルーカス監督は公の場で
>「投資額の回収が困難になっている。大作はもうつくらない」と発言し、
>関係者を驚かせた。
(中略)
>ルーカス監督は、自身が米カリフォルニア州サンフランシスコに開設した
>デジタル芸術の製作拠点の開所式で
>「製作費が一億ドル(約百億円)を超える大作映画はもうつくらない。
>投資額回収の可能性がどんどん小さくなっているからだ。
>私は小規模な映画により興味を持っている」と語った。
アニメ、純愛で邦画好調 低迷ハリウッド尻目に(共同通信)
>ある洋画配給会社は「米映画が流行の先端だった時代は終わり、
>身近な邦画の面白さが理解され始めた。
>リメークや続編ばかりのハリウッドのネタ不足も深刻だ」と指摘する。
松本人志の「シネマ坊主2」という本の後書きに、
今私がゲーム業界に対して感じていることとほぼ同じ記述があった。
細かな部分が違うかも知れないが、大まかな内容は以下の通り。
>ここ数年でハリウッド映画がますます面白くなくなってきました。
>原因は「ハリウッドは策に溺れた」ということじゃないかと思います。
>面白い映画はこうあるべき、というマニュアルというか
>公式が出来てしまって、それに従ってやってきた結果、
>逆に画一的になって裏切りがなくなってしまった。
>「ハリウッド映画は裏切らない」というのは
>最初は褒め言葉だったんですけど、
>あるときから失望の意味になってしまっていたのに、
>ハリウッドはそれに気付かなかったんでしょうね。
>そういう意味では、どこから球投げてくるかわからない
>韓国映画がすごい勢いで台頭してきたのは、
>表裏の現象というか、必然的な流れだったと思いますね。
E3で発表された、見る物を圧倒する映像、
ずらりと並んだ馴染みのタイトル群、
ソフトメーカーから漏れ伝わってくる製作費の高騰は
まさに現在のハリウッドの構造そのものではないか。
映画に関して先行しているハリウッドは邦画より先に行き詰まり、
ゲームに関して先行している日本は北米より先に行き詰まり、
そして、家庭用ゲーム機の礎を築いた任天堂は
どこよりも早くその危険性を察知し、
対策を講じようとしているのではないか。
ルーカスやスピルバーグが小粒な作品を手掛け始めているように、
任天堂が非ゲームユーザーの掘り起こしや、
ゲームから離れてしまった大人の呼び戻しに
力を入れているのも、極自然の流れなのだろう。
北米市場では相変わらずの刺激性重視、
グラフィック重視の流れが続いているが、
永遠に肥大化していくと思われた
ハリウッド映画の大作主義がふいに頭打ちになったように、
いずれゲームにも同じ流れがやってくるはずだ。
刺激に慣れたら「強い刺激」を
それに慣れたら「より強い刺激」を
それにも慣れたら「さらに強い刺激」を。
私は麻薬中毒患者ではないぞ。
*先週は「応援団の応援ウィーク」と勝手に決めていたため
タイミングを見計らっている間に古くなってしまったが、
業界にとっては長期的な話なので敢えてお蔵入りにせずアップしてみた。
逆のような気がしますが。
数年前はリメイクとか出しまくってたゲーム業界。
映像美インフレもFF7以降の意識では?
今は新旧が混在してる感じ。
ルールを守って使用していただきたい。
■Unknown(ハンドルネーム無し)での書き込みは、
匿名、名無し、通りすがり、など、
匿名であるという意味の変形も含め、
書き込み内容に関わらず全て削除対象。
■”意味を成さない”一文字での書き込みも削除対象。
■他人を不愉快にさせる発言も全て削除対象。
実にお金が掛かってなさそうといいますか、逆に必要なものしかないのでストレートにドラマが伝わってきました。
最近のハリウッドのアクションやらスぺクタルでドラマさえ邪魔しているようなものにうんざりしていたのでこの映画を見てホッとしました。
深作欣二監督が「アクションシーンはドラマを停滞させるので嫌いだ」と言っていたのを思い出します。
ずるずると落ちていく会社が出てくるのでしょうか。
興味はそれが「いつ」くるのかな~という所。
北米って日本以上に流通の意見が強かったハズです。
やっぱり深傷を追ったり、頭打ち感が実感できる
タイトルが出るまでは、大作指向でないと
市場の前に流通から相手にされなかったり
するんじゃないかしら。
でもこれ、アカデミー賞には名前すら上がらなかったんだよね。
なんかファミ通なんかが広告料落としてくれる
大手以外相手にしないのに似ている。
DVDの隆盛による劇場経営圧迫という問題の方が大きいと思いますので、
そうした観点から意見を述べさせてもらいたい
と思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
わたしは、北米の映画館の凋落は日本のゲーセンのイメージで見ます。
ゲーセンにはゲーセンの良さがあるのに、コンシュマーに全てを集中させたゲーム業界。
太鼓の達人みたいにやり方次第でヒットは生まれるはずなのに、
100円で刹那的に快感を得られる手軽さがあったのに、
ゲーセン仲間と語り合う心地よいコミュニティがあったのに、
自分のアイデア不足を棚に上げ、
重厚長大で貧乏臭いストーリーにこだわり、
ネットにありもしない共同幻想を見て、
ゲームは家庭の中にどんどん自閉していきました。
アクション大作が飽きられてしまったのは事実でしょう。
しかしあるひとつのスタイルが行き詰ったからといって、
映画館という媒体自体に死を宣告してしまうなら、
今度こそハリウッドは、日本のゲーム業界のような、
果てしない閉塞感の中に落ち込んでいくでしょうね。
いずれ「デカい画面でドカーン!」が懐かしく思える時代が来ます。
しかし映画館という素晴らしい場所が失われてから、はじめて後悔しても遅いのです。
今は映像美主義はあれど、お金はそこまでかけてるところばかりではないと思う。
いつか閉塞するとしても、ひとつの方向に志向することは悪くないと思う。
スクウエア主義が破綻するまでにどれだけのものを生み出したか。
問題はポリシーの無い後発者達だ。
そして任天堂の路線も危険は孕んでいるとおもいます。
ネタゲーとか、非ゲームで非ゲームユーザーにアピールするのは、PSと同じ危険性があるし、ラインアップを見てもいまいち革命的なものは見えてこない。
そもそも任天堂自体が収益性とかプロデュース重視で、気合の入った自社オリジナル作品を作っていないような。
NDS自体は最高の携帯機だと思うしジャングルビートのような、俺的に最高のゲームも出す下地もあるんで(こけたようだが)、全面的に本気を出して欲しいものです
ネットって匿名性がウリだし、発言内容がしっかりしてればいいんじゃないですか?
確かに名前を名乗ることで自分の発言に責任を持つって大事です。メテオスの桜井さんもそう言ってます。
でもハンドルネ―\ムを明かして発言することで自分の発言に責任を持てますか?俺は持てないと思います。
じゃあ実名を明かして発言すべきですよね。ならば、忍さんも実名を明かして発言すべきで、俺たちも実名でコメントを出す義務が生じるという結論にいたります。でもネットで実名をさらすなんて危険です。
要はHNであろうと名無しであろうと意味はない。実名は危険。なら名無しでもいいんじゃないですか?
FC時代の文法のままにゲームを作るから、より強い刺激を得るためには物量に頼らざるおえないから、大作主義に成るんではないかと。
このてんでDSには新たな文法の提示とそれに見合ったソフトが見られ、少しは希望があるように思います。(旧来どおりの文法のものも多く見られますが)