あっけらかん日記

とりあえず設置してみました。カテゴリ別にブログを整理しなおそうと思っています。

国鉄/JNR(チャンネルNECO)

2005-03-21 11:48:52 | 鉄ちゃん
今月一杯、チャンネルNECOで、「国鉄/JNR」というのがくり返し放送されているのだが、
これがまた凄い(笑)
http://www.necoweb.com/neco/html/program/p001866.html

キハ81デビューを紹介し、気動車の歴史を辿る「ディーゼル特急」1960年
米原駅業務の日々を紹介した「駅」1964年
鉄道業務の機械化を紹介した「見えない鉄道員」1970年
当時まだ岡山までしか走っていない東海道新幹線のドキュメンタリー「新幹線」1973年

の4本立てなのだけど、特に凄いなあと思ったのが「ディーゼル特急」で、
この、すんごい昔の車両がえらくウケてしまったのであります。

バスのように手軽に走れるローカル線専用の車両が出来ないものか?と作り出したのが、歯車で動く機械式気動車というもので、一両で走る時ならともかく、
2両以上で走るとなると、一両に一人ずつ運転士が必要で、
運転士同士が、タイミングよくギアチェンジをしないとならないために、
ブザーを鳴らして、それを合図に、ギアチェンジするわけである。

相方の運転士がボタンを押してブザーを鳴らす。
「プップー」
「お、シフトチェンジの合図だ!よし、シフトチェンジしよう!(と多分瞬時に考える)」
「ガチャンガチャン」(シフトチェンジする音)

やってる本人達は非常に真面目なんだろうけど、今見ていると
なんだか凄すぎて、大ウケしてしまったのでした。
(プルガサリ並に大ウケ・あれも作ってる本人達は大真面目だけど、なんか笑えてしまうw)

しかも、走ってる車両は、片側3つあるドアが全て全開で、
乗客が落ちたらどうするんだよ、ぉい!

とつっこみたくなってしまう。

まあ、それが一番ウケてしまった部分であるけど、
そういった苦労をとおして、改良が進み、時速100キロで走れるキハ81が
誕生したんだそうな。

そのキハ81を作っているシーンも、てづくりだよ。
ほんと、手作業。こりゃ、職人の技だね。

こうやって、一生懸命技術者や職人達が作った作品も、今じゃ一部の静態保存を残して
くず鉄だもんなあ~。世の流れはむなしいもんだね。

それにしても、これら4本を見ていると、自分が生まれる前の見たこともない車両や、
小さい頃に見たもの、今もかろうじて現役で走っているものなどがあって、面白い。

知らない世界を走っていた、古い鉄道車両達。

あの時代に行けるものなら行ってみて、見て乗って体験してみたいものであります。

#そうそう、こういった鉄道映画は交通博物館で何度か見た覚えがあるけど、
もうじき大宮に鉄道博物館が出来るんだよなあ~。うちから比較的近い場所に
そんなのが出来るんだもんねえ。ファミリーはまあ勿論だが、
日本全国から鉄ちゃん達が集まる「鉄ちゃんの殿堂」が隣のさいたま市に出来るんだなあと
思うと、なんか説明できないようなわけわからん凄い気分になるのでした。


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