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いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

動物福祉の概念@RSPCAセミナー

2022-08-13 | 外部セミナー・研修会
台風の一日なので、家におこもり。
3年ぶりにRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)セミナーを受講しました。
RSPCA国際部部長のPaul Littlefair氏を講師に
「動物福祉の基本概念」という基本的な話に加え、
今回は欧州における毎日食卓に並ぶ肉、卵や乳製品などを
提供してくれる産業動物の福祉「産業動物の福祉の発展」についてでした。


内容についてはここに書くことはできませんが、
【動物福祉】とは一言でいえば、
「動物が精神的・肉体的に充分健康で、幸福であり、
 環境とも調和していること」
これがすべてかなぁと思いますし、
動物福祉かどうかの判断基準については
これも動物福祉の範疇なのかということも
今回改めて気づくことができました。
その意味をしっかりと心に留めて
これからも動物たちと関わって行こうと思います。

このオンラインセミナー、
山﨑先生の逐次通訳が入ったので、
とても分かりやすかったのですが、
「動物福祉の基本概念」は、
2時間半という長時間の講義でした。
もうひとつの「産業動物の福祉の発展」
明日にします…。


そして今晩は、オンラインセミナーのハシゴでした💦
もう一つは、「猫の介護と看取り」
こちらも21時から2時間!!
疲れた~。
明日の朝んぽはおやすみかも…。

豪雨と雷
風はそれほどでもなかった。


JAWS動物福祉市民講座 第10回

2022-03-20 | 外部セミナー・研修会
今回のテーマは
1.法律から見る動物問題 弁護士 浅野明子氏
2.動物虐待事案の現状と課題 弁護士 細川敦史氏

動物の愛護及び管理に関する法律の目的は…
第一章総則
(目的)
第一条 この法律は、動物虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取り扱い
その他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて
国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の
情操の涵養に資するとともに、
動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に
対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、
もって人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする

第一章 総則 (基本原則)
第二条 動物が命あるものであることにかんがみ
何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、
または苦しめることのないようにするのみではく、
人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して
適正に取り扱うようにしなければならない。

…とあります。
動物は「物」と言われて憤慨される方もいますが、
定義上のことであり、上の総則第二条にあるように
「命あるもの」と別格になっています。

また、横浜市にも動物の愛護及び管理に関する条例があって
「市の責務」「市民の責務」「飼い主等*の責務」「動物取扱業者の責務」
が明示されています。
*飼い主等=飼い主と実質的に飼い主と同一視されるものを含む

私たちには動物に対する責任、ヒト、および環境に対する責任の両方を
愛護と管理という法律に決められているということです。

動物に関わる問題は、
人が動物に対して行う行為と動物が人に危害等をおよぼす行為がありますが、
愛玩動物では、どちらも人が関わっていますから、
動物が被害者であることが多いように思います。

飼い主である私たちは、動物が被害者にならないように
学び、暮らすことが重要ですし、そうすることで動物と人と共生できる社会に
近づくのではないでしょうか。

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今日も暖かい時間にお散歩行ってきました。
速足の時もある。
自由気ままなお散歩です。
におい嗅ぎもバッチリ!
Choco.が必ず歩く土手

リードはなるべく浮かせ気味に持つように気をつけています。
それと、まっすぐ前を向いて歩くとき以外は
少し短めに持って、もう片方の手もリードを軽くつかんでいます。
急に走り出す、回りだすときの安全のためです。
気をつけていれば、それだけChoco.が転ぶ心配が減りますからね。

だからといって、リードは張らないように気をつけています。

ソメイヨシノはもう少し

*今日の午後3回目のワクチン接種してきました。
1,2回目はファイザー、3回目はモデルナでした。
今のところは変化なし。明日はどうでしょうね。
副反応があっても軽く済めばいいのですが…。













JAWS動物福祉市民講座 第9回

2022-02-24 | 外部セミナー・研修会
今回のテーマは
1.「猫の福祉について」田中亜紀先生と
2.「人とネコが共生する社会を目指して」石森信雄先生
1は猫のこと 2はヒトのことです。
私は、推進員としてのら猫、地域猫と、
地域の住民の方とのかかわりがあります。
地域の中でのら猫を嫌われものにしたくない、というのが一番です。
自治会や管理組合の人たちは、地域ののら猫を排除することばかり主張します。
でもそれは得策ではないということをお伝えするのですが、
理解を得るところまではなかなか行かなくて…。
動物のことは、「好き、嫌い」の感情が表に出てしまうことが多いので、
自分と意見の違うものに対して拒否反応が起こりやすいです。
石森先生のお話の、住民の方々へのアプローチのヒントは
とても参考になりました。

犬の問題でもそうですが、当事者が問題を作っていることが結構多いです。
まずはそこを改善して犬も猫も人に嫌われないようにしてもらえるとうれしいです。

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昨日今日と缶詰のフードを食べません。
半生のフードも昨日は食べたけど、今日は少しだけ。
ミルクと甘酒は飲んでいます。
ウロウロすることが増えてそれで食べられないのかなぁ…。
食べる介助のことも考える時期が来ているのかもしれません。


散歩はいつも通り
うろうろに疲れて寝る
はっちのご飯の時の夕日
もう冬の雲ではないなぁ…


動物福祉市民講座 -3-

2021-07-18 | 外部セミナー・研修会
今回は、入交眞巳先生の、
「動物行動学」「しつけについて」を聴講しました。
動物行動学は、「行動生態学」で
それぞれの動物の生態と行動についての講義でした。
どちらの講座も基本は「動物福祉」にあります。

生態とは、その動物がどう暮らすことが自然で、快適なのかです。
集団で暮らす、餌はどのように食べる?ものの見え方は?
なんのためにその習性があるかなど。
全て、その動物が生きる上で必要なことです。
知っているのと知らないのでは、大違いです。

Animal Welfare(動物福祉)
私たちは動物飼育者としての責任として、
守るべき5つの自由があります。


伴侶動物として、犬や猫は私たちの身近にいますが、
犬らしく、猫らしくいられることは大前提です。
だから、人に不都合であっても彼らにとっては当たり前の行動です。
それを人の都合に合わせるために、全否定するようにたたいたり、
閉じ込めたり、人とのコミュニケーションを遮断しても
お互いにいいことはありません。

犬も猫も人とコミュニケーションをとれる動物です。
だから、人も彼らとコミュニケーションを取りながら
お互いがよりよい生活ができるように配慮できれば最高のバディになれるでしょう。

飼い主さんは、もっとあなたのそばにいる彼らと
コミュニケーションがとれるよう、学びましょう。
そして、関係を破綻させてしまうような暴力的な扱いを
絶対に許さないように!!

☆ ☆ ☆
今日のChoco.さん、あさから下痢で食欲がなく
どうしたものかと思っていましたが、夜になって少し復活しました。


今日は5時んぽ。
ご近所のオシロイバナ


動物福祉市民講座

2021-04-30 | 外部セミナー・研修会
今日で4月も最後。

昨日は一日雨でしたねぇ…。
また、フードジプシー中です( ̄∇ ̄)
どう考えても痩せる原因は食べる量に比例しているのですよね。
お腹がいっぱいなわけないのに、あれもこれも食べない。

今日食べたのは、セブンイレブンのパウチ。
一般食だからフードを混ぜ込んだけど、それは残っているのよね。

そして、お試しのも買ったけど…。
あれこれ迷ってよさげなフードも。
…でも間違えて3kg入りを買っちゃったよ💦
開けるのも勇気がいるね。

雨も降っているし、そんなこんなで気を紛らわせようと
先日申し込んだ2021年第1回の動物福祉市民講座、4講座を聴講しました。
動物福祉は、「動物主体」そして、「科学」。
どんな動物であっても、動物福祉のこの2点は基本の基!
動物への配慮も人道的にも当たり前であってほしいです。

最近では、One Welfareという概念も欧米を中心に注目されているそうです。
“動物福祉、人の幸福、生物多様性そして環境はすべて相互に連結している”
最終的にはそこを目指したいですね。


私は、いまもチャーリードッグスクールで
「犬とヒトどちらにとっても快適に暮らすには?」や
「犬とヒト相互のQOL向上」について学び続けています。
ヒトの暮らしのために犬が窮屈な暮らしを強いられることのないように、
反対にヒトの安全が脅かされることのないように=ヒトが原因を作っている、
どちらにとっても「幸せ」であるには、まずはヒトが犬を知ることから…。
ちゃんとエビデンスに基づいた「犬学」を学ぶことから。





「本来の行動がとれる自由」「恐怖・抑圧からの自由」
特に配慮してあげたい項目です。