![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/16/1b6b8b17211fffa013f40f783c17a063.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/28/81028456839594067d7c652cf9f8f208.jpg)
この間の請島研修の時のことで、ちょっと興味深かったことがあります。請島の池地(いけじ)集落(写真上)を歩いていたとき、人家の門の上に置いてあったこの2個の大きな貝殻。トウカムリという貝であることを知りました。通常人家の門や表玄関には魔よけとしてクモガイを置いてあるのは知っていましたし、今でもそうした家を見かけることがあります。でもこのトウカムリが置いてあるのは初めてみました。トウカムリは、唐時代の冠に似ているところからこの名が付き、亜熱帯から熱帯にかけて広く世界の海に分布しています。日本では古くから山伏などが吹いていたホラ貝よりも低く太い音が出るということで、このトウカムリも重宝されていたようです。多分食用としてもおいしいのでしょうけれども、奄美では貝殻は魔よけとしても使われてきたのでしょうね。この家の方に尋ねてみたかったのですが、すでに廃屋となっていてかないませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_uchiwa.gif)
長くなりましたので、省略いたします。すみょうらん。