奄美自然観察記

高のフィールドより

河口周辺でわさわさと  クロベンケイガニ

2018-08-25 09:35:40 | その他の生物




住用川の下流域では、災害防止対策として川幅の拡張工事が続いています。その周辺の水たまりなどでは、早朝たくさんのクロベンケイガニの群れがいます。子どもの頃からよく観てきた懐かしいカニですが、このクロベンケイガニ、海岸ではみられず、かといって川の上流域にもいません。川の下流域のちょっと塩分のあるかもしれないぐらいの微妙な湿地がお好きなようです。よく群れでいて、やはり餌を探しているのでしょう。雑食性で、動物の死骸や小動物、植物など何でも食べます。私にとっては、たくさんいて当たり前、いなくなるとさびしい生き物です。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
住用川ぬこらしゃーじや、災害ぬねんにししゅんたむぇ、こら幅ばひぐぇん工事ぬ続しゅりょっと。うんぼてぇぬむじ溜りじや、ひかんまふぇっさいいっぱいぬガン(クロベンケイガニ)ぬまぐんしゅりょっと。わらぶぇぬこ頃らむるにゅうたん懐かしゃんガンだりょんじゃが、くんクロベンケイガニ、うんぼてぇじやにゃあらんじゃが、がし言しんもこらぬうーがわじだかうりょうらんど。こらぬしゃー側ぬなありくゎしゅぬあんどろぼてぇが、すぃきにししゅりゅりょっと。いちんけんまぐんしゅてぃ、やっぱしかみむんばとぅむぃかたしゅんだろ。ぬーでんかみゅんあんぶぇし、生きむんの死じゅんぬきゃ、草んきゃだかかゆっと。わんとしや、いっぱいうてぃ当たり前、うらんなれぃば、とぅでぃんなかん生きむんだりょっと。

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