2月24日、上高地へスノーハイクに行ってきた。
上高地のスノーハイクはスノーシューを買ったら行こうと考えていたことで、当初は2月上旬に予定していたけど天気悪く中止。
そして、今回も生憎の曇り模様で晴天は望めそうになかったけど、今年の少ない積雪具合や自分の休みのことを考えると、この時を逃すと行く機会を逸してしまいそうだったので行くことにした。
3時間程の睡眠で出発。
(写真左)高山を過ぎ乗鞍へ続く道を走る。 天気は悪いなりにこの時は乗鞍岳山頂も見ることが出来た。
道路の脇には雪が残っているものの、最近降ったものではない感じだし量は少ない。
やっぱり暖冬だ。
(写真右)安房トンネル前にて休憩。
このときの気温1度ぐらい。 氷点下を覚悟していたので、そのことを考えると暖かい、そしてやはり雪は少ない。
そして、雪山景色を見ようと歩いてたら滑ってケツからコケタ・・・。
アスファルトの上は部分的に思い切り凍結しツルッツルだった。
油断した(汗)
そして、目的地到着は8時過ぎ。
まずまず予定通りの時間に到着でき、トイレで出すもの出して着替えてザックにスノーシューを取り付け準備。
そして上高地の入り口の釜トンネルまで30分程の道のりを歩き出す。
「クルマがすぐ脇を走り抜けていくこの道を歩いていくのヤダな~」とか思いながらたった10Mほど歩くと山梨ナンバーのクルマが停まり「上高地行くの?釜トンネルまで乗せていってあげようか?」とのこと。
これはありがたい、お言葉に甘えて釜トンネルまで一気にワープ、楽させてもらって助かった(笑)
乗せてくれた方も過去に冬の上高地に写真を撮りに入ってたことがあるそうで、車中で少しばかしお話を聞かせてもらった。
(写真左)そしていよいよ釜トンネルへ入る。
今は冬季通行止めで工事関係者以外の車は入れないので、この1キロ以上のトンネル内を歩いていく。
平日でこういう天気だから他の人を見ることも無く、静かだ。
長く暗く静かなトンネル内を歩くというのはなかなか体験できないだけにちょっとドキドキ♪
(写真右)トンネル内は一部を除いて照明は点いてないのでヘッドランプは必須です。
何かついてこないか時々後ろを振り返ったりしながら歩きます(笑)
(写真左)トンネルを抜けるとそこは雪国で、人の気配は相変わらず無く人工的な音は何も聞こえない別世界に来た感じ。
そして想像以上に雪が少なく、直近に雪が降った気配はない。
それにしても天気が良くないのは残念。
青空のカケラも見えないし、白い山と白い空の区別がつかない。
(写真右)除雪された路面は雪というよりも氷といったほうが正しく、気を抜いて歩くと滑ってコケル。
この状態ではスノーシューはもちろんアイゼンも要らん。
でも危ない。
こんな状態が大正池まで続く。
静かで人気も無くこの世界はオレのもの♪
大正池に到着。
除雪はここで終わり、暫く歩いてからスノーシュー装着。
一応大正池以外は一面銀世界ではあるが、雪は少ないと思う。
このときはまだガスが出てなくて焼岳も山頂まで見ることが出来た。
スノーシューは有効だが、歩いててもフワフワでなくガシガシといった感じで、新雪とは違い雪の上といえどヨロコビは薄い・・・。
そういえば、来る前日に某旅館に積雪情報問い合わせたら雨降ってますって言ってたっけ。
この時期に、ここで雨降ることなんてそうそう無いらしい・・・。
大正池を越えた後は、梓川沿いコースや林間コースをつなぎながら散策。
トレースは出来ているので主にそこを歩き、時々誰の踏み後もないところも歩いたりするけど、やはりフワフワではない。
梓川はこの時期でも水量もそこそこ、透明度は抜群でキレイだった。
奥に来るにしたがって、山にはガスがかかり雪が舞い気温も下がってきました。
河童橋到着。
天気は悪化傾向、かろうじて穂高連峰が見える。
この時11時過ぎ、計画では休憩もそこそこに明神まで行こうと考えていたのだけど、腹が減ったので昼飯にすることにした。
昼飯は毎度おなじみの餅入りチキンラーメンとおにぎり。
天候ダウン気味でテンションもダウン傾向の私。
ダラダラしてたら12時前になってしまい、ここから明神まで行くのが億劫になってくる。
奥まで行っても山にガスかかって何も見えないだろうし、明神まで往復2時間と+α、クルマをデポしたところまで戻る時間を考えるとヤメといたほうが賢明かもという結論を出し、ただ単に行く気が失せた自分の気持ちを納得させる。
(写真左)という訳で「いつかは快晴の雪景色を見に来たる!」「いや、見させてください!」とお願いして河童橋を後にする。
(写真右)梓川北岸を歩いてると木に登って木の皮を剥いて食べている猿達をよく見かけた。
(写真左)ウェンストン碑。初めて見た。
(写真右)復路は途中スノーシューを外しザックに装着して歩いてた。
というのも、雪面が締まって硬いところではスノーシューは不要だし外したほうがかえって早く歩けるから。
しかし、この時季に上高地まで来てスノーシュー無しでも歩けてしまうというのはちょっと悲しいかも。
でも、林間コースに入れば再び装着し、時間的余裕もあったので同じ範囲内の複数のルートを行ったり来たりして歩き回りました。
田代池付近。
(写真左)カーブミラーに写るワタクシ。
釜トンネル近くまで下りてくると、雪は雨に変わりつつあった。やはり暖冬だ。
(写真右)釜トンネルを抜け、国道の歩道を長々と歩きクルマに戻って撤収準備したあとは坂巻温泉に入る。
湯の花がたくさん浮く熱めのお湯で汗を流し足のセルフマッサージをして湯に浸かってから帰路へ。
もっともっとスノーシューハイクを楽しみたいところだけど、これで今シーズンの雪遊びは終了だろう。
その今シーズンの〆を飾るに相応しい上高地をスノーハイクするという目的は今回達成されたが、天気と雪のコンディションがイマイチなのが残念で仕方ない。
今シーズンはもう無理だけど、来年も行けるのであれば機会を見て行くとしたい。
快晴の日に!
上高地のスノーハイクはスノーシューを買ったら行こうと考えていたことで、当初は2月上旬に予定していたけど天気悪く中止。
そして、今回も生憎の曇り模様で晴天は望めそうになかったけど、今年の少ない積雪具合や自分の休みのことを考えると、この時を逃すと行く機会を逸してしまいそうだったので行くことにした。
3時間程の睡眠で出発。
(写真左)高山を過ぎ乗鞍へ続く道を走る。 天気は悪いなりにこの時は乗鞍岳山頂も見ることが出来た。
道路の脇には雪が残っているものの、最近降ったものではない感じだし量は少ない。
やっぱり暖冬だ。
(写真右)安房トンネル前にて休憩。
このときの気温1度ぐらい。 氷点下を覚悟していたので、そのことを考えると暖かい、そしてやはり雪は少ない。
そして、雪山景色を見ようと歩いてたら滑ってケツからコケタ・・・。
アスファルトの上は部分的に思い切り凍結しツルッツルだった。
油断した(汗)
そして、目的地到着は8時過ぎ。
まずまず予定通りの時間に到着でき、トイレで出すもの出して着替えてザックにスノーシューを取り付け準備。
そして上高地の入り口の釜トンネルまで30分程の道のりを歩き出す。
「クルマがすぐ脇を走り抜けていくこの道を歩いていくのヤダな~」とか思いながらたった10Mほど歩くと山梨ナンバーのクルマが停まり「上高地行くの?釜トンネルまで乗せていってあげようか?」とのこと。
これはありがたい、お言葉に甘えて釜トンネルまで一気にワープ、楽させてもらって助かった(笑)
乗せてくれた方も過去に冬の上高地に写真を撮りに入ってたことがあるそうで、車中で少しばかしお話を聞かせてもらった。
(写真左)そしていよいよ釜トンネルへ入る。
今は冬季通行止めで工事関係者以外の車は入れないので、この1キロ以上のトンネル内を歩いていく。
平日でこういう天気だから他の人を見ることも無く、静かだ。
長く暗く静かなトンネル内を歩くというのはなかなか体験できないだけにちょっとドキドキ♪
(写真右)トンネル内は一部を除いて照明は点いてないのでヘッドランプは必須です。
何かついてこないか時々後ろを振り返ったりしながら歩きます(笑)
(写真左)トンネルを抜けるとそこは雪国で、人の気配は相変わらず無く人工的な音は何も聞こえない別世界に来た感じ。
そして想像以上に雪が少なく、直近に雪が降った気配はない。
それにしても天気が良くないのは残念。
青空のカケラも見えないし、白い山と白い空の区別がつかない。
(写真右)除雪された路面は雪というよりも氷といったほうが正しく、気を抜いて歩くと滑ってコケル。
この状態ではスノーシューはもちろんアイゼンも要らん。
でも危ない。
こんな状態が大正池まで続く。
静かで人気も無くこの世界はオレのもの♪
大正池に到着。
除雪はここで終わり、暫く歩いてからスノーシュー装着。
一応大正池以外は一面銀世界ではあるが、雪は少ないと思う。
このときはまだガスが出てなくて焼岳も山頂まで見ることが出来た。
スノーシューは有効だが、歩いててもフワフワでなくガシガシといった感じで、新雪とは違い雪の上といえどヨロコビは薄い・・・。
そういえば、来る前日に某旅館に積雪情報問い合わせたら雨降ってますって言ってたっけ。
この時期に、ここで雨降ることなんてそうそう無いらしい・・・。
大正池を越えた後は、梓川沿いコースや林間コースをつなぎながら散策。
トレースは出来ているので主にそこを歩き、時々誰の踏み後もないところも歩いたりするけど、やはりフワフワではない。
梓川はこの時期でも水量もそこそこ、透明度は抜群でキレイだった。
奥に来るにしたがって、山にはガスがかかり雪が舞い気温も下がってきました。
河童橋到着。
天気は悪化傾向、かろうじて穂高連峰が見える。
この時11時過ぎ、計画では休憩もそこそこに明神まで行こうと考えていたのだけど、腹が減ったので昼飯にすることにした。
昼飯は毎度おなじみの餅入りチキンラーメンとおにぎり。
天候ダウン気味でテンションもダウン傾向の私。
ダラダラしてたら12時前になってしまい、ここから明神まで行くのが億劫になってくる。
奥まで行っても山にガスかかって何も見えないだろうし、明神まで往復2時間と+α、クルマをデポしたところまで戻る時間を考えるとヤメといたほうが賢明かもという結論を出し、ただ単に行く気が失せた自分の気持ちを納得させる。
(写真左)という訳で「いつかは快晴の雪景色を見に来たる!」「いや、見させてください!」とお願いして河童橋を後にする。
(写真右)梓川北岸を歩いてると木に登って木の皮を剥いて食べている猿達をよく見かけた。
(写真左)ウェンストン碑。初めて見た。
(写真右)復路は途中スノーシューを外しザックに装着して歩いてた。
というのも、雪面が締まって硬いところではスノーシューは不要だし外したほうがかえって早く歩けるから。
しかし、この時季に上高地まで来てスノーシュー無しでも歩けてしまうというのはちょっと悲しいかも。
でも、林間コースに入れば再び装着し、時間的余裕もあったので同じ範囲内の複数のルートを行ったり来たりして歩き回りました。
田代池付近。
(写真左)カーブミラーに写るワタクシ。
釜トンネル近くまで下りてくると、雪は雨に変わりつつあった。やはり暖冬だ。
(写真右)釜トンネルを抜け、国道の歩道を長々と歩きクルマに戻って撤収準備したあとは坂巻温泉に入る。
湯の花がたくさん浮く熱めのお湯で汗を流し足のセルフマッサージをして湯に浸かってから帰路へ。
もっともっとスノーシューハイクを楽しみたいところだけど、これで今シーズンの雪遊びは終了だろう。
その今シーズンの〆を飾るに相応しい上高地をスノーハイクするという目的は今回達成されたが、天気と雪のコンディションがイマイチなのが残念で仕方ない。
今シーズンはもう無理だけど、来年も行けるのであれば機会を見て行くとしたい。
快晴の日に!