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インドのチャンディーガルってこんなところ

ル・コルビュジエの計画都市 Chandigarh
コルビュジエ建築物、街&生活情報
 

チャンディーガルの病院情報

2018-07-31 | 生活情報 Information for Expats


チャンデイーガルの日本人にお勧めの病院情報です。

Fortis デリーにもある大病院。
パンジャーブ州モハリにもあり、インドや海外に多くある私立総合病院です。
https://www.fortishealthcare.com/india/hospitals-in-punjab




会社で契約した海外保険適用(キャッシュレス)の関係でこちらの病院をいつも使っていました。
薬局は同じ敷地内の外にあり、大変混雑していました。

以下の内容は、海外保険会社のウエルビーという会社での適用内容なので、他の会社の場合はそれぞれ規定とキャッシュレス契約なのかも確認して下さい。


インドのシステムは、現金払いの場合は最初に受付で診療費を払い、レントゲンなどが発生した場合はその都度、料金を払いながら診療を進めます。

海外保険のキャッシュレスを使いたい時は(ウエルビーの場合)事前に保険会社から病院に予約が必要で、自分が海外保険適用で来院したというのを知らされていないと困ります。

現在は改善されていれば良いのですが、外国人が少ないので海外保険に関する対応が不慣れで困った事が何度かありました
アテンドの方がいる時はまだ良かったのですが、不在の時がたまにあり他のスタッフは対応法を知らず、トラブルがよく起きました。受付で話が通っていないのでした。

病院スタッフ間での患者の情報共有がされておらず、アテンドの方が急に休みの時は注意が必要でした。

できれば保険会社とやり取りした病院側のスタッフの名前を教えて貰い、そのスタッフに対応をお願いするのが一番かと思います。

予約時に医師の名前だけでなく予約を受けたスタッフの名前を聞いてもらう様にお願いした方がトラブルがないと思います。

対応がスムーズに行かない場合は「海外保険は使えない」と言われ、受診料を請求される恐れもあります。
診療には医師の診断書とサインが必要です。

ウエルビー側が病院に必要資料を送っているはずなので、アテンドの方が不在の場合は病院に尋ねて下さい。
受付の後ろの部屋がオフィスになっていましたので事務スタッフがおられるはずです。

また薬もキャッシュレス適用なのにこちらからお願いしなければ書類作成が進まない時がありました。薬局にはその書類がなければキャッシュレス対応になりません。
アテンドの方が全くそれをやろうとしなくて、説明してやっと動いて貰えました。


デリーなどのように日本語が話せる医療通訳者(同時に海外保険担当者)が同じウエルビーであっても付いていませんので、こちらは病人でありながら独りで英語で全て対応しなくてはいけないのがハードだと思います。

*カルテは日本と違い、病院で保管ではなく患者に手渡されます。
診察の度に持参が必要です。


Fortisの分院が以下にもあります。

Sector11
Fortis Medcentre Hospital
SCO 11-B, , Sector 11, Chandigarh
産婦人科、ダイエット。内科も診てもらえるようなコメントが入っています。

Gynecology/Obstetrics Clinic(婦人科/産科)
https://www.practo.com/chandigarh/clinic/fortis-medicentre-sector-11
Dietitian/Nutritionist Clinic (ダイエット/栄養指導)
https://www.lybrate.com/chandigarh/clinic/fortis-med-centre-sector-11





Sector11のインナーマーケット内にもあります。
Foritsの看板が出ています。小児科&恐らく内科、皮膚科も。
https://www.lybrate.com/chandigarh/clinic/fortis-medcentre-sector-11




Sector7
Fortis medcentre  女医、歯科、歯周病専門
住所が不明。要電話確認。
Periodontistry Clinic
Sector 7, Chandigarh
インプラント、クリーニングもあり。
https://www.practo.com/chandigarh/clinic/consultation-sector-7

*モハリの本院にも歯科があります。
女医さんがいました。根幹治療専門医も女医さんでした。現在はわかりませんが。
日本と変わらない設備、レントゲン設備で安心です。
私は虫歯ではなかったので治療した事はありませんが。


もう1件
Max Super Speciality Hospitalはインドに多くある私立総合病院です。
こちらもパンジャーブ州モハリにあります。こちらは行った事がありません。

Max Super Speciality Hospital, Mohali (サイト内にマップあり)
https://www.maxhealthcare.in/hospital-network/max-super-speciality-hospital-mohali


スクナ湖を守る為の対策 Sukhna Lake4

2018-07-30 | ニュース News


7月13日のニュースからです。

汚染が酷いスクナ湖を守る為に対策が取られたようです

スクナ湖を湿地と宣言

スクナ湖は人工湖ですが、湿地と宣言することで湿地におけるルールに対応する予定です。

水質汚染に繋がる汚水の流入を食い止めるために、
*50m以内に建造物を建てない。
*いかなる産業であっても産業用施設を建造しない。

スクナ湖は近隣エリアからの汚染流入で瀕死に窮しているそうです
違反行為は罰金を招くとの事。

過去記事で、スクナ湖の使用の仕方がコルビュジェが禁止した使い方もしているのがとても残念だと書きました。

もっと早く対策が取られるべきでしたね。


テキサス発祥のメキシカン&アメリカン料理・Chili's ~Mexican & American~

2018-07-28 | レストラン&カフェ Restaurants & Cafes



Chili'sというメキシカン&アメリカン料理のお店です。

アメリカのテキサス州が発祥でアメリカのチェーン店。
日本、ハワイやグアムなど海外、インドでは主に南インドやデリーに出店しています。

チャンディーガルではエランテ・モール4階にあります。
zomatoより→Chili's

大勢が揃った時に一度だけ夕食で入りました。

上の写真は側がパリパリとした生地で、CLASSIC NACHOSという名前。
ピザに似た食感で食べやすかったです。

コロナビールwithレモン




チキン&サラダ







ハンバーガー&ポテトwithオニオン・リング




多分チキンの揚げ物




食べながら、暫しの間インドにいるのを忘れたかもしれないですね
そしてここのBQQソースが美味しいと話題になりました。
容器に入ったままテーブルに置かれていたのです。
もちろん日本の焼き肉のたれともトンカツソースとも違う味で、産地を見たらオランダ製でした!

日本のテレビでは、インドでは毎日カレーで旅行者も食べ物の選択はないのか?!と思う人もいるかもしれませんが、実は色んな料理が食べられますよ。

現在はわかりませんが、食べに行った時、使われている油があまり良くなかったようです。
確かオニオンリングを食べた後、胸やけしそうでした
揚げ物などしつこく後で体調に出た方もいました。

今は改善されていたら良いですけど!!


アクセス

Chili's
メキシコ料理, アメリカ料理, アメリカ南西料理
12:00~1:00AM 無休
エランテ4階
312 B, 3rd Floor, Elante Mall, Phase 1, Chandigarh Industrial Area





Sector13がない理由は?

2018-07-25 | コルビュジェの構想&街の造り Le Corbusier's plan

チャンディーガルにはSector13がありません

(追記 2020年にSector13が出現しました!)

しかし最初のマスタープランにはあったのだそうです。

これに関しての記事を書きかけていた時に、先日の品川の展覧会でそれに関する平面図を見つけました

Sector25までしかない最初のマスタープランの図。展覧会での図をお借りします。
(現在のチャンディーガルはこの倍以上の面積です。)



何気なく見て、2度目に見てやっと気づいたのですが。
拡大してみると、赤丸の数字がセクター番号と思われます。
赤丸の数字がない段もあります。

よ~く見てみると、現在のSectro10&11が4分割されて10、11、12、13となっているのです!
そう、最初のプランでは13は確かにあったのです!



しかしこのマスタープランは変更され、様々な途中経過を経て13の番号の行き場がなく抜けてしまったのだそうです。


実は最初の予定では、現在のSector10~12のエリアは文化に関するセクターにしたかったのだそうです。
ちょうど現在のSector14のパンジャーブ大学の斜め前になるSector10&11の南半分を該当セクターにし、その該当部分をSector12、13とナンバーを振ったのです。

しかし普通は各セクターには一つの数字しか振られません。
が、この案では二つのセクターに四つのナンバーが振られるという案です

また現在のSector12は当時、同じ文化エリアで使う為にキープされていたそうです。
(Sector25までしかないはずが26という仮のナンバー?が赤丸でその場所に描かれています。)

*しかしSector10&11に四つものナンバーを当てはめる事。
*一つのセクター内に異なった目的のエリアを作る事。
これらは理想的ではないとされ、変更がされました。

最初の案は却下、10、11と一つずつのナンバーを振る。
Sector12の場所は隣にキープした空き地に12を当てはめました。
その時点で既に向かい側はSector14に決まっていたのでしょう。
10、11、12と当てはめてそして14に続ける。

現在の図。



あれ?13の場所がないよ

Sector13の行き場がなく抜けてしまったのが真相だそうです


Sector13がない理由に関しては、設計したコルビュジェが西洋人だったので、キリスト教徒だから!スピリチュアル系だから!と、色々な噂が出回っているそうです。

ウイキペディアにもキリスト教徒だからという理由が書いてあり、彼の弟子として働いた人まできっとそうだ、建築家はこういう事をよくするものだ、と証言しているそうですがコルビュジェ本人に尋ねたわけではないと思います。

手元にある資料の本に依ると、噂はデマだと書かれてあります
ただ、Sector14以降のナンバーをずらし、変更して13を入れることはできなかったのでしょうか??
まだ都市計画が完成していない状態なら簡単に出来たのではないかと思うのですが??

こればかりは本人に聞かなければ分からない事ですよね、、、

因みに13という数字は決して不吉な数字でも何でもなく、逆にとても神聖な数字だという説もあります。




チャンディーガルで徒歩移動するには

2018-07-20 | 観光(コルビュジェ関連以外)Tourist Places


旅行者の多くは恐らくリクシャなどを使って移動されるかと思います。
路線バスもありますのでバス利用も便利なようです。

参照

ブログ・ゆるろぐ-Urbanisme Log- (https://urlog.hatenablog.jp/)より。
インドろぐ9 チャンデイーガルの旅行にはバスを利用しなさい
(パンジャブ大学内・ガンディーバワン、バスでチャンディーガル駅へ)


というのも、チャンディーガルは徒歩移動できるような造りではではないんですよね。

先ず歩いているとリクシャのおじさんが寄って来ますね。
私は東西の隣のセクターに行く程度(徒歩12分位)ならいつも歩いていたのでよくハロー~!と声をかけられていました。

逆に南北へ移動となると距離も長く、暑い時期はひたすら疲れるばかりになると思います。
そしてひたすら退屈です
興味を引く建物やお店があるならまだしも車道は全くそうではないので。

歩行者が少ないので、歩いていると逆に目立つかもしれません。特に女性。


追記
*2021年~スマホ決済によるシェアサイクルが始まり、自転車移動も可能になりました。ほぼ全てのセクターで借りられるようです。

自転車移動が可能になったのは朗報。
大気汚染の季節はお勧めしませんが。
やはり暑い季節では徒歩移動は隣のセクターへ行く時だけにしておいた方がいいです。
一つのセクターが歩くととんでもなく広く感じ疲れます。



もしもどうしても歩きたい場合、、、
東西の移動ならセクター内の中央を横切る道路を歩くようにするのがお勧めです。
乗り物ばかりの移動だとそれも旅の醍醐味を味わえない。そういう方にはお勧めです。

下の図の東西に一直線に描かれた黒線。
これがセクター内の中央を走る道路です。一本しか描いてませんがこれがどのセクターにもあります。



車道からセクター内部へ入る道路はこの中央の一本しかなく(例外を除く)、この道路の周辺は住宅地とマーケットになっています。

マーケットには小売店(旅行者なら飲料水やちょっとしたお菓子も買える)、カフェや飲食できるお店があるセクターもあります。
マーケットの規模はセクターによって違いますが、大きなマーケットの場合は色んなお店があります。



車道を歩いても面白くないので、このセクター内の道路を歩いた方が住宅地やお店などに遭遇でき休憩も出来ていいと思いますよ

ただセクターをまたぐ時、車道によっては幅が広く交通量が多くて横断するのには要注意な所もあります。



後日に書いた記事から追記として載せます。
中央の黒線は、各セクターのマーケットのある中央通り。
車道を歩くよりこの道を歩くのがお勧めなので。

緑枠内がローズ・ガーデンでセクターの4分の1近くを占めます。
この庭園だけでなんと東京ドームの2.6 倍弱の面積です。





キャピトル・コンプレックス/ブログ紹介&ガイドツアー情報

2018-07-19 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures



コルビュジェが手掛けたキャピトル・コンプレックスの英語ガイド付きツアー情報です。
参加方法は後半に載せています。

残念ながら私は参加した事がなく、あの建築物を全て見た事はありません

なのでキャピトル・コンプレックスのツアーに参加された方のブログを紹介したいと思います。
今春に参加されたばかりの「 ぼく@dadadadaiyuさん」
(ブログ・ゆるろぐ-Urbanisme Log- (https://urlog.hatenablog.jp/)に承諾を得てインド旅の記事からチャンディーガルを抜粋した記事をご紹介します。ご協力ありがとうございます!

参加当時は建築を勉強中で、デリー、チャンディーガル、バラナシの旅です。
建築専門&旅行者の目線、風景&館内の写真や最新情報がとても参考になりました。



インドろぐ6がキャピトル・コンプレックスのガイドツアー編です。

インドろぐ5 ニューデリーからチャンディーガルへGO
(デリー~チャンディーガルへ列車移動、ホテル到着)



インドろぐ7 チャンディーガルの光と影
(ロックガーデン、Leisure Valley(レジャーバレー)、政府博物館&美術館)  

2018年プリツカ賞:インド人建築家DOSHI スイス人のおばあさんに教えてもらった
 (キャピトル・コンプレックスのツアーで一緒になったおばあさんから教えて貰ったそうです。インド人建築家バルクリシュナ・ドーシはコルビュジェと共にアーメダバードやチャンディーガルの建築群で働いた方。)
        
インドろぐ8 日本人はアジアの屋台で飯を食って大丈夫なのか
(ローズガーデンの薔薇祭り、自然史博物館(科学博物館)、Sector17のショッピング広場)
      
インドろぐ9 チャンディーガルの旅行にはバスを利用しなさい
(パンジャブ大学内・ガンディーバワン、バスでチャンディーガル駅へ)


私が記事で扱った場所を幾つか歩き回っておられるので読んでいて楽しかったです。
パンジャーブ大学内の建築物に関しては、またこのブログ内で記事にします。
1の日本出発から最後の記事まで全て読むのもお勧めです。
インドのバックパッカーがよく直面するアクシデントばかりで大変な旅でしたが、よく無事に帰国されました



英語ガイドツアー参加に関して。ネットの情報より。

10:00、12:00、15:00に英語のガイドツアーがある。
日祝日は休み。Web予約が出来ても休み。(Web予約はあまり当てにならない)

注:内部見学は平日のみ
但し、議会などで使用中の場合は内部見学不可。


事前にセクター1のツーリストセンターに10分位前に行き、参加登録が必要。
登録にはパスポートが必要。インド人の場合はIDが必要。
グループで申し込む場合、30人を超えない事。
参加費無料。
約1時間半ほどの徒歩ツアー。

貴重品、水、女性用ポーチ以外の荷物持ち込み禁止。
荷物を預けるロッカーあり。X線での荷物検査あり。
周囲は警官がいて安全。
内部見学では写真撮影禁止で携帯電話なども預ける。

ツアーは自分の希望の時間帯に行われない事もあるようです。
その場合は逆に時間を指定される可能性もあります。

*夏場の炎天下(真夏は4月からで40℃超え)でのこのツアーは、インド人参加者からもきつい~!という声が。
水や帽子はあった方が良さそうですね。





Sector1のツーリストセンターへのアクセス
Capitol Complex Tourist Centre
TEL +91 1800 180 2116








コルビュジェが手掛けた/オープンハンド・モニュメントを見に行った Open Hand Monument2

2018-07-17 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures
 
 
 
まだ住み始めて1ヶ月も経たない頃、ドライバーが道に迷った時がありました
 
目的地までの道を知っている、と言うのでお任せで乗っていると、、、
 
なんと間違ってこのモニュメントが見える場所に車が入り込んだのです。
予想もしない物が目に入って来たので、直ぐに道を間違えていることに気が付いて焦りました。
同時に、このモニュメントが小高い丘に立っているのを知りました。
この街は南に向けて緩やかな斜面になっていて、Sector1のその場所は小高い所になっているんですね!
 
数か月後、新しいドライバーに、あのモニュメントへ行ってみたいとお願いしましたが、警備上立ち入り禁止なのだと思っていたようでとにかく行けない、と連発され諦めました
 
バックパッカーたちが行っているのになぜ行けないの!?
 
そして後日に、偶然に他の日本人のお宅のドライバーに一緒に連れて行って貰えることになり、初めて辿り着きました。
 
モニュメント下の路上に駐車し、少しだけ敷地の丘へ徒歩で登ると見えてきました!
 
多分矢印の箇所に車を停め、ドライバーも一緒に登りました。
現在の状況はわかりませんが、念のためパスポート持参の方が良いと思います。
 
 
 
そしてその後、我が家のドライバーがそれを知って行きたがりもう一度行く事になりました。
彼はチャンディーガル出身なのに行った事がなく、行き方はちゃんと教わったようでした。
 
そのドライバーが撮った写真。上が入っていなくて残念。
私も撮ってもらったのです。 座っているのは警備員かな?
 
 
少し進もうとすると端に野犬が数匹いて吠えられてしまい、コワくて退散
犬に吠えられることは滅多にないのに、、、狂犬病が怖いので近づいてはいけません。
 
ここから遠くに高等裁判所が!
でも行っちゃいけないのかな、と思いそれ以上進むことはしませんでした。
(しかし近くの警備員に尋ねて、もしも承諾を得たらもっと近づける可能性があります。)
 
 
 
その後、傍にいた警備の人がノートを持って近づいて来て、そこに何か書いてと。
記念に名前を書き込みました。
私の前の人は中国系の人で、漢字の名前でした。日本人の名前ではありませんでした。
 
ここには色んな観光客が来るようですね。
パラパラとめくってみると、色んな国の人がサインしていたと思います。

当時はまだ世界遺産に未登録でガイドツアーもありませんでした。
その場にいる日本人が自分だけと思うと、とても貴重な体験だったと思います。
 
ツアーじゃなくてもここだけなら個人的に行けますよ
 
 
帰り道、インドでよく見かける、でも日本人の私には珍しい花。
ドライバーが摘んで持って来てくれました。
 
 
 
 
 
アクセス
 
キャピトル・コンプレックスの他の建築群も出ています。
オープンハンド・モニュメントの下から徒歩で丘を少し登れば入れます。
 
 
次回はキャピトル・コンプレックスのガイドツアーの情報です

コルビュジェが手掛けた/オープンハンド・モニュメント Open Hand Monument1

2018-07-14 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures





チャンディーガルのシンボルでコルビュジェが手掛けたOpen Hand Monument(オープンハンド・モニュメント)。
キャッチフレーズは平和の意味を込めて Open to give-Open to receive


参照Wikipediaより

このモニュメントはコルビュジェが手掛けたSector1の建築群・Capitol Complex(キャピトル・コンプレックス)の一つで、ユネスコ世界遺産に登録されています。


このモニュメントは実はフランス政府が贈ったインド製の物です。
お隣りのパンジャーブ州にある街、スクナ湖の水源となっているNangalダムのあるNangalという街で製作されました。

Sector1の背面にあるシヴァリク丘の麓の街で、モニュメントはそのシヴァリク丘を背面にして立てられています。
鉄でできていますが、風が吹くとその方向へ回るようになっています。

高さ14m、重さ50トン。

~構想~

コルビュジェには1948年からこのモニュメントの構想がありました。
その後ヒマラヤが見渡せるチャンディーガルの端に、このモニュメントを作りたいと思い、仲間たちと共に計画し当時の大統領とも話し合いました。
平和のイメージを強く願い、それをヒマラヤ山脈とシヴァリク丘を背景にした新しい都市・チャンディーガルに造りたいと思ったのだそうです。

チャンディーガルとは、パンジャーブ州がパキスタンとインドとに分割された事が発端で造られる新たな都市でした。そこに平和の願いを込めたかったようです。

手は握った拳にするのか、開いた手にするのか?

拳のイメージは闘争、喧嘩、戦いというネガティブなイメージです
コルビュジェはその拳とは真逆のイメージ=平和→手を開いた形をイメージしたのです。

Sector10のチャンデイーガル建築博物館内で見つけた直筆のスケッチ。




スケッチは出来てプランはたったけれど基金がない、、、、
どうしよう、、、

そこで自分が活躍した国、フランスからの寄贈として製作してもらおうと働きかけました。

しかし実現したのは彼が1965年に死去して20年も経つ1985年の事でした。


上の写真の説明には「しかし彼は存命中にこれを見ることができなかった」と書かれていて、本当に残念な気持ちになります。

そんなに新しい物だったとは、、、
他の建築群と同時期に作られたわけではないのですね。

フランスからの贈り物だというのは聞いていましたが、実は今まですっかり忘れていました。
なぜフランスからの寄贈だったのかも改めてよくわかりました。



次回はこのモニュメントを見に行った時のお話。




コルビュジェが手掛けたキャピトル・コンプレックス/特徴 Capitol Complex2

2018-07-12 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures



コルビュジェが手掛けたキャピトル・コンプレックス。(ユネスコ世界遺産

前回の記事の続きで、資料は書籍・CHANDIGARH The city beautifulより。

注:これらの建築物の見学は、ガイドツアー(英語・無料です!)に参加して下さい。
日祝は休みですので注意です。
ガイドツアーに参加しなければオープンハンド・モニュメント以外の建築群は敷地にさえ立ち入り禁止です。
ツアーでは都合が合えば内部見学も可能。

残念ながら、私は住んでいたのにこのツアーに参加していないんですよ
(当時はまだ世界遺産に登録されておらず、これらの価値に気づいていなかったのと、このツアーはそれ以前にはありませんでした)

行政庁舎は近くに行き、オープンハンド・モニュメントは個人的に見学できましたが、やはりツアーに参加すると場合によっては内部見学ができるのでお勧めです


特徴


Sector1に入ると、警備が厳しく物々しい雰囲気になっていますが、一方で森林地区でもあるので緑多いあの地域はとても好きなエリアでした。

*Secretariat(行政庁舎)

個人的にドライバーに車で連れて行ってもらい、写真に収める事ができました。
建築に無関係の私ですが、ただのミーハー気分で一目見たかったのです、、、

前面に大きな蜂の巣状の日除けが取り入れられています。
また屋上に斜めに突き出た長細い装飾的な部分があります。
残念ながらこの写真ではわかりませんね、、、、

なぜわからないかというと、、、、
これはこの建物の裏側になるのです!
道路側から見ると裏側になるという事実を今、知ることになりました

なんと屋上庭園があるそうで、ガイドツアーに参加すると上に上がれます!


*Vidhan Sabha(立法議会議事堂)

牛の角をイメージした雨樋、一階が開放感のあるピロティ、側は蜂の巣状の日除けです。
1階正面に赤や黄色の絵が見えますが、コルビュジェが原画を描いた絵だそうです。
人間、牛、亀、蛇など動物も描かれています。

また屋根に特徴のある三つの塔があります。

一番目立つ塔は「冷却塔」の形で、この中はメイン会議場を含んでいます。
この形は太陽光を集めて使用するという天文学の特徴があるのだとか。
その隣のピラミッド形の塔は、ハリヤーナ議会が使用の部屋。
後ろに隠れて見えにくいですが、シンプルな細長い塔。
この中には階段があり会議場の屋根にアクセスできます。


*The High Court(高等裁判所)

屋根のデザインに傘の様なアーチ型が取り入れられ、前面に蜂の巣状の日除け。
住民をこの傘で守ります、という重要な意味。


*The Shadow Tower(陰の塔)

光の入り方の学習ができます。どんな角度からでも太陽光が入ると。
北側は太陽光が入らないのでオープンにしてあります。
この原理はコルビュジェの建築群にて生かされているそうです。


*Geometric Hillは影の塔の後ろにあり、小高い丘で上部が緑になっています。
コルビュジェが廃材で作った盛り土=丘で、道路から見える建築物を隠す為に作られたそうです。

*Open Hand Monument(オープンハンド・モニュメント)


風が吹くと回ります。フランスからの寄贈。
個人でも見学できる唯一の場所です。
このモニュメントに関しては次の記事にします。


コルビュジェが手掛けたキャピトル・コンプレックス/概要 Capitol Complex1

2018-07-10 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures


何度か取り上げましたが、Sector1Capitol Complex(キャピトル・コンプレックス)と呼ばれるコルビュジェが手掛けた建築群があります。
*無料ツアーに参加すると見学が可能です。

これらは2016年にユネスコ世界遺産に登録されました。

Capitolとはcapitalと発音は実は同じなので混同されやすいですね。
日本語表記では語尾をトルかタルで区別しているようです。私も間違える事がありました。
〇キャピトル ✖キャピタルとすると意味が違ってきます。

Capitolは「国会議事堂、州会議議事堂」という意味の他にも、
「古代ローマのジュピターの神殿、丘」という意味があります。
政府の重要な施設が集まり、またこの土地が「丘の様な場所」である事からそう名付けられたのだと思います。

このキャピトル・コンプレックスは
Punjab and Haryana The High Court(パンジャブ州&ハリヤーナ州の高等裁判所)、
Vidhan Sabha(立法議会議事堂)、
Secretariat(行政庁舎)
という三つの代表的建築物と以下の三つの建築物で成り立っています。
他の建築物としてGovernor's House(総督邸)の案がありましたが実現していません。

これらは同じ敷地にあります。

Geometric Hillという名のピラミッド状の小さな丘。
The Shadow Tower (影の塔)と名付けられた光の入り方を学習できる建築物。
Open Hand Monument (オープンハンド・モニュメント=開かれた手のモニュメント)


高等裁判所は右端の法律専門店の近くになります。



高等裁判所、立法議会議事堂、行政庁舎については先日の東京、品川のミュージアムでコルビュジェの構想に関する企画展が行われた際、これらのミニチュアが床に配置されていました!


写真の一番奥が高等裁判所です。



今では世界遺産に登録されていますが、建てられた1950年代のインドで、このコルビュジェ建築を称賛し受け入れるインド人はあまりいなかったそうです。

コンクリート剥き出しの、同じような四角い箱が並んだような(=日除け)が目立つ、退屈な外観、、、

賑やかで原色が好みの民族の人達に、この静寂な色みのない地味なシンプルさとリズムは理解できなかったのは無理もありませんね。

*コルビュジェのデザインは同種の物を並べてそのリズム、光景を楽しむのだそうです。

この街に残っている彼が手掛けた住宅は、日本の団地に似た、、という表現を私も過去記事に書きました。
実は日本の建築物もコルビュジェに影響を受けているそうで、彼がいなければ現在の建築物はなかった、、と言われていますね。
昭和生まれの人々にとって、団地は昭和のシンボルのようでコンクリートの単純形式の見慣れた建物に見えます。
なのでコルビュジェの建築物を見ても、日本の団地に似ていて新鮮さを感じなかったわけがわかりました

彼の建築物が日本の団地に似ているのではなく
その逆で!
日本の団地が、コルビュジェの作品に影響を受けて似ているのかもしれない、なのが正解なのでしょうね!!

彼のこれらの建築物は1950年代ですからね

理解されるのはさぞかし難しかったでしょう。

次回は特徴についてです。


日本食?アジアン・レストラン・Hibachi ~Asian~

2018-07-08 | レストラン&カフェ Restaurants & Cafes

チャンディーガルに住む前に「日本料理店は1件だけあるようだ!」という話を聞いていました。

実は「1件もない」としか聞いていなかったので半信半疑で調べてみると、、、

ひょっとしてここ?というような名前のお店が確かに1件見つかります。
今でもそのお店は検索すると上位に上がり、興味を引きます。

そのお店の名前が日本語Hibachiだからです。
日本人は「火鉢」を連想しますね!

そして住み始めた頃に一度だけ行った事があります。

Sector8のHotel Icon という四つ星ホテル1階のお店なのです。
ホテルの口コミも良いです。
幹線道路のMadhya Marg沿いで、入り口が少々わかり難かったのですがホテル玄関の横にお店があり、そこから直接お店に入れました。

写真はホテル玄関で、向かって左手にお店があります。




Hibachi - Hotel Icon
Hotel Icon, SCO 58 to 61, Madhya Marg, Sector 8 C


ここは和食だけでなく多国籍アジアン・レストランです。
鉄板焼き、寿司、天ぷらなどが食べられます。
こういうアジアン・レストランは他のセクターにもモールにもあるのでわざわざこのお店に来なくても味わえます。

大抵のアジアン・レストランではジャパニーズと称して、簡単な巻き寿司やミソスープ(注文した事はないですが)などはあるようです。

そして入ると日本人ではないアジア人と思われる男性が注文を取りに来られました。

あの店員さんは、、、、日本人??
いや、違うような、、、、?
ひょっとして店員さんの方から「日本人ですか?」って聞かれるかな??と思いきや、な~んにも聞かれなかったです。

海外では怪しい日本食を出すお店が多いとテレビ番組でも放送されていますが、お客さんが日本人だったらきっと困惑するのでは??

ネットのお店情報によれば、調理師さんは日本で修業した人らしいです。


寿司と天ぷら盛り合わせを注文しました。
横に鉄板焼きのスペースがありインド人らしき人達が後で入って来ました。
そして注文を取りに来られた店員さんが鉄板で焼いていました。


外国人が作るロールは本当に見た目豪華ですよね



天ぷらはからっと揚がっていてまあ良かったと思います。
しかし素材の殆どが日本ではあり得ない物で、、、
食べながら、う~ん、、なんだかなあ
(きゅうりのようなものが後で考えるとズッキーニだったのか??)

驚きながら苦笑いしながらの食事となりました。

エビの他にヤングコーン、左端は多分、カリフラワーだと思います。
これはインド料理のパコラという天ぷらに似た揚げ物でもあります。

ヤングコーンも日本の天ぷらでは見た事がないです。

でもここはインド人相手なのでこれでいいのでしょう、、、
普通にインドでも手に入る茄子やピーマン、オクラはありませんでした。




味がどうこうという話ではなく結局、一度しか行きませんでした
でも鉄板焼きだと多分チキンで美味しく焼いてくれることでしょう。

実際インド人には評判が良いお店で悪い事は書かれていません。

因みに下の写真はSector26のレストランで食べたお寿司。
なぜか七味?が小皿に。



インド人はお寿司までスパイシーにして食べるようです

アクセス
Hibachi - Hotel Icon
Hotel Icon, SCO 58 to 61, Madhya Marg, Sector 8 C









新たなフライト続々&シムラ間でヘリコプターも!

2018-07-05 | ニュース News

久々にニュースを覗いてみました。
少し前のものですが。

airportchandigarh.com/chandigarh-airport-newsより

チャンディーガル国際空港は5月に滑走路増設の為に閉鎖していましたが6月から再開。
来年までに完全に整備が整えば欧州と北米線を就航予定。
エア・インディアでシンガポール便も考慮されていると他サイトで見かけました。

現在デリーの空港に国際線利用客が集中していますがこれで分散化され、チャンディーガルのホテルや交通機関でのビジネスの幅も広がります。海外からの観光客もまた増えるのでしょうね。

住んでいた当時に話が上がっていた欧米向けフライトが続々と実現されますね!

5月以降は国内のインドール、アーメダバード、スリナガール、バンガロール、コルカタ便が就航。
また6月4日からシムラ間とのヘリコプター・サービス(タクシー)も開始されました
どんどん便利になって発展していますが、シムラ間のヘリコプターには驚きです。


それについては以下です。

6月4日より観光推進の為、チャンディーガルとシムラ間でのヘリコプター・タクシーが始まり需要があればフライト数を増やしたい。
フライトは毎週月&金。フライト時間は20分 朝に往復飛びます。
座席は20席。料金は1人2999ルピー。

わずか20分で到着とは魅力的ですね。時間だけ考えると 

シムラは標高が高い山に造られたイギリス植民地時代の夏の首都&避暑地
英国調の建築物が残り涼しくて良い所なのです。

チャンディーガルからシムラに行くには地図で見るとかなり近そうなんですが、、、、



実際は車やバスとなると標高が高い山をぐるぐると蛇行しながら登り続けるので、直線距離では行けなくハードです。
チャンディーガル~車でデリーへ行く位の時間、休憩を入れると6時間位はかかります。
(デリーからシムラは世界遺産の高山鉄道もありますが。)

車酔いをする方達もおられるらしく 
そういう方にはかなりきついはずです。バスだと後部座席はかなり揺れるはず。
一度車で行った時は大丈夫でしたが、あの山道は私は一度で十分だと思いました。
細い道や、ガードレールのない場所もあったので安全面でも要注意な山道です。

また事故で大渋滞に巻き込まれた日本人達も知っていますが(記憶では岸壁が崩れたのか?落石が道路を塞ぎ通行止めになった)、とにかく山道で時間がかかるので大変な所なんですよね、、、、

ヘリコプターが出来たのは幸いかもしれませんが、空の安全面もしっかりしてもらわないとですね!!


建築倉庫ミュージアムのル・コルビュジエ / チャンディガール展へ!

2018-07-03 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures
 
 
 
今日の記事の舞台は日本です。
 
ル・コルビュジエ/チャンディガール展へ先日行ってきました!
(この記事の続編はこちら→セクター13がない理由
 
 
こんなブログを書いている最中にこんな展覧会が催される事になろうとは!
友人からも「チャンディーガルって住んでた所だよね~、やってるよ!」と連絡がありました!
 
5月末~7月中旬まで東京品川区の建築倉庫ミュージアムで開催されています。
天王洲アイルの寺田倉庫1階にある小さなミュージアムです。
公式サイト→建築倉庫
 
参考になったサイト。↓ ありがとうございました。
建築倉庫ミュージアムで「ル・コルビュジエ / チャンディガール展 -創造とコンテクスト-」開催。
 
館内では写真撮影(一部を除く)&SNSでの発信OKだそうです。
 
 
この展展会ではなぜかチャンディーガルではなくチャンディガールとなっていて、SNS上の他の方からの指摘で気づきました。
ひょっとしてコルビュジェがフランス語訛りで発音していたのでしょうか?
フランス語ではそのように発音されるそうです。
 
追記
ヒンディ語文字通りに読むと→チャンディーガル
英語版Wikipediaで紹介されているアルファベット発音記号通りに読むと
→チャンディガールになります。
 
この展示場では、都市計画に関しての最初のコルビュジェの構想を感じ取るような場になっているようでした。
細かな建築物に関しての説明などは頂いた資料にもあまりありません。
 
 
先ず壁面にコルビュジェの詩が、、、
この都市計画を着手するのに巨匠と呼ばれる人にも大きな苦悩やストレスがあったようです。
 
 
 
城壁など何もない平原に線を引く事には恐怖があったようです。
 
コルビュジェがインドで感じた事、全てをどう建築物に生かすのか、元になったイメージやインスピレーションなどを彼の描いた絵や図面、詩や手紙などの資料から、そしてカメラマンのホンマタカシさんの写真や映像、音と共に展示されていました。
 
映像と写真が撮られた時期は偶然にも私も現地に住んでいたので、久々にチャンディーガルの人達を見ることができました。
当時、現地でカメラマンのホンマタカシさんと遭遇できなかったのは残念でした
 
 
 
下はコルビュジェが手がけた建築物の写真。
左が立法議会議事堂(議会棟)、右が行政庁舎(合同庁舎)。
これらはSector1のキャピトル・コンプレックス(Capitol Comple)と呼ばれる建築群の一部です。
 
議会棟を横から見ると、雨樋の形がユニーク!
インドでは神聖視されている牡牛からインスピレーションを感じたようで、牛の角をイメージした雨樋がわかります。
 
 
 
この建物の共通の特徴として、インドで表現されている「蜂の巣状」のブリーズ・ソレイユと呼ばれる日除けが取り入れられています。
彼のこうした建築物はとてもダイナミックですね!
 
 
その写真の建築群の三つが白いペーパーで作られたミニチュアとして床に配置されていました。↓
一番奥は高等裁判所です。手前の二つは上の写真の建築物です。
これらの建築物はユネスコ世界遺産に登録されています。
 
 
実際、行政庁舎は現地で目の前の実物を見ました。
 
その他、平面図も知りたかった&欲しかった資料だったので偶然にしても驚きました
 
最初のマスタープランとしてのSector25までしか計画されていない平面図(この中にもう一つ欲しかったものが描き込まれていてお宝資料でした)と、V1~V7という7段階の道路表示のある図で、はっきり知りたかったV7の道路が描き込まれた平面図。
これは緑地帯であるLeisure Valleyの、恐らくSector10の図でした。
中に川もきちんと描き込まれていて、木々もコルビュジェのスケッチ画がありました!
 
この二つの図面は、きっと現地のチャンディーガル建築博物館やル・コルビュジェ・センターでも同じ資料を見学したはずですが、、、
またここで再会できるとは思いませんでしたね!
 
ささっと見るだけではなく、大きな発見をする為にじっくりと見学してみて良かったです
 
また何気なく置かれていたテーブル&椅子を見た時、最初思わず二度見してしまいました。
瞬間的にあれ?と、とても懐かしい家具に再会した気がします。
コルビュジェの従弟のスイス人の建築家、ピエール・ジャンヌレの作品だそうです。
現地でも似たような物を一度はお目にかかったのかもしれませんが、とても懐かしい見覚えのある雰囲気を醸し出していました。
 
 
別室では別の建築物のミニチュアの展示を見ることが出来ました。
こちらもなかなか面白かったです。
 
 
 
アクセス
 
JR品川駅から徒歩だと15分~20分の距離。
モノレールの他にも意外とJR品川駅・港南口の都バス(1番乗り場、98番大田市場行き・新東海橋下車)が便利で、新東海橋を渡り、ちょうど寺田倉庫の斜め前に停まるので殆ど歩く必要がなく良かったです。ミュージアムは建物奥の横からですが入口がわかり難かったです。
 
2018年5月26日(土)から7月16日(月・祝)まで
11:00~19:00 月曜休館(月曜日が祝日の場合は火曜日休館) 
一般 3,000円、大学生/専門学校生 2,000円、高校生以下 1,000円
 
 

都市計画の経緯がわかる&ピエール・ジャンヌレが手掛けた/ル・コルビュジェ・センター Le Corbusier Centre

2018-07-01 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures



Sector19には Le Corbusier Centre(ル・コルビュジェ・センター)という資料館があります。

チャンディーガルの都市計画に携わったコルビュジェの建築計画や、Sector1の彼の建築群、街が出来上がる経緯の古い写真やスケッチなどが紹介されています。家具もあります。


細長い建物に幾つもの小部屋がありその部屋を回って見学します。
建物はコルビュジェの従弟のピエール・ジャンヌレの設計だそうで、この都市計画が行われた当時のオフィスとして使用されていたそうです。
彼がデザインした建築物もこの街に多くあります。

お土産コーナーもあり、チャンディーガルに関する各種グッズが買えます。
凄くセンスのある物があるわけではありませんが
Tシャツや腕時計、マグカップ、コースター、キーホルダーなど色々とありました。
マグカップはSector1にある観光地ロック・ガーデンのお土産物屋さんでも売られていました。

記念にマグカップとコースター6枚セットを買って、来客時にはコースターはよく使いました。

ロック・ガーデンの孔雀がモチーフのデザインです。
孔雀はインドの国鳥です。

ロック・ガーデンの広場での写真。
このモザイクが特徴なんですね!



隅にコルビュジェの写真&サイン、Rock Gardenと文字が入っています。




残念ながらマグカップは日本に帰国したら取っ手が割れて届きました
壊れていてもカップの部分だけ飾っておいたのですが、今春の引っ越し時に処分しました。

今はコースターは1枚をこのように額に入れて飾っています



この博物館も真夏の40℃位の時に行ったのですが、クーラーではなく沢山の小さなファンが回っていました。
それでもとても暑かったのを覚えています。熱風ですからね

大通りMadya Marg沿いの入り口に冒頭の写真左の看板が立っています。
賑やかな通りではなく、入口のコルビュジェの写真の看板が目印です。
敷地内の奥まった場所に建物はあります。

アクセス

10:00~17:00 月曜定休


上のMapだけ見ると場所を勘違いしそうです。
大通りから入れます。