チャンデイーガルの日本人にお勧めの病院情報です。
Fortis デリーにもある大病院。
パンジャーブ州モハリにもあり、インドや海外に多くある私立総合病院です。
https://www.fortishealthcare.com/india/hospitals-in-punjab
会社で契約した海外保険適用(キャッシュレス)の関係でこちらの病院をいつも使っていました。
薬局は同じ敷地内の外にあり、大変混雑していました。
以下の内容は、海外保険会社のウエルビーという会社での適用内容なので、他の会社の場合はそれぞれ規定とキャッシュレス契約なのかも確認して下さい。
インドのシステムは、現金払いの場合は最初に受付で診療費を払い、レントゲンなどが発生した場合はその都度、料金を払いながら診療を進めます。
海外保険のキャッシュレスを使いたい時は(ウエルビーの場合)事前に保険会社から病院に予約が必要で、自分が海外保険適用で来院したというのを知らされていないと困ります。
現在は改善されていれば良いのですが、外国人が少ないので海外保険に関する対応が不慣れで困った事が何度かありました
アテンドの方がいる時はまだ良かったのですが、不在の時がたまにあり他のスタッフは対応法を知らず、トラブルがよく起きました。受付で話が通っていないのでした。
病院スタッフ間での患者の情報共有がされておらず、アテンドの方が急に休みの時は注意が必要でした。
できれば保険会社とやり取りした病院側のスタッフの名前を教えて貰い、そのスタッフに対応をお願いするのが一番かと思います。
予約時に医師の名前だけでなく予約を受けたスタッフの名前を聞いてもらう様にお願いした方がトラブルがないと思います。
対応がスムーズに行かない場合は「海外保険は使えない」と言われ、受診料を請求される恐れもあります。
診療には医師の診断書とサインが必要です。
ウエルビー側が病院に必要資料を送っているはずなので、アテンドの方が不在の場合は病院に尋ねて下さい。
受付の後ろの部屋がオフィスになっていましたので事務スタッフがおられるはずです。
また薬もキャッシュレス適用なのにこちらからお願いしなければ書類作成が進まない時がありました。薬局にはその書類がなければキャッシュレス対応になりません。
アテンドの方が全くそれをやろうとしなくて、説明してやっと動いて貰えました。
デリーなどのように日本語が話せる医療通訳者(同時に海外保険担当者)が同じウエルビーであっても付いていませんので、こちらは病人でありながら独りで英語で全て対応しなくてはいけないのがハードだと思います。
*カルテは日本と違い、病院で保管ではなく患者に手渡されます。
診察の度に持参が必要です。
Fortisの分院が以下にもあります。
Sector11
Fortis Medcentre Hospital
SCO 11-B, , Sector 11, Chandigarh
産婦人科、ダイエット。内科も診てもらえるようなコメントが入っています。
Gynecology/Obstetrics Clinic(婦人科/産科)
https://www.practo.com/chandigarh/clinic/fortis-medicentre-sector-11
Dietitian/Nutritionist Clinic (ダイエット/栄養指導)
https://www.lybrate.com/chandigarh/clinic/fortis-med-centre-sector-11
Sector11のインナーマーケット内にもあります。
Foritsの看板が出ています。小児科&恐らく内科、皮膚科も。
https://www.lybrate.com/chandigarh/clinic/fortis-medcentre-sector-11
Sector7
Fortis medcentre 女医、歯科、歯周病専門
住所が不明。要電話確認。
Periodontistry Clinic
Sector 7, Chandigarh
インプラント、クリーニングもあり。
https://www.practo.com/chandigarh/clinic/consultation-sector-7
*モハリの本院にも歯科があります。
女医さんがいました。根幹治療専門医も女医さんでした。現在はわかりませんが。
日本と変わらない設備、レントゲン設備で安心です。
私は虫歯ではなかったので治療した事はありませんが。
もう1件
Max Super Speciality Hospitalはインドに多くある私立総合病院です。
こちらもパンジャーブ州モハリにあります。こちらは行った事がありません。
Max Super Speciality Hospital, Mohali (サイト内にマップあり)
https://www.maxhealthcare.in/hospital-network/max-super-speciality-hospital-mohali
ガス
チャンディーガルのガスはプロパンガスです。
インドではガスには注意が必要です。
この街の新築でもガスホースの破損、ホースからのガス漏れを聞きました。
ガスの残量は見えませんので切れる時はある日、突然です。スペアに余分にボンベを置いている家もあります。また電磁調理器とそれ用の鍋を持っていると便利です。
インドでガスを購入するには最初に手続きが必要で、英語でシリンダーと呼ばれるガスの入ったボンベを購入します。マンションではない場合、次に注文しても1週間位かかる時もあるそうですが駐在員宅なら会社経由でガスを手配してもらう方法もあります。
このようにトラックや自転車でガスシリンダーを運ぶ様子をよく見かけました。
ガスシリンダーを運ぶトラック。

かと思えば住宅街で自転車で運ぶ人も。
1週間はかかるというのがわかる気がします。
頑張れ~!としか言えない



電気
基本的に停電が少ない街とは聞きますが、生活していた頃は何度か計画停電が行われました。
順調であれば、停電がない日が続いていました。
計画停電は、夏の電気不足の頃や真冬の12月にもあり、午前と午後に決まった時間に1時間ずつでした。今現在はどういう状況なのかはわかりませんが、電気が不足すると行われると思います。
*元々コルビュジエが50万人都市として計画した都市ですが、現在は人口がその倍以上に増えているそうで富裕層が多く電気が足らなくなってもおかしくないですね。
ここは、退職後に住みたい都市のナンバーワンに選ばれた事もありますからね。
普段は落雷により、架線が切れたり強風だけでも停電が起きていました。
発電機を置く家やUPSの起動、物件と大家さんの対応によっても色々だと思います。
セクター外エリアのマンションでは自動的にバックアップがすぐに行われ、あまり困った状況ではなさそうでした。
ソーラー・システム(太陽光発電)
インドの一般的なバスルームはギザという湯沸かし器を備え付けていますが、チャンディーガルでは屋上に太陽光パネルを備えた戸建て住宅も見かけていました。
屋上の太陽光パネル

隣家の屋上にもありました。
写真はバスルームのお湯を沸かすシステムに太陽光パネルを使用していました。
インドに住む日本人がギザ(タンクの大きさにより水量が限定され、沸くまで時間が必要)で苦労しているのを知っていたので、あまり大きな声でこのシステムがある事を言えませんでしたが、インドの事情としてここでは書きたいと思います。
この太陽光発電を利用した設備ですが、、、
入居してからこのシステムがあるのを知りました

下見に行った時、ギザがどこにも付いてなかったので尋ねると、蛇口から直接お湯が出るという説明しか受けなかったのです。ここはそういうシステムなんだ、と。
実際、洗面所と浴場のシャワーでお湯が直接蛇口から出て、タップを左右へお湯、水と切り替えるだけでホテルのような感覚で使えました。
ギザの様にお湯を沸かす時間が全く要らないので、シャワーを浴びたい時に直ぐに浴びられて便利でした。
屋上のタンクの水がある限りは連続してシャワーを浴びることができるので、日本でシャワーを浴びる感覚と同じです。断水でもない限り、屋上のタンクの水が足りない事はありません。
夏は4月頃には気温が上がり、自然にタンクの水がお湯になっていて太陽光の力を借りなくても=スイッチを入れなくてもお湯が出て来ていました。
しかしこの太陽光発電。
北インドの真冬とはとても相性が悪いです
真冬は霧が多く、霧で太陽光が遮断されてしまい普段の様には活躍してくれません。

真冬は霧が多く、霧で太陽光が遮断されてしまい普段の様には活躍してくれません。
濃霧の日は午後になってようやく晴れる日もあり、飛行機は欠航、列車も大幅に遅れ、それが度々です。
シャワーを浴びようとしても40℃に満たない生ぬる~いお湯が出るんです。
ただそんな温度でも一応、お湯なので文句は言えませんね

水よりはマシとは言え、この中途半端な温度のお湯もまた寒くて出しっ放しにして止める勇気がありませんでした。
好きなだけお湯を出しっ放しにできただけでもマシだったとしか言えません。
ピュア・ウォーター
チャンディーガルだけではないと思いますが、また物件によっても違うのかもしれませんが。
セクター外エリアのマンションではこのシステムはないようでした。
キッチンと、配管が繋がっているバルコニーの二か所からは普通の水道水だけではなく、午前と午後の決まった時間帯にpure water(ピュア・ウォーター=純水)と呼ばれる水が出て来ていました。
決まった時間とはいっても、気が付けば時間帯が数時間ずれていたり、誰が管理しているのかよくわかっていませんでした

この水が出なくても浄水器からの水がはるかに綺麗だったので、あまり使用することがありませんでしたが、出る時間帯に合わせてお米を洗った時期もあります。洗うだけです。
見辛いですが、写真の蛇口の右(緑丸)を回すと水、左(赤丸)丸を回すとピュア・ウオーターが出るようになっていました。シンクが二つあり両方の蛇口から出ていたはずです。

普通の水道水は掃除や洗濯などで使用し、ピュア・ウォーターはインド人には飲料水、料理用に使えるのだと思います。インド人は水道水をそのまま飲む人もいますから、この水ならもっと安心して飲めるでしょう。この時間帯にその水を沢山溜めておく人もいるかもしれません。
日本人でもインドで歯磨き程度なら蛇口の水を使う人、そうではない人もいます。
チャンディーガルの水ではそこまで神経質になる必要はありませんでしたが、屋上のタンク内が清潔な事が条件です。普段と違った匂い、異臭がする場合は直ぐにタンク内の確認が必要になって来ます。
インド人家庭でも富裕層は大きな浄水器を使用しています。
どれをどのように使うかはそれぞれだと思いますが、心配な人は色々な水を使い分けた方がいいでしょう


器水器
インドではキッチンに浄水器を使う家もあります。
入居して既に付いているお宅もあれば、大家さんに付けてもらう人もいます。
お店で見たのは、日本では見たことがない大型で驚きました。
浄水器の性能によって様々だと思いますが、写真の物は高性能のようです。
UV(紫外線殺菌)機能が付いて、細菌や微生物による汚染を防ぎ飲料水に適するそうです。使っていなくても定期的に中の水をホースで排出します。
意外と知られていないのが残念ですが、日本の食品メーカーなどの工場で使用する水と同じレベルに浄化され、外で売られているインドのペットボトル水よりも水質が良くなる場合もあるのだそうです。
でもフィルターチェックや交換は要注意です。
外で売られているボトル水を買う時は、キャップが緩んでいないか?開けられていないか?
これは開けられて水道水を詰めて売られていないのかどうかのチェックです。
箱入りで買ったビール瓶の中にも1本、色の違う見た目でおかしいな、と判断できるビールが混ざっていた事があります。
偽造品が売られている国もあり、どこの国でも要注意です


水
屋上のタンク(貯水槽)。
住んでいた家では各戸二つありました。
それとは別にキッチンには専用のタンクがあったようです。
それが世帯ごとなのか共同なのかは今は確認できないのですが。
インドの家では水は朝、夕に地下に溜めてもらい屋上まで電動ポンプで汲み上げられます。
これを住人自身がやる家、使用人がやる家、両方あります。
(ポンプのスイッチを入れる作業。我が家はノータッチでしたので使用人がやっていたのかもしれません。)
チャンディーガルは水が綺麗という話を聞いたことがあります。
水のろ過が数回行われているそうです。
*首都圏ではあまり綺麗ではないようでもっと注意が必要です。
とはいえ、水道から出て来る水の状態がパーフェクトなのかどうかは要注意です。
定期的にタンク内の清掃をしてもらわないと清潔さが保てません。
*周囲のインド人は、数ヶ月に一度はタンクを清掃するそうです。
ただ日本人はタンクの水をそのまま飲用に使わないので、そこまで神経質にならなくても良いかもしれませんが。
入居時に大家さんからタンクの清掃に関して何も説明がない場合は尋ねた方が良いと思います。
清掃時はタンク内は空にするので、生活用水はバケツなどに準備する必要があります。
できればお任せにしない方が良いです。当てにならないので、、、
屋上に鍵がかかっている場合は鍵を貰い、たまに自分の目でタンク内の状態を確認する方がお勧めです。
屋上には猿など動物、鳥なども現れる地域もありますし、タンクの蓋が外れて雨水や小動物が入り込んでいる事もあるからです

水道水が茶色い、異臭がするとなると異常です。
また動物(猿)が悪さしてタンクの蓋が外れたり破損する場合もあるようなので、時々見に行った方が良いと思います。
我が家のタンクは一つ蓋が割れて中に落ちていて汚い物が入り込み汚水状態でした。
当時、異臭に気づき大家さんの部下には伝えておいたのですが放置状態が続いていたのでした。
蓋はドライバーがマーケットに買いに行き交換してくれました。マーケットに売ってるんですね!
タンク内の清掃までしてくれました!

それからタンクの一つはモーターが故障していて水が少ない!
殆ど使用しないバスルーム側のタンクだったので支障はなかったようですが。
作業員を直ぐに呼んで交換してもらいました。
一体いつからそうなっていたのか不明。
(大家さん側の管理体制はずさん😞 )
これは多分一階用のタンクで、なんとこんな風に重しのレンガが!
凹んでいて破損。強風で飛ばないように?

他にもレンガが載せられて、しかもヒビが!
なぜこんな事に? 猿が悪さした?
実際、屋上には度々猿が上がっていて、我が家のタンクの上にも猿の形跡がありました。

人任せでは安心できませんね。
できるだけ自分の目で確認した方が良いです。
断水は一度だけ、突発的な配管のトラブルとメンテナンスで地域全体で数日間ありました。
最近の様子をネットで見てみたところ、隣接するパンジャーブ州のMOHALIで同じ理由で断水があったようです。
飲み水以外の生活用水を、常に沢山ボトルに溜めて常備していた方が良いですね
