「皇室問題INDEX」設立準備室

マスメディアによる皇室の偏向報道、ネットに流れる東宮家への誹謗中傷を検証しています。

■報告:小学館の皇室報道(人権侵害、児童虐待、性差別)に対する抗議書を送付しました。

2015-01-31 20:48:11 | 日記
(2015年2月1日追記)小学館に送付した抗議書全文(PDFファイル)を、閲覧・ダウンロードいただけます。下記の抗議書名をクリックしてください。
・「小学館の皇室報道に対する抗議書」
皆さまからお寄せいただいた抗議コメントは6項目に分類し、長文の場合は分割して別項目となっている場合もございます。どうぞ、ご了承ください。

(最初の投稿記事:1月31日)皆さま、敬宮愛子内親王殿下に対する理不尽なバッシング記事の掲載を続ける、『女性セブン』『ポスト』を発行する大元の責任主体である小学館に対し、真摯な抗議コメントをご投稿いただき、ありがとうございました。昨年12月末までに寄せられたコメントをとりまとめ、1月中に小学館へ届ける旨、お伝えしていました。昨日1月30日午後3時に、東京中央郵便局より速達にて、小学館宛に「抗議書」を送付いたしました。ぎりぎりになってしまいましたが、きょう31日には、同社に届いているものと思います。ここに、その抗議書の概要をご報告いたします。

●抗議書の文面



●抗議書の構成



●抗議書の前半部分(P1~P6):全文

【1】『女性セブン』(2014年12月18日号)掲載記事の問題点について

 当該記事の問題点について、当準備室の専用ページ(注1)にて検証しました。以下に、その検証内容の要旨を示します。

<問題点その1>捏造であること

 『女性セブン』の当該記事「『愛子さまをなぜ叱らない』上級生が団結の抗議」には、次のように書かれています。

>「今、生徒たちの間では、”今日は2時だね”とか”ちょっと今頃登校してるわよ”、”あっ、今日はお早い登校で…”などと愛子さまの登校時間について話題にする機会が増えているようなんです。なぜなら愛子さまが登校される場合、警備と一緒に物々しい雰囲気で校舎へ入られるんですが、その愛子さまのお姿が、教室の窓から見えるため、多くの生徒が愛子さまの登校時間を知ることになるからなんです。通常の始業前に登校されれば、警備が居ても全然目立たないんですけどね…」(前出・学習院関係者)

そんな愛子さまの登校の様子を教室から眺めていた一部の生徒たちは、当然の疑問を抱くようになっていく。そして、ついに彼女たちは立ち上がり、こんな行動を起こした。「当然のように遅刻が繰り返されていく愛子さまの不自然な状況に、生徒たちが疑念を強く抱くようになったんです。それで、中等科の上級生の有志数名が団結し、最近になって自分のクラスの主管(担任教師)に、”私たちは遅刻しないように、まじめに登校しているのに、なぜ愛子さまだけが自由な時間に登校しても許されるのでしょうか?”と説明を求めたそうです。=略=」(前出・学習院関係者)(記事引用終)

 この「学習院関係者」の言葉が虚偽であり、記事全体が編集部の捏造であることは、以下の事実により、明らかです。

 学習院中等科・高等科とも全て、教室の窓は中庭に面しています。愛子さまや生徒さんたちが登校に使われる門や乗降口がある北側とは真逆にあり、北門から入っても正門から入っても、教室の窓から「登校の様子」は見えません(下図参照)。愛子さまがもし万が一、遅刻して登校されたとしても、教室にいる生徒の目に入り、気が散って困るという事態になることはありえないのです。


▲「戸山キャンパス」の地図ページ
http://www.gakushuin.ac.jp/toyama.html

 「学習院関係者」が学習院の校舎事情を知らないわけがありませんから、この「学習院関係者」は存在自体がウソということになります。『女性セブン』編集部は、架空の人物に嘘を語らせているわけです。その嘘は、編集部が脳内ででっちあげたもの、に他なりません。いったい何のために、『女性セブン』編集部は、このような捏造までして愛子さまをバッシングする必要があるのでしょうか。その背景を考えると戦慄を禁じ得ません。

<問題点その2>人権侵害、児童虐待であること

 『女性セブン』『ポスト』の記事は、ユニセフが掲げる「子どもの権利条約」(1994年に日本も批准)に定められた、子どもの「守られる権利」(子どもたちは、あらゆる種類の差別や虐待、搾取から守られなければなりません)に反し、また「育つ権利」(子どもたちは教育を受ける権利を持っています。また、休んだり遊んだりすること、様々な情報を得、自分の考えや信じることが守られることも、自分らしく成長するためにとても重要です)を侵しています。「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない」とする、わが国の児童福祉法にも反しています。

 週に1,2度の遅刻や欠席は、まだ心身が不安定な思春期の少女にとって、普通にありえることです。体調を整えるためにも、時に休むことは、子どもにとって当然の育つ権利です。にもかかわらず、学校の門に張り付いた記者に毎日登校時間をチェックされ、少しでも遅刻や欠席があれば直ちに記事にされ、「不登校」「わがまま」と叩く気満々で待ち構えている関係者や評論家、(前項で指摘したように、実際には存在しない、御社の記事内にのみ存在する)上級生や保護者などに、手前勝手な論理でバッシングされ、それが新聞広告や電車の中吊り広告になって流布されるのです。

 週刊誌に書かれているのだから、新聞の下に大きな文字で書かれていたのだからと、そのまま鵜呑みにして、蔭で悪意を抱く人、直接余計なことを言う人も出ることでしょう。それらの悪意は、たった13歳の少女にとってどれほど大きな恐怖でしょうか。

 『女性セブン』はじめ一連のマスコミ報道は、多少の不調はありながら普通に真面目に登校を続けている愛子さまをストーカー取材によって追い詰め、バッシング記事でダメージを与え、あわよくば本当の不登校に追い込もうという意図さえ感じられるものです。同じ疑問と憤りをおぼえた方々の抗議のコメントが、多数寄せられています。
【参照:抗議コメント「報道の自由? いいえ「児童虐待」です。」】

<問題点その3>性差別に基づくバッシングであること

 同じ皇族であっても、悠仁さまやその姉である眞子さま、佳子さまはストーカー取材の対象とはなっていません。なぜ、愛子さまだけがターゲットにされ、執拗なバッシングを受けるのでしょうか? 愛子さまにバッシングされる理由があるからだという主張は、まったく的を射ていません。

 「不登校」ということひとつとっても、佳子さまは学習院大学に入学後1年半にわたって登校せず、必修単位さえも落としておられますが、なんら批判の対象とはならず、逆に称賛記事が書かれています。悠仁さまはお茶の水女子大学付属小学校に月に1回程度しか登校していない、という噂が根強くありますが、その実態を取材したメディアはありません。

 このあまりに露骨な偏向報道の理由は、どこにあるのでしょうか? 皇位継承が男子に限られている現在の皇室において、男子を重んじ、女子を軽んじる風潮が根強くあり、そのために皇位継承第3位の男子(悠仁さま)とその姉(眞子さま、佳子さま)はあらゆる醜聞から庇われ、東宮家の長子でありながら女子である愛子さまは少しの隙も許されず、針小棒大にバッシングの餌食とされていると考えざるを得ません。

 皇室における偏向報道を検証するなかで、この見方を補強する材料は多数にのぼり(注2)、多くの人の気づくところとなっています。当準備室に寄せられたコメントには、愛子さまをターゲットにバッシングを続ける御社は、「マララさんを襲撃したイスラム過激派と変わらない」という見方さえ出ています。残念ながら的外れとはいえないと思います。
【参照:抗議コメント「バッシングの根本には、世界に恥ずべき「性差別」があります。」】

-------------------------------------------------------
(注1)当該記事の検証ページ
■佳子さま「退学とズル合格」隠しのために愛子さまを叩く『女性セブン』の大嘘
(注2)皇位継承3位の親王とその姉を醜聞から庇い、愛子さまを叩く記事の検証
■佳子さまのICUズル合格を揃って祝福、不正の検証や批判はゼロ
■佳子さま中退で、雑誌は一斉に学習院バッシング。雅子さまのせいにする女性誌も。
■なぜ許される?秋篠宮家の凄すぎる特権(4:佳子さまの退学とAO入試について)
■皇室の性差別報道--愛子さまを執拗にストーカー、悠仁さま不登校は隠蔽

-------

小学館に送付した抗議書についてのご報告は、以上です。抗議書の後半部分(【2】当準備室に寄せられた抗議コメントの紹介)に、皆さまからご投稿いただいたコメントを収録し、紹介しています。この後半部分を含む抗議書全文(PDFファイル)を、当ブログからダウンロードできるように手配検討中ですので、少々お待ちくださいませ。また、小学館からなんらかの対応がありましたら、このトピックにて報告いたします。

抗議書の前文に記しましたように、今後も『女性セブン』『ポスト』において、理不尽な愛子さまバッシングが繰り返し継続される場合、そのペンの暴力を広く世界に訴える、新たな抗議手段を検討していきたいと思います。当ブログにて、皇室の偏向報道の検証にご参加いただいている皆さまにおかれましては、引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
コメント (31)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■検証:佳子さま「中退&不正... | トップ | ■検証:両陛下のパラオご訪問... »

31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です (speranza)
2015-02-01 10:02:59
意見の取りまとめ、ありがとうございます。

これで少しでも読者の厳しい目を意識してくれれば、と思います。
そしてねつ造記事が減ることを祈っています。
返信する
ありがとうございます (あぶらちゃん)
2015-02-01 11:13:57
意見をまとめて小学館に送付される作業、大変だったと思います。
感謝します。
少しでも報道のあり方を考え直すきっかけになってくれればいいのですが。

年が明けてからは、神田某の愚にもつかない雅子さまの歌叩きがあったくらいで、あとは佳子さま上げに注力しているようです。
ただ、既にかなり無理があるようなので、そうなった時にまた矛先を敬宮さまに向けるのではないかと危惧しています。
返信する
ご苦労様でした (昭和生まれ)
2015-02-01 11:20:57
素晴らしい文章だと思います。
お疲れさまでした。我々を代表して行動に移していただき、有難うございました。

でもどれだけ奴らの心に響くでしょうか。
最初は少しは感じたかもしれないジャーナリストの良心など、もう悪魔に売り払ったのです。
こんな嘘記事を書き続けて、自分でも信じ込んでしまったのでは。
イスラム国の連中と同じです。

虚しいけれど、やれることをやっていきましょう。
返信する
ありがとうございました (IJ)
2015-02-01 11:57:13
ここに集う人たちの魂の叫びを文章にまとめてくださり、本当にありがとうございました。
12月から1月にかけては行事も多く、色々と大変だったことと思います。このようなサイトを作ってくださっただけでもありがたいことですのに、わざわざお時間をとってくださった管理人様には心から感謝しております。

一人でも多くの人がこの文章を読んでくださいますように。
返信する
どうも有り難うございました ( Dianthus)
2015-02-01 14:17:02
サイトを運営するだけでも大変なのに、みんなの書き込みを編集して、小学館にご送付下さったこと、どうも有り難うございました。

これで、小学館も少しでも考えを改めてくれればよいと思います。
一日も早く皇室の偏向報道が正されて、皇太子ご一家の素晴らしさをそのままに報ずる日が戻って欲しいです。
返信する
ありがとうございました。 (かつての大学受験生)
2015-02-01 14:54:05
ブログ主様、抗議文の送付、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
愛子様だけを執拗にターゲットにして捏造してバッシングするような記事に対して、あちこちから相当なクレームが入ったのでしょうか、ここ最近は愛子様に関する不快な記事を見る機会がグッと少なくなり、安堵しています。その代わり、あの次男一家の次女に関する記事ばかりでウンザリしていましたが、愛子様(と同時にご両親の皇太子ご夫妻も)への悪意に満ちた記事を見るよりかは幾分マシなのかもしれません。しかし、ほとぼりが冷めたらまた愛子様バッシングが再開されるかもしれませんので、油断はできませんね。

ところでその次男一家の次女ですが、学習院の一部の元同級生らとともに会員制の高級(?)な店でドレスを着て成人祝いの二次会に参加したそうですね。その店は芸能人御用達でストリップ小屋の淫靡で猥雑な雰囲気をイメージした下品な店なんだとか。真の良家の子女はまず利用しない場所であり、皇族が行くような店ではないそうです。しかし佳子様は警備をまいて行ってしまったそうですよ。
佳子様のこういう行動こそ非難されるべきだと思います。もう成人していますし、自分の行動に責任をとるべき立場になりましたからね。
返信する
有難うございました。 (Unknown)
2015-02-01 16:33:48
もうずっと前からマスコミはおかしいと思ってきました。

私の場合、特に朝日新聞。
実家も婚家も朝日新聞を購読。新聞をじっくり読み込むのが日課の家で過ごした私は朝日新聞こそが社会や思索との繋がりでした。
それがやっぱり変と決定的に思い始めたのが、小泉内閣時代のイラクの人質事件の「自己責任」論。どうしてもマスコミに同調して人質をバッシングできませんでした。
いったん疑問を持って見返してみれば、この新聞、昔からおかしなことばかり…。今では朝日の記事を読みながら「そうだ、そうだ。」と肯いていた自分を深く恥じています。

週刊誌など、ずっと前から眉唾と思い、記事の内容なんぞはハナから信じてはいませんで、美容院に行った時の暇つぶしと割り切って読んでいました。それが、「こいつらのやり方は許せん」と思うに至ったのは、婚約解消騒動の時の宮沢りえバッシング。相撲界のスーパースターを擁護するために、たいした後ろ盾もない若い女性を寄って集って罵倒するやり方に心底憤りを感じました。

私は、どちらの時も憤りは感じても、それを抗議という形にすることはなく過ごしてしまいました。
イラクで人質になった方の中には若い女性もいましたが、善意を執拗なバッシングで潰され、帰国した時には自力で歩くのもやっとというように見えました。宮沢りえさんも一時は「自殺してしまうのではないか」と思うほど憔悴していました。
私は、この方々は、大変な時期を孤立無援で一人で耐えてきたのだと思い(ちょっとでも擁護した人にはすごいバッシングが浴びせられていたので)、ずっと長い間、何もできなかった自分を責めていました。心の中の棘のようでした。でも、最近、マスコミの報道には出なかったけれど、結構多くの人がバッシングに反対して支えてくれていたことを知り、少し救われたような気になりました。

皇太子ご一家へのバッシングは異常です。私の心の棘にビンビンきました。あの時と同じ臭いがします。
力のあるものに媚び、情や理ではなく、己の利にのみ忠実な、あの腐った不快で不吉な臭いです。
特に未成年の少女への理不尽な攻撃は私の我慢の限度を超えました。

小学校低学年の頃の活発でいかにも利発そうなお敬宮様の表情が、だんだん外には閉ざされたものになっている…。おそらく、自分やご両親へのバッシングが「自分が男の子ではない」ことが原因と聡明な宮さまはお考えになって傷ついているのではないか…、マスコミだけでなく世の中の人からも悪意を強くお感じになっているのではないか…、と考えると堪りませんでした。

マスコミは鬼です。きっとずっと昔から鬼です。これからも鬼であり続けるでしょう。
でも、どんなに微力でも「私はずっと宮様とご両親の味方です」とお伝えしたいと思いました。

管理人さま、私に意見を表明できる機会を与えてくださって、どうも有難うございました。
心から御礼申し上げます。

返信する
人の心を持たぬ者 (匿名)
2015-02-01 20:11:10
遂に人質が殺されてしまいました。
また名古屋ではまた「人を殺してみたかった」という理由で、殺人がありました。
家族友人がどんなに「彼はこんなに良い人です、助けてください」と訴えても、そもそもそんなことに感情が動くような心を持ってない人たちがいるのです。生まれ付きのサイコパスです。

極端なことを言うと、次々代の皇后の座を狙っている方も同類の人と思います。
自分の損得しか考えられない。
他人の気持ちを推し量り、痛みを想像することができない。
ニヤニヤしながら「私は上手くやってます」と言ってのけた時の衝撃は忘れられません。
そして皇位を横取りするために性選別しても妊娠してみせるど根性、これはまともな人間の出来る行為ではありません。

そして子どもたちも、そんな親を恥じるでも反面教師にするでもなく、親の生き方を踏襲している。
末のお子さんはそんなことに気づく知能もなさそう。
写真を見ているだけでもどんな人間か判る。
直に彼らを見ているジャーナリストが、不自然なまでに彼らばかりをヨイショしています。

何を書いても東宮家が訴えることはできない。人質にされることもない。安全圏に胡坐をかいて、嘘八百を垂れ流し続ける。
彼らこそ●されれば良いのに、と思ってしまいます。
過激な言葉をすみません。そのくらい腹が立っています。
返信する
ありがとうございます (田舎婆)
2015-02-01 21:54:27
良識あるブログと、不正義に対してきちんと抗議なさる態度に心から御礼申し上げます。名もなき、力もなき押し黙る国民の声をよくぞ取り上げてくださったと感謝の気持ちでいっぱいです。
返信する
ありがとうございました (山桃)
2015-02-01 22:12:37
管理人さま、とても大変な作業だったと思います。ほんとうにほんとうにありがとうございました。

嘘や欲にまみれた悪魔の心をもった者たちのこれほどまで酷い理不尽なバッシングにさらされても、東宮ご一家はいつも誠実で気高くあられました。

私たちの望む素晴らしい御代の到来を信じています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事