先日、友人とランチをしました。
私は、太郎が野球をやめるかもしれない・・、次郎の勉強が・・と悩んでいました。
が、友人の悩みはそれ以上です。
娘さんが脳出血で倒れ、右半身まひが残り、今もリハビリ中です。
次郎と同い年です。
どん底に突き落とされたような気持ちだったけれども、娘のために何かしなければ・・と奮い立ったそうです。
できる事を探すよりも、できない事を一つずつ克服していく。
これができたら、次これ・・という風に。
なので、最初は歩くこともできなかったのですが、何とか自力で歩けるまでに回復しました。
でも右手は動かすことができないので、やはり人の手が必要になるそうです。
学校の送り迎えは友人が毎日行っています。
特別学級ではなく普通学級に通っています。
なので、友達には普通にできてもその子にはできない事もたくさんあるそうです。
できない事を友達にお願いすることも多いそうです。
友人は、自問するそうです。
特別学級に入っていれば、こんな苦労はなかったのでは・・?
この子には、将来、自分のように「ランチに行こう!」と誘ってくれる友人ができるのだろうか・・?
できない事が多いこの子は、友人から疎まれていないだろうか・・?
その子に障害が残り、たくさんの気づきがあったそうです。
いろんな事に気づかされた・・けれど、その為の代償があまりにも大きすぎる・・と。
この子に重荷を背負わせてしまわなければ気づけないほどの事だったのか・・と。
重いですね・・。
私も親ですから、その気持ち、よくわかります。
そんな話を聞くと、私の悩みなんて、ちっぽけなものですよね。
人には乗り越えられない試練は与えられない・・と言いますが、娘に背負わせた試練がつらい・・と友人は言っていました。
私に与えられた試練とは・・?
私に気づかせるための試練?
感謝の気持ちが足りない?
考えさせられる事が多いです。
P.S
のびのびくう~。