稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

講演会「子どもの学びを支える学校図書館」大盛況!

2017-09-10 13:23:02 | 活動記録
予告しておりました鎌田和宏先生の講演会「子どもの学びを支える学校図書館」を去る9月3日、稲城市中央公民館ホールで開催しました。
初めての大規模講演会の主催で、みんとのメンバーはみんなどきどき!

新装なったばかりのホールには、髙橋勝浩稲城市長、全国学校図書館協議会理事長設楽様、教育委員長以下教育委員会の皆様、市内小中学校の校長先生方、それに市議会議員の方々などご来賓を多数お迎えし、
一般のご来場者を合わせると総数120名の大盛況となりました。
稲城市民だけでなく、埼玉や藤沢等、遠方からもお越しいただきました。これも皆さまのご支援のたまものです。

講演会前後には、隣接の中央公民館ロビーで展示もご覧いただきました。


まずご来賓の高橋市長から力強いご挨拶。
稲城市内の全公立小中学校に1名づつ、専任の学校図書館活性化推進員(学校司書)を配置するに至った経緯をご紹介いただきました。
はじめは配置の効果についていまひとつ懐疑的であったが、モデル校での成果を見て、
その髙い効果が確かめられたので、順次配置を拡大、当初10年の長期計画を前倒しして、
全校配置を実現されたとご説明がありました。


そしていよいよ鎌田先生の講演!
豊富な実践事例の紹介をいただきながら、学校図書館の運営体制や、
それをよりよく活用するためのポイントをわかりやすくご紹介いただきました。




次期学習指導要領の大幅な改訂をふまえ、
「学校図書館は、重要な教育インフラの一つであり、不断の整備充実が必要」
「成長する有機体として『人』の働きが重要」
「学校図書館担当者は無論、教員の研修が重要」

といったまとめをお話しされたあと、それら「全ては子どものために!」
という熱いメッセージをいただきました。

また、稲城の学校図書館活性化推進員の配置状況に触れられ、各校1名ずつ、生徒・児童が在校している時間帯には必ず推進員が配置されていて、
今後教員の方々とともに、学校図書館を活用した教育を行う上で、重要な基礎的な条件が備わっている点を高く評価
されました。

稲城市民のみんと一同、とても誇らしく感じたところです。
講演会終了後、高橋市長と鎌田先生が、固い握手を交わされていたのが印象に残りました。

最後に稲城市教育長小島様より、稲城の教育における学校図書館活性化推進員の配置や、
今後の学校図書館の一層の活用についてお話しいただきました。

鎌田先生、ご来賓のみなさま、そしてご来場者の皆様、お忙しい中お越しいただきありがとうございました。
そして今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

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