とってもきれいな空だったので景色の写真となります。
家路に帰るのか、たくさんのカモメが船の廻りを飛んで行きました。
いつも見ている横浜港とはまた違った風景でした。
しらせの名前になっている白瀬矗(のぶ)さんの紹介です。11歳の矗は、寺子屋の先生から「北極」の話を聞き、探検家を志します。先生は5つの戒め(酒を飲まない 煙草を吸わない 茶を飲まない 湯を飲まない 寒中でも火にあたらない)を守り、初志を貫けと教え、矗は、生涯この5つの戒めを実行したそうです。
北極探検は米国の探検家ピアリーが先に成功したので、目標を北極探検から南極探検へと180度転換することになります。 南極探検のために資金集めに奔走するのですが、政府が援助金を支給すると議会で決めたのに、そのお金は結局白瀬さんたちの手元には届かず、自力で資金集めをして、多額の借金もして南極に向かったそうです。
そういうチャレンジスピリットに共感してウエザーニュースが「しらせ」を守ったとの話しでした。この日は天気がとても良く、遠い富士山のシルエットも見ることが出来ました。めったに無いことらしく、とても美しい夕景が見られてラッキーでした。
公開当初は人気があってなかなか予約が取れなかったのですが、最近ではだいぶ余裕が出来たようです。春休みとかゴールデンウィークとかに行ってみるのもお勧めです。案内をしてくださった方もしらせ専門ではなく、普段の業務をこなしながら交替で案内役をしているそうです。とても熱い解説で予想以上に船にいる時間が長くなりました。天気を商売にするという、ベンチャー精神が白瀬隊長に結びつくとの話しも説得力がありました。貴重な体験談なども聞けて、無料で楽しめて大満足で横浜まで帰ってきました。
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