インチ記と褌

駄文をつらねた大変私的なドキュメンタリーブログ
※決して役には立ちません。

スペイン③

2008-03-30 | ヨーロッパ放浪記

12月8日
バルセロナから列車で約2時間かけてフィゲラスへショートリップ。
フィゲラスにはダリ美術館があり、入館料は少し高めですがその分館内では写真撮り放題。
展示物は絵画だけ納まらず立体、宝石、さらには建物自体がダリの作品です。
人は多目ですが面白い作品が沢山あるので時間をかけて鑑賞する事をオススメします。



 クロワッサンの立体がびっしりな外観

 



 近くにはこんなオブジェも


YHへ帰る途中、バルセロナ駅で次の目的地マドリッドまでの切符を予約。
地下鉄へ乗りYHへ帰ろうとしたところちょっとしたトラブルにあいました。
ホームまで通路を歩いているとたまに私のリュックに人が当たる感触が。
通路がかなり混雑してるのであれば後ろの人が当たるのもわかるけど、
通路はそこまで混雑していない。
故意かどうかわからなかったが、怪しかったので相方に止まるよう指示。
すると後ろを歩いていた男は何事も無くそのまま歩いていき、
改札の前で男と合流し談笑しながらホームへ。
勘違いかと思い私たちもホームへ。
ホームにいるその男を用心深く警戒し離れた場所で電車を待つ事に。
ホームに電車が入ってきて扉が開いた瞬間、
今までバラバラだったのにホームのあちこちから5人の男が集まり囲まれました。
相方が私のリュックに1人の男の手がかかっているのを見つけ声をあげ、
私も後ろを振り返ると今度は相方のカバンに手を入れようとしていました。
扉を入ったすぐ横あたりでお互い面と向かって軽く声を出し威嚇しあい、
その後5人とも電車を降りていきました。
ほんの30秒程の出来事です。

スペインでは日本人は狙われやすく、手口も他の国に比べかなり強引です。
駅や繁華街には驚くほど警官やセキュリティがいるのも頷けます。
他の国もですが特にスペイン観光は手ぶらをオススメします。
私も普段は手ぶらでしたが、この日だけはお昼ごはんのサンドイッチを持っていくのに(笑)
リュックをしょっていました。
ボロボロで日本人の価値観では明らかに襲わなそうな格好でも、
日本人というだけで被害にあったりします。
ちなみにリュックの中身は空、当然現金は最低限の額をポケットに入れ
財布にチェーンを着けポケットに手を突っ込んで歩くぐらいで丁度良いです。



12月9日
午前中にガウディ作のカサミラ、カサパトリョを観光。

 

何気なく歩いている歩道のタイルさえもガウディの作品だったりします。



午後は相方の体調不良の為ホテルで雑用を片付ける。
日曜日なので閉まっている店も多く丁度良い休養になった。
スペイン産のワインとサングリアで夕食を食べた。



12月10日
午前中はコロニア・グエル教会を観光。
今まで沢山の教会を見てきたがガウディ作のこの教会は一味も二味も違う。
外観はあまり大きくないが曲線で特異な形をしていて、
中はステンドグラスの光が入り椅子まで独特のデザインである。
残念ながらこの教会は館内撮影禁止なのでお気をつけください。

 





 十字架だって独特


午後はサン・パウ病院を観光。
カタルーニャ音楽堂と共に世界遺産に指定されている現役の病院だ。
広い敷地に到底病院とは思えない建物が建っている。
また複数ある塔同士は地下通路で全部繋がっているらしい。

 正面入り口

 こんな塔がいっぱい

夕食時に日本人2人とあった。
1人は世界一周中、もう1人はヨーロッパは6度目というヘビーバックパッカーだ。
旅中に世界一周中の日本人に会うのは初めてお酒を飲みながら楽しく話した。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (saori)
2008-03-30 19:07:29
スペイン映画好きだからスペイン行ってみたいと思ったけど、めちゃ怖そうだね。
本場のサングリア飲みたーい
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Unknown (プル)
2008-03-30 21:39:35
スペインはオススメの国ですよ。
犯罪の手口も例外なく情熱的ですが(笑)基本さえ守れば大丈夫。
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