前回
流局テンパイでオープンされた親の手は混一色。二ファンしばりを避けるためとった行動、しかも流れのせいでツモがいいから全く鳴かずで作っている。
本人の気持ちを読むに「流れもツモも自分にある。デカイ手を上がって一発箱」と勝ちは当然、どう最後をキメるかというところだろう。
しかしよく考えてほしい。勝ちがほぼ決定している親、極端に言えば安い手にわざと振り込んで終わらせても勝ちな訳だ。
!
ここが盲点なんだ!あまりにも調子がいいため場を全くみていない!!
こうなれば狙う手は1つ、役満だ。
南四局六本場(二ファン縛り)
オープンしたワタクシの手は・・・やはりあがいて手を作ろうとしてきた分、余計に配牌が悪くなってやがる。一九字牌を集めるんだ。
ツモ14順目・・・国士無双テンパイまであと二牌。まだ山の中に牌は眠っている。意地でもツモるんだ。
ツモ16順目・・・国士無双テンパイまであと一牌。届け!
ツモ17順目・・・国士無双テンパイ白待
既に残りの二人にはバレバレ、前半に真ん中を後半に一九字牌を切っている。
しかし手を大きくしようと必死な親は確実に場を見ていない!
そしてテンパイの直後
ロン!
国士無双白待 役満 三万二千点
直撃だ!
親にとっては意外だろうが、他の三人の顔には当然の結果と書いてあるようにワタクシには見えた。
後で他人の牌をオープンして分かったことだが、三人とも国士無双を狙っていた(笑)お互い敬遠しあって一九字牌を捨てなかったまた後半に来て捨てれなくなった結果こうなったのだろう。
そして親の手牌はマンズ12牌と片割れの白1牌だった。
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