山口放浪記：ドラゴンと聖水とワタクシ

９月２日、ワタクシは相変わらず友達の運転する車の助手席にどっしりと腰を下ろし、観光と洒落込んだのであります。脳内では何時しか観光がドラクエばりの壮大な冒険に代わり、目指すは聖水（ホントは日本の名水百選）が沸いているという弁天池へ向かうのでありました。目的地の名前がちょいと雰囲気ぶち壊しではありますが、そこは脳内、なんとでもなれ！

しばらくモンスターなんぞ現れない田んぼだらけの道を走っていると、ワタクシの眼前に巨大なドラゴンこと、謎の橋（のようなもの）が現れたのであります。
（クリックすると遠くから。）
今までモンスターのいない保護区を旅してきた勇者こと助手席のお荷物のワタクシは、当然経験値０、レベル１であり逃げるしかありません。車で下をブーンっとな。

さて、出発から２時間ほど経ったでしょうか、目的地に着いたワタクシは目を疑うのでありました。
（！）
（真実の鏡）
（エメラルディー）
波一つなく、景色をピシっと写した弁天池はまるで鏡のようで、すばらしいぐらいのエメラルドグリーン。自然の美に感動し全身で聖水を吸収したくなったアホは水浴びをしようと飛び込もうとした瞬間、『入るべからず！飲料水です』の看板にふと我に返るのでした。

冒険終了ー。

池の横にあった水飲み場で飲んだ水は大変冷たく美味しかったです。