クッキーちゃん その２ ・・・ 絶句 ・・・

１週間後、またクッキーちゃんに会いに行った
玄関先で寝ていたので床ずれが気になって
あとりえｍｅで販売している(ネットでは売っていない)
介護用のおふとんを使ってもらおうと思って。

Ｈさんの家に着くと、お手製のベルトにお尻を吊り下げられるようにして
クッキーちゃんが外に出てきたところだった
(余談だけれど、動物は年をとると後ろ足から弱る
歩けなくても外に出たがるわんこがいるので
お散歩用のお尻を持ち上げる太いベルト状グッズが市販されている)



クッキーちゃんはほとんど寝たきりだと思っていたので
立った、立った、クララが立ったわ～
(そうそう、クッキーちゃんは女の子)
って、感激するところだったが
その姿を見て

言葉を失った・・・




先週、うちにきた後
傷口からうじがわき、なんとかしなければと考えていたところ
上牧にあるコーナンにペットを洗うコーナーがあると聞き
(イメージしていたところとは少し違っていたみたい)
とにかく洗って動物病院に連れて行ったら
広がったらたいへんなので、毛を刈られたそうだ

皮膚が見えているだけでも痛々しいけど
それよりもまさに骨に皮が張り付いている状態に言葉を失った


あらためてお話を聞くと、保護したのは最近ではなくて３ヶ月前
以前から弱っているような感じだったけれど
その日は雨に打たれていて、いつもと様子が違っていて
このままだと確実に死ぬといてもたってもいられなくなったそうだ

その後、病院に連れて行ったりしてなんとか持ちこたえ
この夏の暑さも乗り越えたし、食欲もあるそうだ
それでもこんなに痩せていて、長期間つながれっぱなしだったため
足の筋肉が全然ない
だから歩けないんだろね

Ｈさんは
辛そうに啼くクッキーちゃんを見ると
あのまま逝かせてあげたほうがよかったのかも・・・と何回も思った、とか。
けれど、近所の人やいろんな人が気にかけてくれて
人と人をつなげてくれたりして、いいこともありますよって。

そして
飼い主って方も挨拶とお礼に来られたそうだ
事情があって、世話することができなくなったらしい
そのへんのことは双方でお話がついている？のか
Ｈさんがそのまま預かっている

Ｈさんは何も(非難めいたことととか)言われないので
第三者の私がどうこう言える立場ではないけれど
事情があってもこんなになる前に何か方法は・・・
最悪の事態を回避したらこうなった？
複雑な思いでいっぱいの今日この頃

このごろクッキーちゃんは、えさちょうだ～いとか甘えるんだって
厳しい環境で過ごしてきたけれど、体は不自由になったけれど
Ｈさんに出会えてよかったね