She knocked me insensible. 彼女は私を気絶させた Knock on the door when you want me! 私に用がある時はドアをノックしなさい!
[PART 1] knock around[about] KEY WORD 「円周」 【POINT】 「さまよい歩く、放浪する」 「こぶしで殴る、虐待する」 He knocked about all over the world. 彼は世界中を放浪した
[PART 2] knock down KEY WORD 「下方」 【POINT】 「競売で売る」 「ノックダウンする、解体する」 「殴り倒す」「(船を)横倒しにする、転覆させる」 A lot of old houses will be knocked down. 古い家が取り壊されるだろう
[PART 4] knock out KEY WORD 「範囲外」 【POINT】 「ノックアウトする、KOする」 「(殴ったり、打ったりして)気絶させる」 I knocked Bill out in the fifth round. 私は5ラウンドでビルをノックアウトした
【be動詞フレーズ5段活用】 受身形 be knocked down 「取り壊される」 ============================= (1)(am, are is) knocked down 現在受身形 (2) (was, were) knocked down 過去受身形 (3)be knocked down 未来受身形 ※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。 (4)being knocked down 受身進行形 動名詞 ※進行形になり。動名詞になる。 (5) been knocked down 現在完了受身形 ※完 了形で使われる。 ============================
[応用編] 第3章 英語を拡大する英語の3つの 動的表現を使いこなす!! ~非時制3つの動詞フレーズは英語を動的に 表現するための道具だ~ ●ひとまとまり行為・状態論ということ 私たちは、学校時代、次のような説明をいやというほど聞きました。またこれは TOEIC試験用などの文法書もまったく同じです。 「命令文は動詞の原形で始まる」 「助動詞は動詞の原形をとる」 「to+動詞の原形をto不定詞と言う」 「toのない不定詞を原形不定詞と言う」 文法だけを振りかざして、文法用語ばかりが増え、そればかりか英語の簡単なしく みをパラパにしてしまった罪は大きいと思います。 例えば、このような視点から以下の英文を見ると動詞の変化ばかりに気を取られることになります。しかもその動詞変化が正しいかどうかの判定がテストに登場しま す。つまり「英語を話す」というひとまとまりの行為が無視される、これが学校英 語が英語音痴を作り出している原因の一つです。 あるいはTOEIC試験などで高得点 をとっても英語が話せない原因とも言えるでしょう。 Speak English. Do you speak English? I don't want to speak English. Let me speak English. 本来「英語を話す」とか「野球をする」、あるいは「散歩する」というひとまとま りの行為をどのように実際の場面や状況に応じて表現できるか、これがことばの学 習の基本にあるべきです。だから学習時間に応じてことばが自然に定着・蓄積して いくことになります。 もう一度、英語も人間の言葉だと言う視点で見直してみま しょう。 ● 動的な表現をするにはどうしても動詞フレーズが欠かせない 「あなたのご趣味は何ですか?」と聞かれた場合、「野球ですよ」と答える人もい るでしょう。 What is your hobby? My hobby is baseball. でも、これだけでは「野球をする」のが趣味か、「野球の試合を見る」のが好き か、あるいは「テレビで見る」のが好きかまでは表現していません。 My hobby is to play baseball. My hobby is to watch a baseball game. My hobby is to watch baseball on TV. このような表現で活躍するのが動詞フレーズなのであり、もう一つは表現したい名 詞がなければ、あるいは知らない場合に動詞フレーズを使うことも必要なのです。 My hobby is photography. 私の趣味は写真です My hobby is to take photographs. 私の趣味は写真を撮ることです ●ネイティブの頭の中には5つの動詞フレーズの回路が組み込まれている 日本語でも同じですが、たいていの場合言葉というものは「単なる動詞だけの変 化」ではなく、「他のことばと結びついたフレーズ(意味ある単位)」で使われるものです。 ●動詞フレーズは変化はたった5つ! 【be動詞フレーズ5段活用】 進行形 be walking「歩いている」 ============================= (1) (am, are, is) walking 現在形動詞フレーズ (2) (was, were) walking 過去形動詞フレーズ ※過去形の肯定形のみで使われる。 (3) be walking 原形動詞フレーズ ※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。 (4) being walking ing形動詞フレーズ ※原則として進行形はし、現在分詞や動名詞で使われる。 (5) been walkinged形動詞フレーズ ※完了形で使われる。 =============================
【一般動詞フレーズ5段活用】 take a walk「散歩する」 ============================= (1) take(s) a walk 現在形動詞フレーズ ※現在形の肯定形のみで使われる。 (2) took a walk 過去形動詞フレーズ ※過去形の肯定形のみで使われる。 (3) take a walk 原形動詞フレーズ ※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。 (4) taking a walk ing形動詞フレーズ ※進行形や動名詞で使われる。 (5) taken a walked形動詞フレーズ ※完了形で使われる。 =============================
[1]原形動詞フレーズをVO感覚で使って ●その1情緒動詞と原形動詞フレーズとの結びつき 以下のような動詞を私は情緒動詞と呼んでいる。ちなみにこれらは教育文法では助動詞として呼ばれているが、これでは何か文字通り「動詞を助ける」働きといったイメージしかわかないので、敢えて私はこう呼んでい る。情緒動詞は英語文法の Modal Verbsの日本語訳だ。つまり教育文法では常に<助動詞+動詞>ととらえているが、これは英 語の発想から言えば、間違っている。 英語発想では、Do youやWill youの フレーズ(ファンクションフレーズ)と、like dogsやdrink milkの動詞フ レーズとは完全に分離しているのだ。 Do you like dogs? 犬が好きなの? Yes, I do like dogs?. Will you drink milk? (これから)ミルクを飲むの? Yes, I will drink milk. <情緒動詞の例> will - would、shall - should、may - might、can - could、must, etc. これら情緒動詞は、主体(主語)と一緒になって ファンクションフレー ズを作り上げ、原形動詞フレーズを導く。たとえば、I will は、「自分が (これから)~するつもりだ、~だろう」との宣言、そしてその内容を原 形動詞フレーズで説明するといった具合となる。 情緒動詞は後ろにnotをつけて否定形に、また主語の前において疑問形 になることは言うまでもない。 ちなみに情緒動詞が過去形(上の例のそれぞれ右のもの)になると仮定的な意味を含み、その分ていねいな表現となることを知っておくといいと 思う。 これら情緒動詞の様々な意味はPART4で説明することにして、ここでは willとshallによる未来形の文例を見ていただきたい。
【今日の学習】 ネイティブの子どもは どのようにして表現を拡大するか? ~5つの動詞フレーズを使って~ 動詞フレーズを使いこなす 1 ●単に動詞の変化だけで生きた英語が見えてこない CHAPTER0 動詞フレーズを使いこなす CHAPTER1 原形動詞フレーズを使いこなす ネイティブは助動詞や不定詞をどうとらえているか? 【イメトレNo.41】 原形動詞フレーズを導くファンクションフレーズ(1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「イメトレ英語学習法」での、ネイティブによる音声はまず動詞フレーズを読み上げ、次に完成文を読みあげている. 例 be angry → Lucy will be angry. (1) Lucy will be angry. ルーシーは怒るだろう (2) I shall be glad to do what I can. 私は喜んでできるかぎりのことをいたします (3) 明日は晴れるでしょう (4) 今夜あなたはお暇ですか? (5) それはおもしろいことになるでしょう (6) 彼女はまた遅れるでしょう (7) いつ都合がいいですか? (8) 私は決してあなたとあなたの家族のことを忘れません (9)あなたの夢は実現するでしょう (10) 私はあなたに夕食をおごるつもりです ※ (1)から(7)までの用例は、be動詞を使ったもの。be動詞の原形はbeだ。 また(2)と(8)のshallは、「きっと~する」とwillよりも強い意味となる。 未来形には、「~するつもりだ」と意思を表す場合と、単純に「でしょう」となる場合 がある。 (11) あなた方にタクシーを呼びましょう (12) あなた、風邪をひくよ (13) 喜んでお伺いします (14) 私は今度の誕生日で17歳になります (15) 私は(これから)裏切りません (16) 私があなたを迎えに駅に行きます (17) 私は5分したら戻ってきます (18) 私が喜んでそれをいたします (19) 私たちは離婚するつもりです。 (20) 必要なら、(これから)私が君と一緒に行きます ※ (13)のcomeは、「出現する」という意味。相手のところに「出現する」ということ は,日本語では「行く」ということになる。 CHAPTER2 ing形動詞フレーズを使いこなす ネイティブは進行形や動名詞をどうとらえているか? CHAPTER3 ed形動詞フレーズを使いこなす ネイティブは受身形や完了形をどうとらえているか? CHAPTER4 現在形・過去形動詞フレーズを使いこなす ネイティブは現在形や過去形をどうとらえているか?