メディカル・ヘルスケア☆いのべーしょん

医療と健康(ヘルスケア)融合領域におけるイノベーションを考察するブログ

ランニングは新しい自分を獲得すること

2010-11-02 23:33:51 | Runnig

 空前のランニングブームである。

 以前、ジョギングがブームとなったことがあるが、発作などを誘発するなどという理由からいつのまにかしぼんでしまった。なぜここにきてまたブームなのだろうか。
 ブームなどどうでもよいし、大会にエントリーしようにもすぐに申込多数で締切になってしまうのははっきり言って迷惑ですらある。

 走ることは今でもあまり好きではないし、やはり長距離を走るのは辛い。今だにお金を払って大会に出て辛い思いして走るのは理解しづらい面があるし、走っているその時に楽しいと感じることはまれである。
 ただ一つ言えることは、走った後は体調がよいし、特に次の日はすこぶる調子がよい。走った日は疲労するから睡眠が深くなるのかもしれない。あるいはズボンが少し緩くなった気がして気持ちがよい。いずれにしても本能的に身体に良いことを感じ取っているから、走ろうと思うのかもしれない。

 フルマラソン挑戦まで一カ月をきった。先月の走行距離は150キロ。しかしながら最長距離は22キロどまりである。どうも2時間を過ぎると息は上がってないが、足がしんどくなり気持ちが萎えてくる。30キロは走っておきたいが、、、

 一つ感じたことがある。20キロを一度走るとそれまで大変だった10キロが非常に楽に思え、2回目に20キロを走ると最初に20キロ走った時よりも余力が残っている。初めて10キロ走った時も似たような感覚をもった。それまでは3キロだってしんどかった。身体が慣れてくるのか、考え方が変わるのか。

 マラソン以外に通じることでもあるが、未経験のものを経験すると、それまでの最高だったものが大したことなく感じられ、それほど難儀でなくなる。これはある意味すごいことである。慣れとは怖いものであるが、見方を変えれば、いま大変と感じていることも、それよりも高い、大変なものを経験すれば、大変と感じなくなるに違いない。