長男の担任の先生いわく、剣道部はこの度全滅だったそうで・・・。(インフル)
先週末の他校での錬成会で何かが起きたんでしょうな・・・。
私はとにかく体がだるくて、これはインフルにうつりかけなのか単に更年期なのか、
普段だったら朝体調が悪くても仕事に行けば気が紛れていつのまにか治るのに、
ほんましんどいわ・・・運動不足もあるのかな・・・・
近所のじいさん達のように仕方なくたろうを散歩に連れ出すしか・・・・oh・・・(涙)
ところでですよ!
せっかくこれだけ時間があるからと思ってレポートの再提出を見直そうと思ってんけど、
これほんまどうやって手つけるの?
私の提出したレポートと共に、下に先生からの恐ろしく長いダメだしをのせる。
5710 情報資源組織論 ['13-'15]
設題:カード目録の構成要素について、その概要を次の4項目に区分して述べてください。
1.記述(書誌記述) 2.標目 3.標目指示 4.所在記号
また、日本十進分類法(NDC)の特徴について説明してください。
ココから↓
まず、カード目録の4つの構成要素について概要を述べる。
1.記述(書誌記述)
記述とは、カードの中心部にあり、タイトル・責任表示・出版・形態などの様々な書誌的事項を記した部分である。記述の目的は、求める資料と検索した資料とが同じかどうかを確認したり、同じ著作の諸版を区別するなどの同定識別を出来るようにすることにある。加えて、記述対象の内容や範囲の指示、他の資料との書誌的関係の指示、および入手条件の指示といった目的も含まれる。記述は資料の代替物となるものであるため、表題紙・奥付・表紙といった情報源にある表記を出来る限り忠実な形で記録しなければならない。
2.標目
標目とは、記述の上部に記した検索用の見出しのことである。その排列位置を決定する第一要素には、タイトル、著者、件名、分類があり、個々の図書館で編成する目的に対応してカードを作成する。同一著者によるものや同一主題のものを集中させるために、統制された統一標目を用い、同時に排他性を実現するために、同名異人に生没年等の付記事項を加えるなど、区別の手がかりとなるものが記される。標目として設定されている限りにおいては、すべてが同じ価値を持ち、検索上においては同列となる意義を重視しなくてはならない。これを「標目の等価性」という。
3.標目指示
標目指示とは、記述の下部に目録作業者用に指示を記したものである。対象資料が必要とする各種の標目が一覧出来るように記されており、この指示に基づいて作業者は目録記入の冒頭に標目を記載する。目録作業者は、カード目録を作成する際まず標目のないカード目録を作成し、アクセス・ポイントとすべき事項の数だけ標目を付して排列する。標目指示は、目録のメンテナンス作業においても重要な役割を果たし、除籍(廃棄)作業時には当該資料に関する記入や排列を確認出来、全ての目録記入を除去する手がかりになる。
4.所在記号
所在記号とは、資料の背や目録記入に記載することで、書架上にある特定資料の検索や、所在の配架位置からの出納を迅速かつ正確にするためのものである。基本的には分類記号・図書記号・補助記号から構成される。所在記号は、一般的には主題分類をベースに振り分けられ、これにより図書館の資料の位置(所在)が判明する。数館の蔵書を対象とする総合目録の場合は、資料の所蔵館を示す情報も記される。図書館が閉架方式が主流だった時代には請求記号と呼ばれていたが、現在主流である自由開架方式の普及に伴い、所在記号という名称に置き換えられつつある。
次に、日本十進分類法(NDC)について述べる。日本の標準分類表として定着しており、全国的にあらゆる館種で採用されている。 NDCの一般的な特徴は、「列挙型分類表」であること、アラビア数字のみを使用した純粋記号法を採用し、の展開に「十進記号法」を採用していることである。列挙型分類表と十進記号法についてさらに詳しく述べたい。
1.列挙型分類表
列挙型分類表とは、主題を表す分類項目をあらかじめ分類表中に列挙しておき、その中から資料の主題に対する分類項目を選び、そこに分類することを基本とした方法である。主類の分類の設定とその排列については、カッターの展開分類法に依拠している。第1次区分では、あらゆる文献・資料の扱う情報・知識を9区分し、それらに含まれないものと、二つ以上の区分を含むものを「総記」的な区分として設定する。第2次区分は、第1次区分の中の一つの区分肢をさらに9区分し、同じく9区分に含まれないものと、二つ以上の区分にわたるものを10番目の区分とする。以下、同様の考え方で区分が下がってゆく。
2.十進記号法
十進記号法とは、第1次区分(類目標)において、あらゆる情報資源の扱う情報・知識を9区分し、それらに含まれないものと、二つ以上の区分を含むものを「総記」として0に設定する方法である。第2次区分(綱目表)は、第1次区分の中の一つの区分肢をさらに9区分し、同じく9区分に含まれないものと、二つ以上の区分にわたるものを0とする。同様の考え方でさらに分けたものが第3次区分(要目表)で、第1次から第3次区分表は要約表と言われる。第4次区分以降は細目表によってそれぞれの主題に応じて展開される。細目表は全ての分類項目を網羅しており、これにより分類記号が確定する。また、十進記号法には次のような長所と短所が指摘されている。長所は、単純明快で体系が理解しやすく、順次階層化出来るため展開可能性が高い点である。また、日本の図書館の所蔵する資料に適合した構成となっているため、普及率が高く、複数の図書館を利用する際にも迷うことが少ない。短所は、全てを9区分するという点で無理が生じざるをえない点である。また、経済と商業・交通・通信、生経済と工業・産業が分離している点が問題だとする指摘もある。
講評
<全体を通して>
複数の参考図書や関連情報をもとに、まとめておられます。
箇条書きにすると、前後の文章のつながりがなく細切れになってしまうため、工夫をする必要があります。例)まとめとして、どのようなことがわかったかを明確にする
いくつかテキストの影響が感じられる文章が見られるのも、気になりました。テキストの抜き写しではいけません。また、単に言い回しを変えれば良いと言うものでもありません。
行番号:18-19,24-25
同じような内容の文の繰り返しも避けたい! 行番号:38-39と43-44
の他、いくつか改善すべき点があります。以下のコメントも参照してください。
結論部分も重要です。
★指摘した部分の修正をお願いします。
<レポート作成における留意点>
①前おき部分[「序論」もしくは「はじめに」]⇒何故、このテーマを取り上げるのか明確にすると尚良い
②本論部分⇒出来るだけ自分の言葉で要点をわかりやすくまとめる(文章すべてがテキストの丸写しにならないように!)
③結論部分[「結論」もしくは「おわりに」]⇒本論で得た情報をもとに、結果として何を学んだのか明確にする(「カード目録」と「NDC」についてのマトメ+自己の私見)
<カード目録について>
解答のポイント:目録カードの記載位置、構成要素の意味、活用目的に集中して論述する。
※テキストと内容が似ているところがあります。
「カード」の記載内容や記載方法(記入方式も含む)についての詳細な説明は控えめに!
標目-①「標目」の種類、②各標目は、どんな検索に用いられているのか(テキストp.35,20-21を参照)、③”典拠コントロール”という用語について、着目してください。
標目指示-おもに誰のために役立つものか明確に!
所在記号-構成された記号について、簡単な説明があれば尚良い!(テキストp.105を参照してください)
<NDCの特徴について>
解答のポイント:長所と短所に集中して論述する。
ヒント-①数字(0~9)の与え方、②十進記号法の特徴、③列挙型分類法の特徴、④補助表の役割
特に、十進記号法と列挙型分類法、それぞれの特徴(長所と短所)を明確に!
53行 短所は、全てを9区分するという点で無理が生じざるをえない点である。
>> 「十進記号法の問題点」については、テキストp.86-87を参照してください。その対応策と、結果としてどんな問題が生じるのか明確に!
※ >>印は、コメント文とする。
以上、よろしくお願いします。
総評: 再提出
・・・・・・・・・
よろしくお願いしますとちゃうわ!!
「テキストの影響が感じられる文章が見られるのも、気になりました」って・・・
そらあんた、テキストから問題出されてるからやないか!!!
テキスト見たらあかんのかい!!
これでも参考文献と照らし合わせながら他の言い回しになるよう気をつかった方やのに・・・・・・・・。
もうしらん。